ORICON STYLE

2006年09月27日
LILY ALLEN リリー・アレン SPECIAL INTERVIEW
全英1位に輝いた女性ポップスターが遂に日本デビュー!!
PLAY MOVIE
1.インタビュー映像 PLAY
2. PV「スマイル」 配信終了
3. PV「LDN」 配信終了

動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。

一日中オフィスにいるような仕事はしたくないから音楽を選んだの

――幼い頃から大の音楽好きだったそうだけど、真剣にミュージシャンを志したきっかけは?
【リリー】 15才で学校を辞めたから仕事を決めなくちゃならなくて、何の資格もない私は、クリエイティブな仕事をせざるを得なかったの。で、音楽が好きだし、一日中オフィスにいてメールをやりとりするような仕事はしたくないし、音楽を選んだのよ。最初はプロデューサーが書いた曲を歌っていたんだけど、18才の時に自分を題材にした曲を書き始めたの。アルバムの半分をプロデュースしたフューチャー・カットと出会って、彼らと最初に書いた曲が、デビューシングルの「スマイル」だったわ。

――スカをベースにしたサウンドに、歌とラップを交えて詞を乗せるスタイルは、どうやって作り出したの?
【リリー】 父はザ・クラッシュのジョー・ストラマーと仲が良くて、母もザ・スリッツのメンバーだったことがあって、私はスカやパンクやレゲエを聴きながら育ったのよ。それに、カリブ系の移民が多いウエストロンドンで長年暮らしたから、その影響は大きいわ。ボーカルに関しては、たまたまこうなっちゃったの。ストーリーみたいな詞を上手く歌うには、早口が一番だったってわけ(笑)。

――曲作りはどんな風に進めているの?
【リリー】 たいてい何もないところから始めて、古いレゲエのシングル盤とかをあさって、気に入ったサンプルがあればそこからアイデアを得るわ。基本的に音楽を聴きながらインスピレーションをもらって、プロデューサーがビートを作り、わたしがその曲に合ったストーリーを考えて歌詞を書くの。ラッパーたちと同じで、メロディのないところで、言葉のリズムの流れを考えながら作っていくのよ。

女性はもっと自分を主張していいと思う

――デビュー前に、インターネットにアップロードした曲やブログを通じて注目を集めたのよね。
【リリー】 特に宣伝に利用しようと考えたわけじゃなくて、インターネットを通じて友達を作りたくて、なんとなくやり始めたの。だからブログで書いたことが新聞に取り上げられたり、マスコミが騒ぎ始めてびっくりしたわ。でも、私の意見に人々が目くじらを立てたりするのは、私が女だからよ。男性の口から出たものだとしたら誰も気にしないはず。女性はもっと自分を主張していいのよ。

――それに加えて、お父さんが有名なコメディアンなだけに、マスコミは“親の七光り”論をくり広げてるみたいね。
【リリー】 ええ。でも父の名前を利用したことはないわ。彼の苗字を使ってるけど、それはわたしの名前だから仕方ないこと(笑)。父は私が4才の時に家を出て行ったから、15年間まともに話したことがなくて、助けてもらうほど近しい関係じゃないのよ(笑)。ここまでくるのにすごくがんばったから、そういうことを言われるとムカつくけど、かといってそれに翻弄されてもダメだと思うわ。(文:新谷洋子)

RELEASE

オーライ・スティル
リリー・アレン
2006/10/04[アルバム]
\1,980(税込)
東芝EMI
TOCP-66625
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PROFILE

父は英国のコメディアン・俳優、キース・アレン。母はプロデューサーのアリスン・オーウェン。弟は英国の俳優、アルフィー・アレン。
学校生活に馴染めず、15歳でドロップアウト。その後、音楽活動を開始。
2005年末、レコード会社“Regal”と契約。それと同時に、自作の曲がWEB上のコミュニティサイト“Myspace”で、アクセスが100万件を突破し話題を呼ぶ。
2006年10月4日、アルバム『オーライ・スティル』で待望の日本デビュー。オフィシャルサイト