ORICON STYLE

2006年03月15日
Massive Attack Massive Attack
SPECIAL INTERVIEW SPECIAL INTERVIEW
15年の歴史が凝縮されたベスト盤が登場! 15年の歴史が凝縮されたベスト盤が登場!
PV
RELEASE
コレクテッド−
スペシャル・エディション

マッシヴ・アタック
2006/03/23[アルバム]
\3,200(税込)
東芝EMI
TOCP-66554/5
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コレクテッド−
スタンダード・エディション

マッシヴ・アタック
2006/03/23[アルバム]
\2,548(税込)
東芝EMI
TOCP-66556
CDを購入する
ベスト盤だから楽曲はもちろんアートワークにも拘った!
――初めての“The Best Of Massive Attack”を選曲して、どのような思いが巡りましたか?
【3D】
 正直な話、あまり過去を振り返りながらの作業ではなかったんだ。そもそもCDには収録できる長さは75分と決まっているから、CD1はその枠の中に収まる曲を選曲するだけの事だった。それよりもCD2の作業をするためにスタジオにいる時間が長かったよ。

――2枚組のスペシャル・エディションに拘りがあると?
【3D】
 拘ったところは・・・・・・CD2の制作をする事にした点なんだ。CD2は単にリミックス・アルバムというよりも、もっと貴重で、聴く価値のあるミニ・アルバムといえる作品だと思っている。僕にとってはアルバムのアートワークも重要だった。ベスト盤だからブックレットには各曲の概説や写真も付けたんだけど、いいものができたと思うよ。

――自分たちの音楽の進化や変化とは?
【3D】
 そうだな、初期の頃はミュージシャンとして型破りだったかもしれない。DJがベースで・・・・・・音楽ファンが音楽を聴いて、DJがヒップホップっぽいスタイルで曲を作っていくようなやり方だった。そして、スタジオで作業をしているうちに、そのプロセスも変わってきた。今はサンプリングを使わずに、より多くのミュージシャンとさまざまな楽器を使って曲を組み立てているんだ。ただ、一貫しているのは、興味深い声のボーカリストと仕事をすることだね。
新曲は、過去、現在、未来という枠に囚われない曲
――新曲「リヴ・ウィズ・ミー」はテリー・キャリアーとのコラボレーションですね。
【3D】
 映画音楽の仕事がキッカケだったんだ。その映画はどうやら製作されないままになってしまうようだけど・・・・・・。その映画はブルース・ジャズっぽい雰囲気があって、できた曲が「リヴ・ウィズ・ミー」だった。テリーもとても気に入っていて、彼が去年の夏にブリストルに来てくれて仕上げたんだ。とてもピュアな曲になったと思う。過去、現在、未来という枠に囚われない曲だね。

――ベスト盤は“リ・スタート”という良い効果が出るケースもありますね。
【3D】
 バンドはアルバムを作るたびに変わってきた。前作『100th Window』はニール(コ・プロデューサーのニール・デイヴィッジ)とのコラボレーションで、マッシュルーム(3rdアルバム『メザニーン』まで在籍)もダディーG(育児のためにオフ)もいなかったから、バンドのキャリアにとってのターニングポイントになったかもしれない。ニュー・アルバムのアプローチも、これまでとは違う。エネルギーも違う・・・・・・とはいえ、これまでのアルバムもそれぞれ違ったから、必ずしも前作がターニングポイントとは言えないかもしれないな。

――来日公演も決まったようで、楽しみにしてますよ。
【3D】
 うん、『SUMMER SONIC 2006』で日本に行くよ。

――日本にはマッシヴ・アタックの熱狂的なファンが多いし。
【3D】
 クール!
(文:栗原 聰<Zelig>)
PROFILE
3D、ダディーGの2人組。
1982年に結成し、英国・ウェールズを拠点に活動。
1991年、1stアルバム『ブルー・ラインズ』をリリース。
以降、アルバム『メザニーン』 『プロテクション』 『100th Window』と名盤をリリース。
2006年3月23日、ベスト・アルバム『コレクテッド−スタンダード・エディション』 『コレクテッド−スペシャル・エディション』をリリース。
2006年8月、『SUMMER SONIC 2006』の出演が決定しており、待望の来日予定。
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