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キスマイ、最速ドームの次は最速海外公演決定

 8月10日にCDデビューを果たしたジャニーズの人気7人組グループ・Kis-My-Ft2(キス・マイ・フット・ツー=キスマイ)が28日、CDデビュー後史上最速(18日)となる東京ドーム公演を行い、来年、東南アジアツアーと国内ツアーを行うことが発表された。

 Kis-My-Ft2(北山光宏、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ヶ谷太輔、玉森裕太、二階堂高嗣)のCDデビューが発表された、東京・代々木第一体育館と同じ「茶封筒」が登場した。コンサート中盤、ジャニーズJr.のひとりが、メンバーの北山に「茶封筒」を手渡し、そこには「2012年東南アジアツアー&国内ツアー決定」と書かれており、ファンからの大歓声と共に7人も「うぉーっ!」「よっしゃー!」と喜びを爆発させた。東南アジアツアーは、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポールが候補地に上がっており、東京ドーム公演同様、海外ツアーもジャニーズアーティスト史上最速となる。国内ツアーも全国94ヶ所で行うという大規模なもので、結成から7年でのCDデビューという遅咲きのグループが、記録を次々と塗り替え、新しい伝説を作っていく。

 コンサートは、シングルランキングで1位を獲得した「Everybody Go」からスタート。広いドームをローラースケートで走り回り、駆けつけた55,000人のファンから大きな歓声を集めていた。「ローラースケートメドレー」では、同じ事務所の“ローラースケートの先輩”光GENJIのヒット曲「パラダイス銀河」や「太陽がいっぱい」などを披露し、華麗な滑りを見せた。

 MCでは「みなさんのおかげでオリコン1位を獲得することができました」(北山)とファンに感謝し、「100万枚いきたい」(玉森)とさらなる意欲を見せた。また、「この東京ドームは今まで先輩のバックで出ていたけど、やっぱり景色が違う」(玉森)、「とにかく幸せでしょうがない」(藤ヶ谷)と感慨深げに語り、ファンと想いを共にしていた。

 コンサート終盤、もうひとつのサプライズにドームが沸いた。東京ドームと同じ敷地内にあるTOKYO DOME CITY HALLで『SUMMARY 2011』に出演中のHey!Say!JUMPほかジャニーズJr.が、同公演を終えすぐに駆けつけた。『SUMMARY 2011』は9月24、25日に東京ドームで追加公演を行うが、キスマイのメンバーが「お返しに7人で行くよ」と約束すると、客席から悲鳴のような黄色い歓声が沸き起こった。

 約3時間にわたり、34曲を披露したキスマイに、55,000人から惜しみない拍手が送られ、「これからもずっとついてきてね」という藤ヶ谷のメッセージに大きな声でファンが応え、メンバーとファンの「夢が叶った1日」は幕を閉じた。

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