ORICON STYLE

横浜を舞台にJazz&Bossaの極上ライブを披露!oricon Sound Blowin’ in YOKOHAMA レポート

オリコン主催のイベント『oricon Sound Blowin’』が『横浜音祭り2013』とタッグ! “Jazz&Bossa”をテーマに10月14日、横浜・大さん橋ホールで『oricon Sound Blowin’ in YOKOHAMA』を開催した。参加アーティストは、小野リサ、小林桂、山中千尋の3名。秋と海を感じさせる大人の一夜を演出した。

トークを交えながらの楽しいステージ

山中千尋

小林桂

会場写真

 トップバッターで登場したのは、ジャズピアニストの山中千尋。ウッドベースとドラムを交えたトリオのスタイルで、スピード感溢れるピアノ演奏が秀逸な「インサイト・フォーサイト」と、ジャズ・スタンダードの「テイク ファイブ」で、まずは観客の心を掴んだ。続いて「子どもたちが安心して住める町になってほしい」と、福島の復興への願いを込めたという「レイン、 レイン・アンド・レイン」を披露。温かみのあるビートのポップナンバーに、手拍子が沸き起こった。クラシックの名曲をジャズ・アレンジして人気の最新アルバム『モルト・カンタービレ』からは、「トルコ行進曲」と「エリーゼのために」を披露。「エリーゼのために」は、急に速くなったり遅くなったり、ところどころで調子はずれになる、ユーモラスなアレンジに会場が沸く。山中によれば、「ベートーベンの一途さがよく表れた楽曲だが、見方を変えるとすごくネチっこい。そのネチっこさを極端にしてアレンジしました。あくまでも冗談のアレンジです(笑)」と、笑いを誘った。

 解説を交えながら、非常にわかりやすくて楽しいステージを展開した彼女。「イタリアのイベントに出演した際は、ステージが藁(わら)で出来ていて、演奏していくうちにどんどん沈んでいって大変でした。あるジャズフェスでは、雨と一緒に屋根が降ってきたこともあります」と、海外での珍エピソードも披露。最後は、ライブで人気の「八木節」を演奏。超絶ピアノ演奏に歓声が沸いた。

 ジャズ・ボーカリストとして活躍する小林桂は、父親でピアニストの小林洋とともに登場して、さすが親子といった息ぴったりの演奏で楽しませた。スキャットやフェイクを交えた、ジャズの枠にとどまらない魅力に溢れた歌声に、観客もうっとりと聴き惚れる。

トークを交えながらの楽しいステージ

小野リサ

会場写真

会場写真

 映画音楽が好きだという小林は、「古い洋画を好んでよく観ます。古い洋画にはスタンダードナンバーがたくさん使われています。映画音楽の素晴らしいところのひとつは、音楽を聴けば細かいシーンまで思い出せるところです」と話し、映画『ザ・ジェントル・レイン』の主題歌や、『八十日間世界一周』の「Around The World」、日本の映画『スウィングガールズ』のエンディングにも使用されて有名な、ナット・キング・コールの「L-O-V-E」を披露。また11月20日にリリースする、ディズニー映画をモチーフにしたアルバム『星に願いを』から、タイトル曲も披露した。「映画『ピノキオ』の冒頭でコオロギのジミニー・クリケットが歌うことで知られています。子どもの頃から親しんでいる曲ですが、実は緻密に作られていて、ジャズマンから長年愛されている曲です」と解説。最後にモーツァルトの「きらきら星」のフレーズが出てくるウィットに富んだピアノのアレンジで、しっとりやさしく歌い上げた。

 トリをつとめたのは、20年以上にわたって日本とブラジルの架け橋として活躍している小野リサ。ピアノ、フルートやサックス、そして本人のアコースティックギターと歌というシンプルな編成で登場し「たくさんの応募者の中から抽選で当たったみなさんということで。クジ運の素晴らしいみなさんの前で歌えるのは光栄です」とひと言。ときにブラジルのことを話しながら、まさに海から爽やかな風が吹いて来るような演奏を聞かせ、心地良いリズムに合わせて観客も身体で拍子を取って楽しんだ。

 演奏したのは、ボサノバの名曲「イパネマの娘」をはじめ、ブラジルのヒット曲「サンバ・ド・カリオカ」や「ワン・ノート・サンバ」のカバーなど含めた全9曲。オーティス・レディングのソウル・ナンバー「ドック・オブ・ザ・ベイ」をボサノバ風のアレンジで聴かせる意表を突いた選曲もあれば、J-POPの名曲をボサノバにアレンジしてカバーした人気のアルバム『Japao2』からも2曲を披露。安全地帯の「ワインレッドの心」と、いしだあゆみの「ブルーライト・ヨコハマ」は、最初は何の曲だろう? という様子だった観客も、聴き覚えのあるメロディーが出てくると「あっ!」という感じで反応した。絶妙なアンサンブルで聞かせる演奏と、やさしく温かみのある小野の歌声が会場に響くと、リオの海や山が目の前に広がった。

