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東映、新レーベル『TOEI TRYANGLE』発表 約30年ぶりに外国映画配給へ

 中小の洋画配給会社が軒並み厳しい現状に突き当たっている中、国内映画会社大手の東映が約30年ぶりに外国映画の買い付け・配給に乗り出す。これに伴い同社は11日、新レーベル『TOEI TRYANGLE―東映トライアングル―\』の発足を発表。第1弾作品として、昨年韓国で観客動員第1位のウォンビン主演映画『アジョシ』(9月17日公開)、続いてジャッキー・チェン出演100本記念となる歴史超大作『1911』(11月5日公開)を配給・興行する。

ウォンビン主演『アジョシ』9月17日(土)より東京・丸の内TOEIほか全国ロードショー (C)CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

ウォンビン主演『アジョシ』9月17日(土)より東京・丸の内TOEIほか全国ロードショー (C)CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED

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 同社では『パワーレンジャー』『バトル・ロワイアル』『楢山節考』など、過去50年にわたり、日本映画・テレビの海外セールスを行っている一方、1972年〜1987年には、ブルース・リー主演・監督の『ドラゴンへの道』(1875年)やジャッキーの名を日本人に知らしめることになった『ドランクモンキー酔拳』(1979年)などの洋画を配給してきた。これまでに培ったノウハウと海外とのネットワークを生かし、新たな試みとして1987年12月公開のジャッキー主演作『七福星』(『あぶない刑事』と併映)以来となる洋画の買い付け業を再開する。

 現在、自社で製作した作品、他社製作の配給作品、『相棒』シリーズや『仮面ライダー』シリーズ、『戦隊ヒーロー』シリーズなどテレビ部の作品、『ONE PIECE』や『プリキュア』などの東映アニメーションの作品など、年間20本以上を配給しているが、今後のラインナップに新レーベルの洋画が加わる。鈴木英夫国際営業部長はビジネスとして成功を狙うとともに、「映画ファンの期待に応え、若い世代の映画ファンを掘り起こし、映画離れと言われる現状の改善に貢献したい」と新レーベルにかける意気込みを語っていた。

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  • ウォンビン主演『アジョシ』9月17日(土)より東京・丸の内TOEIほか全国ロードショー (C)CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED
  • 10月の東京国際映画祭で来日が予定されているジャッキー・チェン出演100本目の記念作品『1911』11月5日(土)より全国ロードショー (c) 2011 JACKIE & JJ PRODUCTIONS LTD.  All Rights Reserved. 
  • 東映の新レーベル「TOEI TRYANGLE」のロゴ

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