ORICON STYLE

2006年02月01日
サントラだけどオリジナル!Jack Johnson ジャック・ジョンソン『おさるのジョージ』のサントラリリース!

ギター片手にフラッと現われ、目の前でいきなり歌いだしてくれたジャック・ジョンソン。これは映画『キュリアス・ジョージ』サントラ・アルバムではあるけれど、そんなメロウな雰囲気に満ちあふれている。

ジャック・ジョンソンの人柄

 ジャック・ジョンソンに初めて会ったのは、2003年9月のことだった。カリフォルニアはラグーナビーチで開催されたムーンシャイン・フェスティバル。初来日を控えた彼の、カリフォルニアでのライブを観たくて、渡米前日に手に入れたチケットを手に、ボクは機上の人になった。
 そして、ギター片手にフラッとステージに現れ、G.ラヴとセッションするかのようなゆる〜い空気が漂うパフォーマンスを披露してくれた初ジャック。オーディエンスは、床に腰を降ろし、緩やかに揺れていた。そしてライブの後、彼はインタビューに応えて、サーフ・ムービーやサーフィンのこと、ファースト・アルバムをリリースしてからの環境の変化などを真摯に話してくれた。大柄の彼が、ちゃんとボクの話を真っ直ぐに聞いて真面目に答える姿に、メロウな人柄が感じられた。ハワイというホームタウンに関して「ハワイはボク自身がメロウでいられて、そんな感じがたまらなくいい。居心地のいい場所だね。家族や親戚と一緒にいられる。それも特別なこと。みんなで集まり、午後のひとときを一緒に過ごす。そんな時間をこれからも大切にしていきたい」と話してくれたのが印象的だった。

もはやジャックのオリジナル・アルバム!

 さて、『シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム:キュリアス・ジョージ』だ。このアルバムは、今年の7月に日本公開が予定されている映画『キュリアス・ジョージ(おさるのジョージ)』のサウンドトラックだ。収録される13曲は、すべてジャックが制作し、G.ラヴ、ベン・ハーパー、期待のニュー・フェイス、マット・コスタ、カウィカ・カヒアポら、ジャックの仲間とも言えるミュージシャン達が参加している。おまけにバンドもジャックのいつものメンバー。そう、このアルバムは、もはやジャックのオリジナル・アルバムとも言えるものだ。
 ジャックはこれまでに『ブラッシュファイアー・フェアリーテイルズ』、『オン・アンド・オン』、『イン・ビトゥイーン・ドリームズ』と3枚のアルバムをリリースしているが、『シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム:キュリアス・ジョージ』は、それらの中でも、特に素朴な曲が並んでいるような気がする。パーカッションのジャングル・ビートが印象的な1曲目の『アップサイド・ダウン』から、まるでジャックが目の前でギター片手に歌っているような、生な感じを受けるのだ。ジャックが制作したものではあるが、可愛い子ザルのジョージを主役にした映画のサントラゆえに、そういう音作りになったのかも知れないが、それはそれで心地いい。ジャック自身、2作目の『オン・アンド・オン』でいろんなことをやりすぎたため、『イン・ビトゥイーン・ドリームズ』は「初心に立ち返る意味合いも込めて作った」と語っているように、このサントラは、さらに原点に立ち返ったものなのではないだろうか。シンプルだけど耳に残るメロディと歌、ビートを感じさせてくれるギター・・・。このアルバムを聴いていると、つい、初めて見たジャックのライブを思い出してしまう。まるで目の前で彼が歌ってくれているような、気持ちいいアルバムだ。

(文:すぎもとまさひろ)

RELEASE

シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム: キュリアス・ジョージ
ジャック・ジョンソン
2006/02/01[アルバム]
\2,548(税込)
ユニバーサルミュージック
UICU-1104
CDを購入する

