ORICON STYLE

2009年02月25日
今、最も注目を集めている音楽プロデューサー 蔦谷好位置 ナイポジ対談蔦谷から宮本へプライベート相談?”前編 エレカシに新風を吹き込む!!
蔦谷さんとしかメールしてないんです(宮本)

【宮本】 僕は蔦谷さんにメールのやりかたを教えてもらったんですよ。
【蔦谷】 宮本さんが携帯を変えたっていうので、せっかくだからメールをやりましょうっていって。写真の撮り方、添付の仕方とかを教えたんですけど、最初に、家で撮った仏頭の写真を送ってくれて。結構、泣けるメールがくるんですよね。「ホントはいっぱいあんだよ、蔦谷さんとやりたい曲」とか。もう泣きましたよ。
【宮本】 まじっすか。僕は、蔦谷さんとしかメールしてないんですよ。
【蔦谷】 (笑)こないだは『ドラゴンクエスト』(※1)のことで相談して。『ドラクエV』(※2)をやっているときに、結婚相手を選ばなくちゃいけなくなって。ものすごく悩んで眠れなくなっちゃったから、宮本さんにメールで相談したんですよ。そうしたら、宮本さんはやっぱり・・・。
【宮本】 ビアンカ(※2)と結婚。

【蔦谷】 あと、もうひとりあばずれみたいな人がいませんでしたかっていうメールがきて(笑)。
【宮本】 ニンテンドーDSから加わったんですけど、あの人はね、傷つくんですよ。一度、やってみるといいと思います。すごく激しくものをいう女の人で、なんとなくめげてきちゃうんですよね。「あんたってダメな奴ね」みたいなことをいうんですよ。
【蔦谷】 それはちょっと耐えられないかもしれないですね。
【宮本】 そうなんです。やっぱり優しい人のほうがいいですよね。ビアンカとかフローラ(※2)は優しいから、怒られてへこむっていうことはないんです。
【蔦谷】 宮本さん、相当『ドラクエ』をやっているんですよね。この前は『ドラクエVII』の神様を倒したっていっていましたけど、宮本さんが自分のバランスをとるのに必要なものって、やっぱりゲームですか?
【宮本】 こないだまでは『ドラクエ』だったけど、神様に勝っちゃったので、最近は車の本を読んでいますね。サスペンションがどうとか、エンジンがなんたらとか。さっぱり意味が分からないんですけど、ゲームと一緒で、頭を使ってないんですよね、きっと。

エレカシメンバーの関係性って不思議ですよね(蔦谷)

【蔦谷】 地方にライブに行くときとかは、いつも昔の本を読んでいますよね。本物の江戸時代の古書とか。
【宮本】 ゲームじゃないときは本ですね。ゲームか本のどちらか。急須にハマったときも、その専門的な本を古本屋で探したんですけど、最近は、意外かもしれないけど、インテリアの本も読んでいて。蔦谷さんはダーツですか?
【蔦谷】 ダーツは相変わらず投げていますね。あとは写真と、家で映画を観るくらいです。
【宮本】 何インチ(のテレビ)ですか?
【蔦谷】 50インチですね。そのテレビを買ってから、映画を観るのが楽しくなっちゃって。
【宮本】 うちのテレビは10年前くらいの、いわゆるテレビ受像機みたいな大きいやつで。ジャックがおかしくなっているので、音がたまに出なくなったりするんですよ。
【蔦谷】 そういうときは石森さん(石森敏行:エレファントカシマシのギター)を呼ぶんですか?
【宮本】 石くん、すぐ来てくれますからね(笑)。テレビにつなぐゲームのセッティングとかは、石くんにやってもらっています。
【蔦谷】 やっぱりそうなんだ。エレカシのメンバーの関係性って不思議ですよね。中学のときからの親友ですもんね。独特の世界があるので、なかなかちょっと入り込めないときがありますもん(笑)。
【宮本】 メールで送る写真も石くんが多いですね。
【蔦谷】 題名に「今日の石森さん」って書いてあって。だいたい、仏頭か急須か石森さんっていう感じですね(笑)。

(文:永堀アツオ)
(写真:草刈雅之)

※1 『ドラゴンクエスト』は、1986年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売され、大ヒットを記録したロールプレイング・ゲーム。以降、シリーズ作品はスーパーファミコン、ゲームボーイ、プレイステーション、プレイステーション2用ソフトなどで発売されている。最新作『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』は、ニンテンドーDS用ソフトとして2009年7月11日発売予定。
※2 『ドラクエV』(『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』)は、2004年3月に発売されたプレイステーション2用ゲーム。ビアンカ、フローラはゲームに登場するキャラクター。
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