女優の鈴木杏らが13日、東京・渋谷のパルコ劇場で行われたつかこうへいさんの追悼公演『新・幕末純情伝〜女、恋に狂わば、歴史を覆す!〜』の公開ゲネプロ後に報道陣のインタビューに応じた。新撰組の沖田総司が実は女だったという独特な着想で、数々の共演者に胸を揉まれるなど、官能シーンに体当たりで挑んだ鈴木は「私の体はおもちゃじゃないぞと思ってるんですけど、まぁ、お芝居ですからね〜」と苦笑した。 昨年7月10日に62歳で亡くなった劇作家・つかこうへいさんの代表作ともいえる同舞台。つかさんの作品に初めて挑戦する鈴木は「この出会いは大きい。つかさんのセリフってキレイだし、愛情がこもってて一つひとつ大事。つかさんの言葉をしっかり伝えることを頑張って、名に恥じぬように務めたい」と気を引き締めた。
2011/09/13