ORICON STYLE

2005年03月16日
This Week’s Celebrities海外セレブ『今週のNEWSスッパ抜き!!』50Cent〜50セント〜
ホームレスたちに無料で衣服を提供するイベントに、ボランティア参加した50Cent
50Centのバッドボーイぶりは本物なのか、それともポーズ!?
エミネム、そして、エミネム・ファミリーのボスであるドクター・ドレーが世にしらしめた、ニューヨークで最も危険なラッパーといえば、そう『50Cent』。3月7日リリースのニューアルバム「ザ・マッサカー〜殺戮の日。」というタイトルからも、そのバッドボーイぶりが伺え、インパクトも強烈だ! 
“銃弾を体に9発受けた元ドラッグディーラーのラッパー”として話題になった『50Cent』。それを売り言葉にして前作「ゲット・リッチ&ダイ・トライン」を全世界で900万枚を販売。強烈な話題性もさることながら、実力もかなりの“バッド”ぶりだ。でもなぜ「銃弾の数」が話題になるのか。それはHIP-HOPの時代背景を紐解けばわかる。
90年代前半、USでのHIP-HOPは、ストリートのバッドボーイたちのための音楽だった。ストリートの荒廃ぶりや自分たちの不幸な生い立ちをリアルな言葉で叫び、“マジでやばいストリートのリアル”を病んだアメリカの世にアピールしていた。しかし今は、“マジやば”な世界からかけ離れ、アイドル風のラッパーたちが、ポーズを気取って“お手軽HIP-HOP”を披露するようになった…。「それってホントじゃないだろ!」とばかりに出てきたのが『50Cent』なのだが……。


見てくれは怖くても心は優しい!?
メインの写真は、昨年12月24日、ホームレスの救済団体「Josh Evans/Book Bank Foundation」が企画した、ホームレスたちに無料で衣服を提供するイベントに、ボランティア参加した50Cent。ニューヨークのボウリー・ミッションで行なわれ、50Cent自らも「G-UNIT」のロゴが入った洋服を配布した。あんな怖い顔をしていても、結構優しいところもあったり。まぁ、50Centなら、洋服を求めて並んでいる列に横入りするホームレスもいないと思うけど。ところで、ニューヨークのホームレスたちの御用達ブランドが「G-UNIT」ってどうなのよ!!
エミネム・ファミリーが受けた銃弾の数BEST4
『50Cent』人気っぷりは認めても銃弾はNO!
『50Cent』が注目されるは、表現の中の“マジやばリアリティ”への共感からだと思うが、それは、銃弾を受けたからカッコイイのではなく、HIP-HOPを表現する『50Cent』のリアリティが素晴らしいので、くれぐれも、2パックやノトーリアスBIGの銃殺事件みたいなことは、ココ日本を含めて世界からなくなって欲しい。ラッパーたちは、銃弾を食らうのではなく、HIP-HOPの表現を追求し、新しいHIP-HOPを作って欲しいのだが…。
あの衝撃が再びよみがえる!



NEWアルバム『ザ・マッサカー〜殺戮の日。』
NEWアルバム『ザ・マッサカー〜殺戮の日。』 2003年、HIP-HOPシーンを震撼させた50セントのセカンド・アルバムが遂に完成。この一枚が与える衝撃は、まさに殺戮(マッサカー)級。50Centの“衝撃の世界”に注意せよ!
NEW RELEASE
2005.3.7 ON SALE
DVD付き初回限定盤スペシャル・エディション同時発売
UICS-9032 \2,150(税込)/UICS-9033 \3,300(税込)
次週は第47回グラミー賞の特集です。お楽しみに。