ORICON STYLE

2006年10月18日
シザー・シスターズ
SCISSOR SISTERS
キラキラ★ゴージャス・バンドの2年ぶりの新作が完成!
ロック惑星からやってきた、キラキラ★ゴージャス・バンドこと、シザー・シスターズ。7月に行われた『FUJI ROCK FESTIVAL '06』では、セクシー&エンターテインメントなステージで、隣の某大物ロックバンドを超える盛り上がりだったと大評判の彼らが2年ぶりの新作を完成させた!
前作で感じた魔法の時間をもう一度
──デビュー盤である前作は世界で300万枚のヒット。すごいよねー!

【アナ】 スゴイネェー(と日本語で)。でもあのアルバムで体感した魔法の時間を、次でも再現しなきゃって思って作ったから、レコーディングは大変だったわ。

──苦労の結果、聴く人みんなをハッピーにさせる魔法のあるアルバムになった気がする。
【ベイビーダディ】 ありがとう!今回のアルバムはとてもシンプルなんだ。前作から成長したバンドの姿を伝えたかったのと、バンドがそもそも持つユニークさがより浮き彫りになるようなものを作りたいってね。また、前作で音作りの秘技を見つけられたというか。それを見つけられたおかげで、すごくビッグなロックンロール・アルバムになった気がするよ。

──うん、今回はバンドらしさが伝わる内容だよね。
【ベイビーダディ】 ここ1、2年の間に5人でいろんな場所でライブをしたから、バンドとして成長できたというか。ボクたちは、ロックバンドとしても成立できることに気づいた。それがアルバムに反映されているんだ。

──なかでもカントリーとかブルースとか、アメリカ南部(ニューオーリンズなど)の音楽に影響を受けたような曲が印象的。
【ジェイク】 確かに南部的なヴァイブがあるよね。実際ボクは、南部にすごくインスパイアされて曲を作ったところもあるし。アメリカでは南部の州はとても素晴らしくて神秘的な場所だとされてるんだけど、同時に歴史的に暗くて人種差別が激しい厳しい環境なんだ。タイトルチューンの「ときめきダンシン」にもそういった南部的なサウンドの要素を入れたつもり。他の曲もサウスの音が色濃く出ているものが多いし。少なくとも、ボクは南部の空気をこのアルバムの一部にしたかったんだ。
アメリカでヒットしたいとは思わない
──その一方で、前作同様のキラキラでゴージャスなダンスチューンはより輝きを増して収録されてるし。すごく聴き応えのある1枚になったよね。
【ジェイク】 ボクたちってとっても昔かたぎなところがあって、アルバムは長さ50分以内、45分くらいじゃないといけないと思うし、必ずA面とB面を考えてアルバムを構成しているんだ。今はCDだから裏返しにする作業は必要ないけど、ボクらの頭のなかではA面の最後はどの曲で締めくくって、B面の始まりは、またB面の締めくくりはどうしよう?って真剣に考えて、こういう構成になったのさ。

──この聴きやすさならば、きっと本国アメリカでも広く受け入れられそうそうだね。
【ジェイク】 ボクらはアメリカでブレイクしたいと思ってない。他の国で人気者になりたいな。だってあそこでヒットしちゃうと、次はこんな曲を作れ!とかまわりがうるさく言いそうなんだもん。それに、(彼らの拠点である)ニューヨークを恋人(=ボーイフレンド)と堂々と手をつないで歩きづらくなっちゃう?
(文:松永尚久)
RELEASE
ときめきダンシン
シザー・シスターズ
2006/10/16[アルバム]
ユニバーサルミュージック
【期間限定特別価格】
\1,980(税込)
UICP-9012
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【通常盤】
\2,548(税込)
UICP-1072
CDを購入する
PROFILE
ベイビーダディ、アナ・マトロニック、ジェイク・シアーズ、パディー・ブーム、デル・マーキーの5人組。
ジェイクとアナがニューヨークのローワー・イースト・サイドのハロウィンパーティーで出会い、お互いのコスチュームに惹かれあったところからスタート。
2001年、アナの経営するクラブでシザー・シスターズを発足し、ライブやレコーディングを開始するも、活動の拠点としてきたクラブやダンスフロアが、9.11の影響で次々に閉鎖されてしまう。
2003年、運良くロンドン公演の話が舞い込み、そのステージに惚れこんだポリドールと契約を果たす。
2004年1月、アルバム『シザー・シスターズ』(2004年7月21日日本リリース)でデビュー。同年度の全英アルバムセールス1位を獲得。また同作品で、『BRIT Awards』3部門を受賞。
2006年7月、『FUJI ROCK FESTIVAL '06』に出演。
2006年10月16日、アルバム『ときめきダンシン』をリリース。

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