ROCK IN JAPAN FES.2010ROCK IN JAPAN FES. 2010 レポート 響き渡った!!心を振るわせるサウンドと大歓声 オープニングから貫禄のステージ今年でついに11年目を迎えた『ROCK IN JAPAN FES.』(RIJ)。このフェスが会場内に設営しているステージは全部で6つ……最大規模の『GRASS STAGE』。湖に隣接する『LAKE STAGE』。森に囲まれたのどかな空間の『SOUND OF FOREST』。『GRASS STAGE』と『LAKE STAGE』のちょうど中間地点にある『PARK STAGE』。入場ゲート近くの大型テント内に設営されている『WING TENT』。海を見張らせる展望台の近くにある『Seaside Stage』。それぞれのステージで、ほぼ同時並行してライブが行われるのだが、ロケーションの違いを楽しみつつ、「次はどのアーティストを観ようか迷うな〜」という贅沢な悩みを抱えて広大な場内を巡る楽しみは、やはり格別なものがあった。 初日から快晴!朝早くからたくさんの観客が集まっていた。『GRASS STAGE』のオープニングを飾ったのはくるり。スタート前のサウンドチェックの段階で代表曲のひとつ「ワンダーフォーゲル」を演奏してしまうというサプライズを行い、フィールドはみるみる内に盛り上がっていった。ライブ本編は9月にリリースされる最新アルバムからのナンバーを惜しげもなく連発!貫禄のステージを展開していた。 続いて登場したのは、「散開」を先日発表したBEAT CRUSADERS。何度も出演してきたこのフェスでのラストステージとなった。しかし、お別れが近いとはいえ、全くセンチメンタルなムードにならないのが、やはりビークル。恒例のユニークなコール&レスポンスなども交えつつ、痛快なナンバーを連発していった。 多彩なジャンルのアーティストが登場ロックバンドだけでなく、多彩なジャンルのアーティストが出演するのも『RIJ』の大きな魅力だ。SEAMOがエンターテインメント性に満ちたステージを展開した後、昼過ぎの『LAKE STAGE』に登場したのはPUFFY。フェスといえばハイテンションでアゲまくるアーティストが多いが、彼女たちはいつもの通りのフワリとゆるい存在感を発揮していた。 『GRASS STAGE』の日中の目玉となったのは、やはりPerfume。意外に思う人がいるかもしれないが、Perfumeも『RIJ』の常連であり、今回で3年連続の出演となった。爽やかなイエローの衣装を眩く輝かせ、「不自然なガール」を皮切りにフィールド全体を楽しいダンスフロアと化していった。8月11日にリリースされた「VOICE」も飛び出し、観客は大喜び。ラストは「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」という最強の2連発!強力なアーティストが多数揃う『RIJ』だが、今年のPerfumeも異彩を放っていた。 『SOUND OF FOREST』ステージに立ち、最新アルバム『エメラルド』からのナンバーを含むセットリストで、素晴らしい歌声を届けたCocco。『GRASS STAGE』で強力なラップを聴かせ、大喝采を浴びたKREVAなどを堪能している内にあっという間に日没を迎えていた。初日の『GRASS STAGE』のトリはthe HIATUS。磨き抜かれたバンドサウンドで広大なフィールド全体を揺るがし、観客を熱い興奮で包んでいった。派手な演出はとくに行わず、演奏、音でとことん勝負していたストイックな姿が印象深い。心地よい夜風が吹き始めたなか、圧倒的な存在感を再確認させられたステージであった。 (文:田中 大) WOWOW『ROCK IN JAPAN FES.2010』放送日時P R
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