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最新シングル「everyday、カチューシャ」が驚異のセールスを記録!第3回選抜総選挙の話題も盛り上がっているAKB48が、待望の初オリジナルアルバム『ここにいたこと』をリリース!もちろんボリュームたっぷり!全16曲を収録し、改めてAKB48の楽曲を存分に楽しませてくれる!
楽しんで歌っている姿が目に浮かぶ

1月に開催された『リクエストアワーセットリストベスト100 2011』で「チームB推し」も披露された。

 このアルバムは、彼女たちがここにいたことの証である。
 AKB48初のオリジナルアルバムには、「ポニーテールとシュシュ」以降のシングル曲(「Everyday、カチューシャ」は未収録)をはじめ、CMなどですでに聴いたことのある曲や初披露となる曲と、全16曲が詰め込まれた。

 1曲目を飾るのは、今年1月に公開された映画
『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued「10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」』の主題歌となった「少女たちよ」。爽やかな疾走感は淡々としながらも前に進んでいくようなイメージ。そんな楽曲に乗ったひたむきな歌詞は、なにかに向かおうとする気持ちを奮い立たせてくれる。AKB48のテーマソング的でもあり、今の彼女たちのアルバムの幕開けにもっともふさわしい曲ではないだろうか。

 2曲目のチームAによる「Overtake」は、H.I.S.×AKB48のコラボCM曲としてすでにオンエア中。各チームによる新曲が1曲ずつ入っているのだが、チームBのみ、既存曲「チームB推し」も収録されている。これはチームBの劇場公演曲で、全メンバーのニックネームが入っていてファンとの掛け合いを楽しめる歌。今年1月に開催された『リクエストアワーセットリストベスト100 2011』では、数あるシングル曲を押さえて第5位に輝いている。その効果もあって、ここに収められたのではないかとも考えられる。

 その他の新曲も、歌唱しているメンバーと照らし合わせて聴くと楽しめそうだ。それぞれの感じ方があると思うが、なんとな〜くその歌に合っているな〜と思えるメンバーではないだろうか。そのなかで前田敦子×板野友美の仲よしデュオが歌う「君と僕の関係」は、声の相性もバッチリ。最後に笑い声が入っていたり、楽しんで歌っている姿が目に浮かぶ。

ここからもずっと続いていく長い道
ここにいたこと(初回限定盤)
ここにいたこと(初回限定盤)

ここにいたこと(通常盤)
ここにいたこと(通常盤)

ここにいたこと(劇場盤)
ここにいたこと(劇場盤)

 そして、ラストソング「ここにいたこと」。ピアノとオーケストラのコンチェルトとともに、AKB48+SKE48+SDN48+NMB48とすべてのメンバーで綴られる大きなバラードであり、「桜の栞」とはまた異なる本格的合唱曲である。ストリングスのようなコーラス、エコーのようなハーモニー。その声のチカラは、ピュアな感動を呼び起こす。

 この曲は<全力で走るんだ>と歌われた1曲目の「少女たちよ」のアンサーソング。または続編とも捉えられる。全力で走ってきたからこそ今ここにいて、その長い道はここからもずっと続いていく。だから、振り向いたときに“今”を覚えておけるように「ここにいたこと」という道しるべを置いておくのだ。

 また、もっと深い意味があるのではないか?と、気になる見方もできる。あくまでも一個人としての意見だが、このアルバムは、純粋にAKB48というアイドルグループが今ここにいたことの道しるべとしてのアルバムなのか。もしかしたら「ここにいたこと」という曲自体が、詞のラストフレーズが匂わせるように、本当に誰かの卒業ソングとなるのではないか?……という想いが、一度はファンの頭を過ぎったのではないだろうか。思えば「Everyday、カチューシャ」のミュージックビデオのラストシーンも意味深だったし。グループ初のドーム公演・西武ドーム3Daysでのサプライズに注目したい。もちろんサプライズだけではなく、西武ドーム公演自体がアルバム曲中心となるだろうし、新鮮なライブを体験できるはずである。

 ラブソング&応援ソング、メンバーの個性がみえる曲、そして、ひたすら一生懸命がんばっているAKB48というアイドルの生の姿がみえてくる曲。まさにAKB48のアルバムだ。彼女たちがここにいたことは私たちの胸に刻まれ、私たちもまた未来から振り返ったときに、“あの頃がんばっていた自分”と歌が混ざり合った甘酸っぱい記憶を思い出すに違いない。

(文:三沢千晶)

リリース
ここにいたこと【初回限定盤】
AKB48
  • 発売日:2010/06/08
    [アルバム]
    価格:¥3,500(税込)
    キングレコード
    品番:KIZC-90117/8

ここにいたこと【通常盤】
AKB48
  • 発売日:2010/06/08
    [アルバム]
    価格:¥3,200(税込)
    キングレコード
    品番:KIZC-117/8

プロフィール

AKB48
2005年、秋元康による新たなアイドルプロジェクトとして『会いにいけるアイドル』をコンセプトに誕生。専用劇場である“秋葉原48劇場”で毎日ステージを行いながら、全国区デビューを目指す。
2006年2月1日、シングル「桜の花びらたち」でCDデビュー。10位を獲得。
以降、「会いたかった」「制服が邪魔をする」「軽蔑していた愛情」などをリリース。
2009年10月21日、シングル「RIVER」をリリース。1位を獲得。
2010年2月17日、シングル「桜の栞」をリリース。1位を獲得。
2010年4月7日、アルバム『神曲たち』をリリース。1位を獲得。
2010年5月26日、シングル「ポニーテールとシュシュ」をリリース。1位を獲得。
2010年8月11日、シングル「ヘビーローテーション」をリリース。1位を獲得。
2010年10月27日、シングル「Beginner」をリリース。1位を獲得。
2010年12月8日、シングル「チャンスの順番」をリリース。1位を獲得。
2011年2月16日、シングル「桜の木になろう」をリリース。1位を獲得。
2011年5月25日、シングル「Everyday、カチューシャ」をリリース。1位を獲得。
2011年6月8日、アルバム『ここにいたこと』をリリース。

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