ORICON STYLE

あのアーティストにもう一度会いたい――それはファン誰もが望む夢。記憶に残るイメージが鮮烈であればあるほど、その想いは尽きることがない。 2011年、未曾有の大震災に見舞われた日本。そんな時代を耐え抜く人々に力を与えるべく、明るく道を照らすべく、“彼ら”が立ち上がった。夢、再び。復活を遂げたヒーロー、ヒロインたちをクローズアップ!
  • ↑8月に1ヶ月限定で再結成するZONE(左からTOMOKA、MAIKO、MIYU)

    ↑かつてのZONE(左からMIZUHO、TOMOKA、MIYU、MAIKO)

     ティーンのガールズバンドとして一世を風靡(ふうび)したZONE。日本武道館公演での解散後に発売されたベストアルバム『E〜Complete A side Singles〜』が1位を獲得するなど、惜しまれつつの終幕を迎えたのが2005年。それから6年後の今年、彼女たちの代表曲として2001年8月に発表された「secret base〜君がくれたもの〜」の歌詞に記された「10年後の8月」に再び出会えるというドラマティックな展開で、1ヶ月限定の再結成を果たし、同月14・15日に赤坂BLITZで復活ライブを開催する(ドラムスのMIZUHOは芸能活動を行なっていないため不参加)。震災に対して何かできることは?という思いから実現したZONEのパフォーマンス。ガールズだった彼女たちがどんなレディーに成長し、どんなハーモニーを奏でてくれるか注目したい。

    【ZONE LIVE】
    『「10年後の8月・・・」ZONE復活しまっSHOW!!〜同窓会だよ全員集合!〜』
    2011/08/14(日)〜08/15(月) 赤坂BLITZ


    LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES

     RYUICHI、SUGIZO、INORAN、J、真矢の5人によって1989年に結成、92年にメジャーデビューを果たすと、「STORM」「DESIRE」「I for You」など多くのヒット曲を送り出し、90年代のバンドシーンをリードする存在として君臨してきたLUNA SEA。2000年の“終幕”後も高い人気を保ってきたが、“REBOOT”と称した活動再開プロジェクトを昨夏から本格稼働。世界ツアーに続いて東京ドーム3DAYSを敢行するなど、精力的な展開を見せている。今年はセルフカバーアルバム『LUNA SEA』のリリース、3D映画の公開、さらに10月にはさいたまスーパーアリーナでチャリティーコンサートの開催と、メンバー個々の活動をも含めると、その動向は実に多彩だ。時代を揺るがした世界観は今なお色褪せることなく、バンド名の月と海のように、不変性を保ちながら進化を遂げている。

    【LUNA SEA LIVE】
    東日本大震災復興支援チャリティーライブ
    『A Promise to The Brave』
    2011/10/22(土) さいたまスーパーアリーナ

     この他にも、7月に宮城・Zepp Sendaiで東日本大震災復興支援チャリティーライブ『SIAM SHADE SPIRITS〜Return The Favor〜』を行うSIAM SHADE(2002年解散)、本体が現役で活躍するなかOGによって結成、1月に中野サンプラザでのファンクラブイベントでお披露目されたドリーム モーニング娘。など、ともに青春を過ごしてきたファンには眩しすぎる存在が、次々とメインストリームに帰ってきている。

    【SIAM SHADE LIVE】
    東日本大震災復興支援チャリティーライブ
    『SIAM SHADE SPIRITS〜Return The Favor〜』
    2011/07/17(日) Zepp Sendai

    【ドリーム モーニング娘。 LIVE】
    『ドリーム モーニング娘。 コンサートツアー2011 秋の舞 〜続・卒業生 DE 再結成〜』
    2011/09/24(土) 市川市文化会館ほか

     となると、あのバンドも見たい、このグループをもう一度という期待感が高まってくるのが人情というもの。そこで、オリコンでは「復活してほしいバンド」をテーマにアンケートを行なった。

     1位に輝いたのは、1988年に解散したロックバンド・BOφWY。2位以下の多くが、90年代あるいは2000年代にひとつの区切りをつけたバンドであることを考えると、その根強い支持に驚かされるが、後続のバンドに多大な影響を与え、半ば神格化さえしていた彼らへの復活を望む声は実際、途切れることがなかった。

     しかし、ここにきて氷室京介が全曲BOφWYナンバーでチャリティーライブを行ない、布袋寅泰がCOMPLEXを復活させるなど、足跡を辿る動きも見て取れるだけに、夢は一層広がる。活躍した時代を考えると、10代にも支持されるJUDY AND MARYの幅広いファン層にも驚かされる。

    (文:田井裕規)

    【調査方法】
    2011年5月24日〜5月27日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の10代、20代、30代、40代の男女各125名、合計1000名にインターネット調査したもの。

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