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キムタク『南極大陸』初回平均視聴率22.2%、瞬間最高25.5%の好発進

 きのう16日からスタートした人気グループSMAP木村拓哉主演の新ドラマ『南極大陸』(毎週日曜 後9:00〜TBS系)の初回平均視聴率が22.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。昭和30年代を舞台に、敗戦国の汚名返上をかけ、南極観測に挑んだ男たちと樺太犬の姿を熱く描く同作。今年、民放の連続ドラマで初回20%を超えたのは同枠の春ドラマ『JIN-仁-』のみ。瞬間最高視聴率も25.5%をマークし、好調な滑り出しとなった。

【場面写真】新ドラマ「日曜劇場 南極大陸」より

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 物語は、戦後10年を過ぎた昭和30年代の日本。意地とプライドを取り戻すため、世界が注目する「南極観測」に名乗りを上げる。しかし、主人公・倉持(木村)たちが実現に向け尽力するなか、国や企業は南極観測への資金援助に後ろ向きの姿勢をとるなど、南極への道は難航を極めていく。初回は123分の拡大版で、日本の昭和史に名を残す本田技研工業の創業者・本田宗一郎も登場し、南極観測が「国際社会復帰の一大プロジェクト」へと発展した経緯を熱く展開。実際に観測船として使用された「宗谷(そうや)」の姿など、迫力あるシーンで視聴者の心を捉えた。

 ヒロインには綾瀬はるか、同じ観測隊員には堺雅人、そして来年6月に歌舞伎役者として初舞台を踏む香川照之など、開局60周年記念作にふさわしい豪華なキャスト陣が集結。事前の『秋ドラマ期待度』(ORICON STYLE調べ)では堂々の3位を獲得していた同作だが、その期待値を上回っての好スタート。2011年の下半期を象徴する作品の1つとなりそうだ。

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