ORICON STYLE

2006年01月18日
Ashanti アシャンティ“プリンセス・オブ・R&Bヒップホップ”自ら厳選!

『コレクタブルズ・バイ・アシャンティ』

映画『コーチ・カーター』での演技が評価され、最近もコメディ映画『ジョン・タッカー・マスト・ダイ』に出演するなど、女優としての活動が波に乗ってきたアシャンティ。また、自分のブランドで香水を発表するなど、多方面で忙しくしている彼女だが、もちろん本業の歌手活動も忘れたわけじゃない。2ndアルバムと3rdアルバムからの曲のリミックス・バージョン6曲に、新曲を4曲も加えて構成されたアルバム『コレクタブルズ・バイ・アシャンティ』をリリースしたのだ。ニューヨークで話を聞いた。

リミックスだといろんな遊びが出来るのよね

――まず、このアルバムは、リミックス・アルバムっていう呼び方でいいんですか?
【アシャンティ】 そうなんだけど、リミックス・アルバムって普通に言っちゃうと面白くないでしょ?だから“コレクタブルズ”って言葉を使っているの。

――リミックスの面白さって、どういうところにあると思いますか?
【アシャンティ】 すごくクリエイティブなところね。みんなに知ってもらってる曲の上に、またさらにフレイバーを加えて、違った味付けにすることが出来るから。

――リミックスによって、アシャンティのいろいろな表情が、よりハッキリと出ているようですよね。カワイイ面、セクシーな面、タフな面といった感じで。
【アシャンティ】 ホントにそう。けっこう幅が広いのよ私は・・・ってことをアピールしたかったの。リミックスだといろんな遊びが出来るのよね。

――また、新曲のほうも、いろんなタイプがあります。リード・トラックになっている「スティル・オン・イット」は、ポール・ウォールとメソッド・マンのラップをフィーチャーして、ハードコアでストリート的な仕上がりになってますね。
【アシャンティ】 今までの私にはない雰囲気でしょ?ポール・ウォールとはそれまで会ったことがなかったんだけど、レコーディングで会ったら面白くて気取りのない、いい人だったわ。メス(メソッド・マン)はNY出身らしい最高にクールなナイスガイ。ビデオも撮ったの。曲の内容としては、彼氏とうまくいかないってわかっているのに未練があって別れられないっていうものなんだけど、そのちぐはぐな感じをビデオでも出せたと思う。女性の気持ちをうまく表している曲よ。

――「アイ・ラヴ・ユー」という新曲は、ラジオ・フレンドリーで、最高にロマンティックなラヴソングですよね。
【アシャンティ】 この曲は、『コンクリート・ローズ』の頃にレコーディングしたものなの。私としてもフェイバリット中のフェイバリット・ソングよ。すごく真心のこもった歌。一言で“アイ・ラブ・ユー”といっても、その対象はボーイフレンドだったり、大好きなおじいちゃんだったり、愛犬だったりと、いろいろだけど、もし今、“アイ・ラブ・ユー”と言える誰かがいるなら、このリリックをじっくり聴いてみてほしい。その深さがわかるはずよ。とっても純粋な曲なの。

実はもう新しいアルバムの制作も始めているの

――ところで、レーベルを移るという話もあるようですし、そういう意味では、このアルバムがこれまでの活動の一つの区切りにもなるんじゃないですか?
【アシャンティ】 そうね。1周したっていう感じかしら。レーベルに関して言うと、インクであることは変わらないけど、いろんなことがクリアになったらディストリビューションは変わるかもしれない。恐らく新しい環境で新しいヴァイヴを作っていくことになると思うわ。で、実はもう新しいアルバムの制作も始めているの。映画の話もいろいろ来ているしね。

――インクのファミリーのみんなとは、今後も一緒に活動していくのですか?
【アシャンティ】 ええ。ジャ・ルール、アーヴ・ゴッティ、ジミ・ケンドリックス、チンク・サンタナと、みんな一緒よ。ファミリーは大事。何かあったとしても、私は彼らにプロデュースを頼むつもりでいるわ。

――アルバムを3枚作ってきて、そろそろ外部のプロデューサーとやりたいとは思いませんか?
【アシャンティ】 そうね。プロデューサーに限らず、いろんな人とやってみたい気持ちがあるわ。今回のこのアルバムでも、いろんな人とコラボレーションが出来たし、それはとってもクリエイティブなことだったから。

――もし願いが叶うなら、今度は誰と一緒にやってみたいですか?
【アシャンティ】 う〜ん、才能とクリエイティビティを持っている人なら誰でもいいけど・・・。カニエ(・ウエスト)も大好きだし、ジャジー・フェイとかスウィズ・ビーツもいいわね。

――将来のビジョンは?
【アシャンティ】 これからもホットな作品を出し続けていきたいけど、何年かのうちには自分の家族を持って、子供も欲しいわ。

――何歳くらいで結婚したいですか?
【アシャンティ】 う〜ん・・・今じゃないことは確か(笑)。今は彼氏もいないから。

――では、本当の意味でのアシャンティ・チャプター2を楽しみにしていますね。
【アシャンティ】 (日本語で)ア・リ・ガ・ト!!

(文:内本順一)

RELEASE
コレクタブルズ・バイ・アシャンティ

コレクタブルズ・バイ・
アシャンティ

アシャンティ
2006/01/13[アルバム]
\2,548(税込)
ユニバーサルミュージック
UICD-6111
DL購入(WMA形式)

 

【楽曲情報】

01.
スティル・オン・イット feat. ポール・ウォール&メソッド・マン *
02.
オンリー・U・リミックス
feat. キャディラック・ター、マース、ジャ・ルール&ブラック・チャイルド
03.
アイ・ラヴ・ユー *
04.
レイン・オン・ミー・リミックス
feat. ジャ・ルール、チャーリー・バルティモア&フセイン・ファタル
05.
スティル・ダウン・リミックス feat. キャディラック・ター
06.
ショウ・ユー *
07.
アイ・ファウンド・イット・イン・ユー *
08.
ブレイクアップ・2・メイクアップ・リミックス feat. ブラック・チャイルド
09.
ロック・ウィズ・U(ウー・ベイビー)リミックス
10.
フォーカス・リミックス feat. フリー
  *=新曲
PROFILE

NYロングアイランド出身。本名アシャンティ・ダグラス。6才の頃、地元のゴスペル・グループに参加し歌手になる決心をする。
1994年に地元のタレント・オーディションでパフォーマンスしたところ、その力強くソウルフルなボーカルが絶賛され、即マネジメントと契約。
その後NYのクラブやフェスティバルなどに出演していたところをジャ・ルールを看板アーティストとするマーダー・インクのCEOのアーヴ・ゴッティの目に留まりジャ・ルールのアルバムに参加、その内の1曲「オールウェイズ・オン・タイム」が全米NO.1シングルとなる。
2002年、アルバム『アシャンティ』でデビュー。発売1週間後の売上数はギネス記録となり、世界で500万枚を超えるセールスとなる。
2003年、2ndアルバム『チャプターU』をリリース。同作収録曲でもあるシングル「ロック・ウィズ・U」が全米アルバム・チャートにて2作連続となる初登場1位を記録、300万枚を超えるセールスに。同年10月、初の来日公演開催。 2004年、3rdアルバム『コンクリート・ローズ』をリリース。
2006年1月13日、新曲3曲も収録の企画アルバム『コレクタブルズ・バイ・アシャンティ』をリリース。
ユニバーサルミュージック アシャンティサイト