 熱心なジャズファンから、普段はあまりジャズは聴かないけど興味はある方など、幅広い観客が集まった今回のイベント。落ち着いた大人のムードが広がる中、まるで芳醇なワインをたしなむように、舌鼓ならぬ耳鼓を打って、極上のひとときを楽しんだ。

(文:榑林史章/撮影:山田敦士)

大人のJazz & Bossaファンの注目を集めた、KENWOOD新「Kシリーズ」試聴ブース

 この日『oricon Sound Blowin’ in YOKOHAMA』の会場で注目された場所がある。それがKENWOODのオーディオ製品ブランド「Kシリーズ」の最新ラインアップ3モデルが勢揃いした試聴ブースだ。

 観葉植物に挟まれたローテーブルにペアのディレクターズチェアがセットされた、シンプルでおしゃれな空間に置かれたのは、同イベントの3日前に発表され、まだどこの店頭にも並んでいない新商品。さわやかな空間演出と最新サウンドの組み合わせは、開演を前に期待で胸を躍らせていた大人の音楽ファンも自然に注目。すぐに大勢の人だかりができていた。

 今回展示された「Kシリーズ」のキャッチフレーズは『情熱の沸き立つ音が聴きたい』。その言葉が示すように、“原音再生”に徹底的にこだわり、演奏会場の空気感さえもリアルに蘇らせることを目的に作られたKENWOODの自信作。

 高品位で話題を集めている「ハイレゾ音源」を忠実に再生する、ハイエンドモデル「A-K905NT」を筆頭に、音楽CDなどの圧縮音源に対して、オリジナルの音楽情報を予測、補間することでマスター音源に限りなく近づける高音質化技術「K2テクノロジー」を搭載した「A-K805」、デジタル化で失われた高域部分を補間する「Supreme EX」技術を搭載した「K-735」の3つ。それをこの日のゲスト 小野リサさん、小林桂さん、山中千尋さんの最新CDで聴き比べてもらうという趣向で、ライブ前の高揚感をさらにあおっていた。

紹介ブースイメージ
ハイレゾ音源に対応するKシリーズの最高級モデル
「A-K905NT」と、スピーカーシステム「LS-K901-M」
の組み合わせは、来場者から高評価を得ていた。
 

紹介ブースイメージ
自宅のリビングを思わせるブースでゆっくり試聴。
音楽好きな大人のリスナーが自然に耳を傾ける。
ブースの周りにはアンケート用紙片手に、異なる個性のシステムを聞き分ける人が集まっていた。

新「Kシリーズ」を聴いた感想は?

  • 「値段を聞いてびっくりしました。この値段で、これだけ良い音がするコンポって、なかなかないですよね。自分はマンションに住んでいるので、コンパクトなシステムを使っていますが、今のシステムは50万ぐらいかかりました。それを17〜18年使っていますが、Kシリーズには驚きました」(40代/男性)
  • 「見た目も高級感があり、そのコンパクトさが意外だった」(40代/男性)
  • 「シンプルで上質なデザイン。A-K805は音が中音豊か、高音自然な感じ」(50代/男性)
  • 「全部良かったけど、中でもA-K905は一番よかったです。きれいで広がりがありました。K-735はキンキンしていて、A-K805はマイルドな印象でした」(40代/女性)
  • 「A-K905は音質が良く、臨場感にあふれ、ダイナミックながら温もりと奥行きがあるのが印象的でした。i-Podと連携できるのはありがたいです。またK-735は木目調のスピーカーのデザインが洗練されていて、品を感じました」(50代/男性)
  • 「A-K905はボーカルの繊細な部分まで聴こえて、ライブを聴いている感じがしました」(30代/女性)

聴いた感想は?イメージ
「ピアノの音がきれいで、繊細な音だなあと思いました」
(40代/男性)
「ピアノの音が際立った感じに聞こえて、いいと思います」
(40代/女性)

聴いた感想は?イメージ
「ふだんスピーカーで音楽を聴くことがないんですが、臨場感があるんですね。 しかも大きさもちょうどいい。家にあったら、ちょっと生活スタイルが変わる気がしました」
(20代/女性)

聴いた感想は?イメージ
「僕はK-735が一番好き。今の気分に合っていると思いました。普段だったらA-K905が好きかな。デザインもいいですよね」(30代/男性)

聴いた感想は?イメージ
「K-735が一番自然な音のように感じました。聴いていて違和感がないですね」(40代/女性)

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