ORICON STYLE

2011年01月19日
止まることを知らない場内の熱気

 まず、最大規模である「EARTH STAGE」への出演ラインナップは、誰もが唸る超ビッグネーム揃いとなった。痛快なロックテイストを発揮するライブで定評のあるPUFFYが初日のトップバッターを飾って以降、場内に渦巻いた熱気は止まることを知らなかった。Base Ball Bear、サカナクション、チャットモンチー、9mm Parabellum Bullet、ACIDMAN、ストレイテナー、ORANGE RANGE、Superfly、10-FEET、the HIATUS、くるり、POLYSICS、奥田民生、ザ・クロマニヨンズ、サンボマスターなど……観客層の中心である10代、20代のロックファンの間で高い人気を誇るラインナップが盛り上がったのはいうまでもない。そして、ベテラン勢、ロックバンド以外のステージの熱気も圧倒的だったのは、幅広いアーティストの魅力との出会いが無限に広がる音楽フェスならではのすばらしい光景であった。


 初日の夕方に出演したPerfumeは新曲「ねぇ」のほか、大ヒット曲も連発して特大のダンスフロアを場内に実現。痛快なスカで踊らせた東京スカパラダイスオーケストラ。「シャナナ」で数万人の観客が色とりどりのタオルを回転させる様が壮観だったMINMI。歌声の素晴しさを目一杯に体感させてくれた斉藤和義、トータス松本。もはやヒップホップもロックも超越した貫禄のステージを展開したKREVA。往年の名曲が満載されたセットリストで観客を歓喜させたゴダイゴ……などなど。全ステージがハイライトであったといっても決して過言ではない。


2011年への期待を煽る印象的なポイント

 そして、ほかのステージでも、紹介し切れない程の見どころがあった。活動休止前の最後のステージとなった175R。初めて観る観客も一気に魅了する最強のエンターテイナーぶりを発揮していたSEAMO。ライブバンドとして名高いthe telephones、NICO Touches the Walls、SHAKALABBITSなどで巻き起こった凄まじい熱気は、年末のお祭りにふさわしい無条件の楽しさであった。また、世界の終わり、ザ・ビートモーターズ、[Champagne]など、新世代ロックバンドのステージのキレの良さは、2011年の音楽シーンへの期待を大いに煽ってくれる印象的なポイントとなった。


 ライブを観ながらアーティストとともに新年を迎えられるのも『COUNTDOWN JAPAN』の楽しさのひとつだが、今回の「EARTH STAGE」でカウントダウンを行ったのはエレファントカシマシ。場内が一丸となりカウントダウンを行うあの昂揚感は、全ての観客にとって最高の思い出となったことだろう。そして、年越しそば、お雑煮など、年末年始らしいメニューも楽しめる飲食ブース、初詣ができてしまう神社、福袋の販売、豪華ゲストが多数出演するDJブース……ライブ以外のお楽しみが多数用意されていたのも、言及しておきたいところだ。


 良質の音楽フェスはライブだけではなく、その空間に身を置いているだけでとにかく楽しい。2003年に第1回が開催されて以来、着実に進化を続けてきた『COUNTDOWN JAPAN』。すばらしいライブをたっぷり観ながら年末年始を過ごすという、このフェスが提示したぜいたくなスタイルが、音楽ファンの間で揺るぎなく定着したことを示した『COUNTDOWN JAPAN 10/11』であった。

PUFFY
Perfume
Superfly
KREVAエレファントカシマシ
(文:田中 大)
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【放送日時】

ダイジェストスペシャル 2/11(金・祝)深夜 0:00
DAY-1〜2 COSMO STAGE / MOON STAGE
2/18(金)午後 5:10

DAY-1〜2 EARTH STAGE / GALAXY STAGE
2/18(金)深夜 0:00

DAY-3〜4 COSMO STAGE / MOON STAGE
2/25(金)午後 5:10

DAY-3〜4 EARTH STAGE / GALAXY STAGE
2/25(金)深夜 0:10

・3月からはアーティストのステージを個別に紹介するアーティスト特集をオンエア!


【関連番組】
COUNTDOWN PLUS 
毎週水曜よる11:50 ほか
出演アーティストや最新情報を毎週放送

合計12時間の大ボリューム!!
アーティストの直筆サイン入りTシャツを番組視聴者の方にプレゼント!詳細はWOWOWスペシャルサイトで!
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