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　このほどORICON STYLEでは、10代〜40代の男女を対象に『今年最もブレイクしたと思う俳優・女優』についてアンケート調査を実施。各首位には、今夏放送されたドラマ『マルモのおきて』（フジテレビ系）で話題を集めた【鈴木福】と【芦田愛菜】の“マルモリ”コンビが選ばれた。子役ながらも大人顔負けの名演技で多くの人々に笑顔と涙を提供した2人は、同作の主題歌となった“薫と友樹、たまにムック。”名義のシングルCDも大ヒットを記録。今年のエンタメ界を大きく牽引する活躍ぶりに称賛の声が寄せられた。

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　これまでにも多数の映画やドラマに出演してきた鈴木と芦田は、ともに7歳ながら“役者”として確かな経験を積んできた。人気が爆発したドラマ『マルモ〜』では、親を失った双子の姉弟を魅力的に演じて視聴者の心をガッチリ掴み、エンディングでのキュートな“マルモリダンス”は多くの運動会などで踊られるなど、まさに社会現象となった。平均視聴率（ビデオリサーチ調べ・関東地区）は、初回11.6％から右肩上がりで数字を伸ばし、最終回では23.9％を記録。一大ブームを象徴するように「マルマル、モリモリ」は、今年の『新語・流行語大賞』の候補語にも選ばれた。

　その活動の舞台は広がるばかりで、鈴木は現在、人気アニメ初の実写化となるドラマ『妖怪人間ベム』（日本テレビ系）で好演しているほか、公開中のアニメ映画『ハッピーフィート2　踊るペンギン レスキュー隊』では、洋画の日本語吹替えに初挑戦。芦田は、放送中のドラマ『南極大陸』（TBS系）で女優としてはもちろん、歌手や番組MCとしても多忙を極めている。無限の可能性を秘めた2人には「成長が楽しみですよね」（新潟県／40代／女性）との声が多く、さらなる飛躍が注目されている。

　「俳優」部門2位に選ばれたのは【向井理】。NHK大河『江〜姫たちの戦国〜』では徳川二代将軍・秀忠を、映画『パラダイス・キス』では有望なファッションデザイナーを演じ、演技の幅を見せたことで支持を得た。3位は、主演映画『アントキノイノチ』が海外でも高い評価を受けた【岡田将生】。34歳と最高齢でTOP10入りしたのは、昨年出演したドラマ『セカンド バージン』（NHK）が映画化され、注目を集めた【長谷川博己】（7位）。今年は『鈴木先生』（テレビ東京系）でドラマ初主演、現在高視聴率をキープする『家政婦のミタ』（日本テレビ系）でも存在感を示しており、期待を寄せる声が多い。

　一方、「女優」部門2位には、今春『アスコーマーチ』（テレビ朝日系）で連ドラ初主演を果たした17歳の【武井咲】が登場。来年はNHK大河『平清盛』や、映画『るろうに剣心　―明治剣客浪漫譚―』など話題作への出演が控えており、今後の展開から目が離せない。7位には、今年1月クールの月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』（フジテレビ系）で本格女優デビューを果たした【剛力彩芽】。9位には、NHK朝ドラ『カーネーション』に出演中の【尾野真千子】がランクインし、日本のファッションデザイナーの草分けとなったヒロイン・小原糸子の波乱万丈の人生を力強く演じたことで高評価を得た。

　2011年を演技で盛り上げた華やかな顔ぶれが出揃うなか、7歳の名子役たちが仲良く“1等賞”に輝いた今回のランキング。世の中を席巻した“子役ブーム”は続いていくのか？ また、その人気に待ったをかけるとしたら一体誰なのか!?　新年を前に、早くも関心が高まるばかりだ。

【調査概要】
調査時期：2011年11月25日（金）〜11月29日（火）
調査対象：合計1000名（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女）
調査地域：全国
調査方法：インターネット調査

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