ORICON STYLE

2006年04月19日
P!nk SPECIAL INTERVIEW
2年半ぶりのアルバムは、自身で最高傑作と呼ぶ自信作!!

デビュー以来、アルバムごとに新たな魅力を感じさせてくれるシンガー、P!NK。前作から2年半ぶりにリリースする新作は、世界中で起きている様々な事柄がインスピレーションとなって完成したというP!NK本人が、最高傑作と呼ぶ自信作だ。

アルバムは私の社会に対する論評よ!

――今作で4作目となりますが、今回、アルバムを作り始めた時はどんな心境でしたか?
【P!NK】 アルバムを作り始める時はいつも、“何も言いたいことが見つからないし、世の中の為になることを何もできないし、もしかしたらちゃんと歌えないかもしれない”っていう自虐的な考えが浮かんできちゃうの。それで、スタジオに入って初めて、自分の思いをぶちまけるの。


――先日、他のインタビューで、昨年は自分にとって目覚めの年で、世の中にはたくさんのことが起きていて、自分にはたくさん学ぶことがあると言っていましたが、その中でも特にあなたの心にひっかかったことは何ですか?
【P!NK】 世の中の痛みや苦しみ。女性が不当に扱われること、動物虐待、自然破壊。本当に世の中には苦悩が多すぎるわ。


――それら、世界中で起きていることが、このアルバムを作るモチベーションになりましたか?
【P!NK】 その通りよ。「ディア・ミスター・プレジデント」もそうだし、「アイ・ガット・マネー・ナウ」、「ザ・ワン・ザット・ガット・アウェイ」もね。「ストゥーピッド・ガールズ」と「ディア・ミスター・プレジデント」は、私の社会に対する論評よ。


――前作は楽しいアルバムだったので、今作は全く違うコンセプトのアルバムですね。
【P!NK】 そうね。今回は様々なことを語っているわ。


――タイトルの「アイム・ノット・デッド」に込めた意味は?
【P!NK】 “目覚め”ね。25歳になって、目覚めたのよ。世の中にはたくさん学ぶことがあるって。今までは何でも知ってるつもりでいたのよね。


世の中に蔓延してることについて語ってる

――前作に収録されている「ゴッド・イズ・ア・DJ」を手掛けたビリー・マンをメインプロデューサーとして起用していますが、彼とのレコーディング作業はどう進められたのですか?
【P!NK】 LAから出なきゃいけないと思ったし、ぬるま湯に浸かった状態から抜け出さなければいけないと思って、ビリー・マンのいるNYに飛ぶことにしたの。小さなスタジオの中で、彼の横に座って、曲を作って、外に映画を観に行ったり、ワインを2、3杯飲みに行ったりして、また帰って来て曲を作るっていう毎日だったわ。マーティン・ルーサーキングの日(1月20日)にスタジオに入った時、政治的なことを言いたい気分になったの。それで、「ディア・ミスター・プレジデント」を書いたのよ。それから、別の日にStarとかUSWEEKLYとかゴシップ誌を読んでて、「ストゥーピッド・ガールズ」って曲を作らなきゃって思ったの。


――では、そのセレブ批判を歌っている「ストゥーピッド・ガールズ」について教えて下さい。
【P!NK】 「ストゥーピッド・ガールズ」は、特定の人のことを言ってるんじゃなくて、今、世の中に蔓延してることについて語ってるのよ。私はLAに住んでるんだけど、彼女たちはそこにもたくさんいるし、テレビにもたくさん出てるわ。なぜこの曲を書いたかっていうと、私たちには選択があってもいいって思ったからよ。彼等の道を取るのか、ハイウェイを取るか。私はハイウェイを選ぶわ。これは楽しむ曲なのよ。


――今年1月に結婚したそうですが、結婚して自分の中で何か変わったことはありますか?
【P!NK】 特にないわ。結婚式はとてもすばらしくて、あの日は女の子の気分になったわ。今は安全な場所にいると感じるし、この人にとても愛されているし、この人がありのままの私を受け入れてくれるから、自分自身でいることができるって思うの。


――では、最後にメッセージをお願いします。
【P!NK】 こんにちは!ありがとうございます!(日本語で)もうすぐ日本に行くわ!みんなに早く私のアルバムを聴いて欲しいし、アルバムを気に入って欲しいわ。いつもサポートしてくれて感謝してるわ。

(文:松田敦子)
COMMENT&PV
RELEASE
アイム・ノット・デッド
ピンク
2006/04/26[アルバム]
\2,200(税込)
BMG JAPAN
BVCQ-24020

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PROFILE

2000年、弱冠18歳にしてリリースしたアルバム『キャント・テイク・ミー・ホーム』は、アメリカでビルボードアルバムチャートに連続59週間チャートインし、カナダ、豪でダブル・プラチナム、UKでもプラチナ・ディスクと、世界的に大ヒットを記録。
2001年、クリスティーナ・アギレラ、リル・キムらと歌った映画『ムーラン・ルージュ』のテーマソング「レディ・マーマレード」をリリース。この曲で、第44回グラミー賞“Best Pop Collaboration with Vocals”、2001年MTVビデオ・ミュージック・アワード“Best Video From Film”を受賞。
2002年1月、アルバム『ミスアンダストゥッド』をリリース。この作品は、リリースから1年半以上ビルボードアルバムチャートに君臨し、全世界で1200万枚以上のセールスを記録。
2003年11月、アルバム『トライ・ディス』をリリース。同アルバム収録曲「トラブル」で、グラミー賞“Best Female Rock Vocal Performance”を受賞。
2006年4月26日、アルバム『アイム・ノット・デッド』をリリース。

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