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米倉涼子、“正義”の賞金稼ぎ役に挑む

 女優の米倉涼子が、10月スタートの新ドラマ『HUNTER 〜その女たち、賞金稼ぎ〜』(毎週火曜 後10:00 関西テレビ・フジテレビ系)で主演し、白黒つけないと気が済まない“正義の味方”の賞金稼ぎ役を演じることが1日、わかった。米倉は、初めて演じる個性的な役柄にも「これまで演じてきた役とは違うタイプの役作りになりそうで、予測の立たなさと期待とを同時に感じています」と熱く意気込む。

女性バウンティハンターを演じる米倉涼子が指名手配犯を追い詰める (C)関西テレビ

女性バウンティハンターを演じる米倉涼子が指名手配犯を追い詰める (C)関西テレビ

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 警察庁が捜査の上での幅広い情報提供の活性化を目的に、2007年5月から導入した逃亡中の重要犯罪人に賞金をかける制度“捜査特別報奨金制度”。同制度の施行前にも被害者遺族が犯人逮捕のため私的に賞金をかけることが多くある。今作では、それらの賞金を稼ぐために世界中から犯人を見つけ出す人々“バウンティハンター(賞金稼ぎ)”を取り上げる。

 米倉をはじめ桐谷美玲、川島鈴遥、戸田恵子ら平凡でごく普通の生活を送ってきた女たちがチームを組み、“刺激”と“小遣い”欲しさに報奨金付きの事件に挑む。最初は自分たちだけのためにやっていた賞金稼ぎだが、犯人逮捕によって救われる人たちがいることを知り、次第に正義に目覚めていく様子をときにコミカルに描く。

 米倉が演じるのは、キャビンアテンダントの職をなかば強引に辞めさせられてしまうスタイル抜群で美人な井坂黎。巨額の借金と10歳の娘を置いて失踪した妹・茜(山口紗弥加)を探すため、一度見た人の顔は絶対に忘れないという特技“スーパー・レコグナイザ”を駆使しててバウンティハンターとして活躍する。

 今作に臨むにあたり、日本での“捜査特別報奨金制度”を初めて知ったという米倉は「警察の捜査とは違い、ごく普通の人だからこそ指名手配犯の心に届く説得力があるということをしっかり描いていきたい」と気合い十分。「思ったことをすぐに口にしてしまう私自身と少なからず重なるかもしれません(笑)」と役柄との共通点を語り、自身にとっての“正義の味方”については「(科学戦隊)ダイナマン。ダイナマンごっこもやりましたけど、ピンクはやらずブルーとかレッドの役でした」と振り返った。

 これまで警察官や国税局査察官として、さまざまな悪に立ち向かって来た米倉が、今作では一般人ながら犯罪者と闘う市民のヒーローに変身。女性だらけのチームという新鮮なシチュエーションで“ハンター系女子”としての、米倉の新たな魅力が開花する。

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