【楽曲情報】
01. アップサイド・ダウン
02. ブロークン
03. ピープル・ウォッチング
04. ロング・ターン
05. トーク・オブ・ザ・タウン
     feat. カウィカ・カヒアポ
06. ジャングル・ジム feat. G.ラヴ
07. ウィ・アー・ゴーイング・トゥ・ビー・
     フレンズ


08. ザ・シェアリング・ソング
09. ザ・スリー・R's
10. ララバイ feat.マット・コスタ
11. ウィズ・マイ・オウン・トゥ・ハンズ      feat. ベン・ハーパー
12. クエスチョンズ
13. サポーズド・トゥ・ビー
14. ザ・スリー・R's
     (マニー・マークRemash)
     日本盤ボーナス・トラック

MOVIE2006年夏ロードショー『キュリアス・ジョージ』

 世界中の子供たちに愛され続けて65年、全世界で14ヶ国語に翻訳され、出版部数は2500万冊以上という、ベストセラーとなっている『キュリアス・ジョージ』が遂に映画化。日本国内では1954年に岩波書店より「ひとまねこざる」のタイトルで出版され(現在は「おさるのジョージ」)500万部を超えている。
 今回の映画化にあたり、アカデミー賞を受賞したロン・ハワードが製作を、『ロジャー・ラビット』、『リトル・マーメイド』、『シュレック』のマシュー・キャラハンが監督を務めている。声の出演は、黄色い帽子のおじさん役をウィル・フェレル(『オースティン・パワーズ』)、マギー役をドリュー・バリモア(『チャーリーズ・エンジェル』)が担当する。

【ストーリー】
 高層ビルが立ち並ぶ、NYに似た大きな町ビッグ・シティの博物館で働く黄色い帽子のおじさんテッド。閉鎖寸前の博物館を救うため、テッドは伝説の古代神像を探しにアフリカへと旅立ちます。ジャングルの奥地へと進んだテッドは一匹の好奇心旺盛な子ザル“ジョージ”と出会います。古代神像を発見したテッドはビック・シティへと戻りますが、人懐っこいその子ザルも海を渡って付いて来てしまいました。見るもの全てが珍しく、好奇心旺盛なジョージは街中を大騒ぎにさせてしまいます・・・。

LIVE一夜限りのプレミアム来日公演決定!【ジャック・ジョンソンwith Special Guest ALO】

4月15日(土) 幕張メッセ国際展示場9番ホール
                   OPEN 17:00 / START 18:00
問い合わせ :  SMASH 03-3444-6751

INFORMATION

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PROFILE

1975年5月18日生まれ。ハワイ・オアフ島出身。幼い頃からサーフィンに親しみ、高校生の時にはプロ契約も結んだが、17歳の時サーフ中に事故に遭い大怪我。これを機に、以前から趣味としていたギターにのめり込むようになる。カルフォルニア大学サンタ・バーバラ校で映画を学び、卒業後はハワイに戻り本格的な映像制作に着手。1999年、最初のサーフムービー『シッカー・ザン・ウォーター』を完成、それまでのサーフ・ムービーの価値観を大きく変える程の高い評価を得る。同作で自身が演奏した楽曲がきっかけとなりインディーズ・レーベルと契約。2001年の2月にアルバム『ブラッシュファイアー・フェアリーテイルズ』でデビューすると、その人気が徐々に口コミで広まり、遂にはミリオンセラーを達成。その後自身のレーベル“ブラッシュファイアー・レコーズ(BFR)”を設立。2003年リリースの2ndアルバム『オン・アンド・オン』が全米初登場3位を獲得し、日本でもその人気が飛び火する。
2005年2月16日、3rdアルバム『イン・ビトゥイーン・ドリームズ』をリリース。
2005年12月14日、ライブDVD『ア・ウィークエンド・アット・ザ・グリーク/ライヴ・イン・ジャパン』をリリース。
2006年2月1日、映画『キュリアス・ジョージ』のサウンドトラック・アルバム『シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム: キュリアス・ジョージ』をリリース。
ユニバーサル ジャック・ジョンソンサイト