ORICON STYLE

2010年09月01日

様々な分野で時代を切り拓いてきたアーティストがランクイン

 1950年代に誕生し、音楽のメインストリームに厳然と存在し続けるロック。そんな歴史を誇る一大ジャンルのなかで、音楽ファンが選んだ最も影響を与えていると思われるロックバンドに選ばれたのは【ザ・ローリング・ストーンズ】。一度も解散することなく、ロックシーンの頂点に立ち続ける“巨人”。ブルースを強く意識するとともに、ギターやドラムが刻むリズムをメインとしたシンプルなサウンドを追究してきた彼らのスタイルは、ファンだけでなく、その後のロックバンドに大きすぎるほどの影響を与えてきた。「音楽業界のみならず、他の業界の人にまで、60才を超えても現役を続けることのかっこよさを伝えていると思う」(京都府/20代/女性)という存在そのもののロック性に加え、有名な“ベロ出しロゴ”でも強烈なインパクトを残すなど、アーティストとのコラボファッション面でも時代を切り拓いてきた功績は大きい。「ストーンズといえば、あのリップ・アンド・タンのマークでCOMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)のコレクションにも登場しているし、古さを全く感じない」(福岡県/20代/女性)。

 2位に選ばれたのは【ボン・ジョヴィ】。アメリカのバンドらしい明るく親しみやすいメロディーラインと、ファッショナブルなルックスで、アイドル的な人気をも確立。特に日本では、洋楽アーティスト初のオリジナルアルバム3作連続1位を達成するなど、厚いファン層を誇る。「洋楽の面白さを教えてくれたバンド。曲も入りやすかった」(宮城県/20代/女性)など、新たな洋楽ファンを生み出したことも特筆すべき点だろう。

 3位は、ハードロック・シーンの大御所ともいえるのが【エアロスミス】。ズシンと来る重さとスタイリッシュな軽やかさが絶妙に混じった音作りは、新しいハードロックの扉を開いたともいえる。映画『アルマゲドン』のメインテーマ「ミス・ア・シング」が奏でる荘厳な美しさと力強さは、発表から12年を経過した今もまったく色あせていない。「とにかく音もスタイルもかっこいい!」(神奈川県/30代/女性)。

 アイルランドが生んだ歴史的ロックバンドといえば4位の【U2】。政治的・社会的メッセージを背景にさまざまな慈善活動にまで活動のフィールドを広げるボノ(Vo)の持つカリスマ性は、ロック界において傑出しており、まさに時代を動かしてきた存在。「ボノは音楽だけでなく、政治や様々なほかの分野にも影響力大!!」(愛知県/30代/女性)。U2の音楽によって社会的活動に目覚めた人も多いことだろう。

 ミクスチャーサウンドと呼ばれる新たなアプローチを体系化させたのが、5位の【レッド・ホット・チリ・ペッパーズ】。「ミクスチャーというジャンルをメジャーに押し上げた貢献はデカイと思う」(東京都/30代/男性)と、HIP HOPやファンク、パンクといった様々な要素を色濃く投影させた独特な世界によって、ジャンルを問わないファン層を吸収、ロックにひとつの転機をもたらした。また近年では、映画『DEATH NOTE』のテーマを担当したことで、邦画・漫画ファンにまでその影響は広がっている。

新たなロックジャンルを確立したアーティストが人気

 続いて6位は、ギタープレイヤーのヒーローとして君臨するエドワード・ヴァン・ヘイレン率いるハードロック・バンド、【ヴァン・ヘイレン】のサウンドも、まったく色あせないパワーを有している。「ジャンプ」や「パナマ」などのヒットチューンに見られるポップなサウンドは女性にも強くアピール。「革新的なギターで影響を与えたと思う」(大阪府/20代/男性)など、エディの“ライトハンド奏法”はギターキッズの永遠のバイブルとなった。

 1990年代のパンクロック界に革命をもたらした7位の【グリーン・デイ】の影響力の強さも侮れない。「パンク界の兄貴的存在。今の若手パンクバンドは少なからず彼らから影響を受けていると思う」(茨城県/20代/女性)と、ここから新たなパンクロック――いわゆるメロコアの流れがもたらされたという見方をする人は少なくない。パンクロックに大衆性を引き寄せた偉大さは未来へ語り継がれるはずだ。

 それまである種コア的な人気に終始していたへヴィーメタルに、一躍脚光を与えたという点で8位の【メタリカ】。“最強のメタルバンド”と呼ぶケースもあるほど、このジャンルにおける彼らの貢献度は高い。多彩なアーティストにカバーされているオリジナル曲の多さもまた“壁”を破壊した彼らならではの勲章だろう。「新しいメタルの象徴」(徳島県/20代/男性)は、9月に久しぶりの来日を果たす。

 90年代以降のロックファッションに多大なる影響を残した【ガンズ・アンド・ローゼズ】が9位。「私の世代40代から息子の世代10代まで、音楽的にも、Tシャツのプリントなどのファッション的にも人気があると思うから」(埼玉県/40代/女性)という網羅しているファン層の幅はもちろん、個々に活動しているかつてのメンバーをも含め、今なおその動向に注目が集まるポテンシャルの高さは凄い。

 多岐にわたる進化を遂げてきた10位の【レディオヘッド】も、支持の高かった1組。「実験性、革新性という意味で、影響を強く与えたバンド」(千葉県/30代/男性)というコメントに集約させる、自身をひとところに留めておかない音楽性のバリエーションとセンスの高さは当代随一。次は何をしかけてくるのかを楽しみにしているロックファンも多いことだろう。

【調査方法】
2010年8月20日〜24日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の20代、30代、40代の男女、各100名、合計600名にインターネット調査したもの。

(文:田井裕規)

『洋楽ライブ伝説』番組詳細

『洋楽ライブ伝説』とはWOWOWで放送する音楽番組。80年代から90年代を中心に、貴重な洋楽ライブ映像をセレクトしてお届けする洋楽ファン必見の番組。日本で“洋楽”が一大ムーブメントを起こしていた黄金期といえるこの時代を中心に、海外の貴重なアーカイブからビッグネームたちの伝説的なライブをセレクトしてお届けします。しかも、9月からは今まで以上の豪華ラインナップ!記念すべき初来日から今年で20年となるザ・ローリング・ストーンズの貴重な映像を2ヶ月連続でお届けするほか、オアシス、クリーム、ザ・フーなど、豪華アーティスト達の伝説的なライブが続々とラインナップされる予定。

『9・10月番組ラインナップ』

『ブライアン・アダムス ライブ・アット・スレイン・キャッスル 2000』
放送日時:9月7日(火) 深夜0:35〜[HV]

『ザ・ローリング・ストーンズ ハイド・パーク・コンサート 1969』
放送日時:9月14日(火) 深夜0:35〜[HV]

『ザ・ローリング・ストーンズ スティール・ホイールズ・ツアー 1990』
放送日時:10月5日(火) 深夜0:40〜[HV]

『OASIS There and Then…1995 & 1996』
放送日時:10月26日(火) 深夜1:00〜

豪華ラインナップの詳細コチラ

SPECIAL PRESENT

『洋楽ライブ伝説』スペシャルサイトでは、抽選でザ・ローリング・ストーンズの日本未発売プレミアムTシャツや、非売品ポスターをプレゼント。をプレゼント。

プレゼント応募詳細はコチラ

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