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忽那汐里、大河「江」で時代劇初挑戦

 女優の忽那汐里が、上野樹里主演のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(毎週日曜 後8:00 NHK総合)で時代劇に初挑戦することが24日、わかった。忽那が演じるのは、上野“江”と向井理演じる徳川秀忠夫婦の第一子で長女の千。幼き時代の千を担当する人気子役・芦田愛菜からバトンを受け継ぐ形で、大河ドラマ初出演を果たす忽那は「戦国時代の価値観には共感しづらいことも多いですが、千の人生にどうやって寄り添っていくかを考えて、千という役をきちんと存在させられるよう、頑張っていきたい」と意気込みを語っている。

NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で初の時代劇に挑戦する忽那汐里(C)NHK

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 母・江同様に過酷な運命に翻弄される千姫の人生に忽那が挑む。幼くして政略結婚を強いられて豊臣秀頼に嫁ぐも、大阪城で夫を愛しみ良き妻となる千。しかし、やがて訪れる徳川家と豊臣家の対立の狭間に立たされ、大坂城落城の間際に別れた夫の助命嘆願に働くもその願いは通じず――\。実の両親ながらも、豊臣家を攻め滅ぼした父・秀忠や江に復讐心を燃やしていく。

 すでに8月4日にクランクインした忽那は「物凄く大きな作品で、緊張感があり、計り知れない空間の作品作りだと思います」と大河の印象を語る。オファーを受けた当初は「嬉しくて不安はなかった」というが「自分が演じる千のことを深く知り、物語終盤に豊臣と徳川の戦が起こって、彼女が背負っていく事柄の重さを感じています」と気を引き締めている。

 時代劇独特の豪華なセットを目の当たりにして「凄い!とため息が出ました。広いスタジオに大きく作られたセットは立派で、本当にお城の中で撮影しているような気持ち」と興奮が抑えられないといった様子。

 実在した人物を演じることも初体験で「歴史の題材をその時代を想像しながら演じていくのが難しいです」というが「学校で歴史を学んだ時は1つひとつの出来事だと思っていたことが、「江」という作品を通して、歴史上の人物1人ひとりが何かしら歴史に貢献して、今があるということを感じています」と、すっかりその魅力の虜になっているようだ。

 同作の屋敷陽太郎制作統括は「オーストラリア育ちとのことですが、凛とした美しさと、内に秘めた芯の強さを持った、まさに『なでしこ』パワーに溢れる魅力的な女優」と忽那の起用理由を明かし「乱世をまっすぐに生き抜いた千姫を、忽那さんならではの存在感で熱演してもらいたい」と期待を寄せている。

 忽那演じる千は、第40回(10月16日放送)から最終回(11月27日)まで登場する。

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