ORICON STYLE

2010年04月10日

マイケルの本質を探求した、貴重な映像

AI

AI番組ナビゲーターを務める。

──今回、マイケル・ジャクソンの番組を作ろうと思われたきっかけは? 【遠藤】 昨年6月にマイケルがこの世を去った直後から、いろんなアーティストが彼の楽曲をカバーしている姿を何度もライブで目撃したんです。世間ではスキャンダルなことがクローズアップされていたイメージでしたが、アーティストのみなさんは、本当にピュアな視点で彼のことを愛している姿が、そこから伝わってきました。それで、マイケルがエンターテイナーとして、現代の音楽シーンにどれだけ多くの人に影響を与えているのか?をきちんと伝えなければならないという使命感が生まれ、番組を作ろうと思ったんです。

ジャーメイン・ジャクソン

ジャーメイン・ジャクソンジャクソン一家の三男。ジャクソン・ファイヴではマイケルと共にリードボーカルを担当。

──AIさんをナビゲーターに起用した理由は? 【遠藤】 彼女もまた、ライブでマイケルの楽曲をカバーしていたんです。その時、この歌はこういう内容だとか話したり、モノマネもとても細かいもので、マイケルを心から愛しているんだなと感じました。また彼女は、マイケルの振付師であったトラヴィス・ペインと10代の頃に親交があったり、かつてジャネット・ジャクソンのビデオクリップにダンサーとして出演した経験があるなど、何かと繋がりがある人。そんなAIさんが、マイケルのことを知らない人にも、彼の素晴らしさを伝えられる架け橋的な役割として最もふさわしいと思いまして、お願いしました。

ティト・ジャクソン

ティト・ジャクソンジャクソン一家の次男。ジャクソン・ファイヴのオリジナルメンバー。

──実際に、マイケルが『THIS IS IT』ライブのためのリハーサルを行ったスタジオから、米国イリノイ州ゲーリーにある生家まで、マイケルゆかりの場所を巡り、関係者の方々のインタビューをするという内容ですね。 【遠藤】 日本のみで番組を作るとなると、過去のビデオクリップや、来日当時のエピソードを流すことくらいしかできない。それだとマイケルの本質って見えてこないと思ったんです。だから、彼のゆかりの場所を訪れ、関係者にインタビューしようと思いました。

名曲「バッド」では、プリンスと共演する予定だった・・・

フランク・ディレオ

フランク・ディレオエピック・レコードの宣伝部長を務めた後、マイケル・ジャクソンのマネージャーに就任。

──兄のジャーメイン、ティトから、その才能を発掘したジャクソン・ファイヴが初めて契約したレーベル“スティールータウン”のオーナー、さらにはマネージャーまで、マイケルの素顔を知る人物が多数登場していますね。どれぐらいの期間をかけて取材を? 【遠藤】 10日くらいでしたね。マイケルの死亡直後は、いろんな憶測が流れ、みなさん、もうスキャンダラスなことは提供したくないと、あまり口を開きたくなかったみたいなんです。でも映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』などを通じ、彼の本来の姿が伝わってきて、きちんと評価されるようになってきた。結果ようやく、それぞれが胸の奥にしまっていたマイケルへの思いを吐き出してもいいと思って、今回協力してくれたのではないでしょうか。

スティーブ・マニング

スティーブ・マニング1970年にジャクソン・ファイヴのファンクラブを設立。以降、ジャクソン家とは家族同然の仲に。

──本当に貴重なエピソードの連続ですよね。特に、彼のことをずっと見守ってきたマネージャーのフランク・ディレオの発言は、これまで知らなかった事実がいっぱいで、驚愕でした。 【遠藤】 そうですね。「スリラー」のビデオクリップの話や名曲「バッド」でプリンスと共演する予定だったなど、この人はさりげなく驚愕のエピソードを語ってくれています(笑)。また、マイケルの死を宣告された人物でもあるので、その時の状況も日本初公開してくれていますよ。

──それは貴重ですね! 【遠藤】 また、今回の番組ではマイケルがどういうプロセスを経て、スーパースターへ成長していくのかが知りたかったと同時に、現在のように黒人が社会の中で受け入れられるまでが、いかに大変なものだったのかということも、伝えたかったんです。日本は、差別があったことは知っていても、それは実際にどういうものだったのか?を感じる機会は少ない。今回の取材では、そういった歴史にも触れてもらえたらなと思いました。

(文:松永尚久)
(写真:HITOSHI SATO[オリアンティ、マイケル・ジャクソン、フランク・ディレオ、AIは除く])

AI miss MICHEL JACKSON〜KING OF POPの奇跡〜

マイケルの素顔、彼の才能が残した奇跡の数々をアーティスト、AIが追うプログラムや、ビデオクリップ特集など、貴重な映像が満載!

【Vol.1 〜ジャクソン5からソロ活動、マイケルのヒットの法則〜】
【登場人物(予定)】
トラヴィス・ペイン(THIS IS IT振付師)/ケント・モリ(日本人ダンサー)
ジャーメイン・ジャクソン(マイケル兄)/ティト・ジャクソン(マイケル兄)
スティーブ・マニングス(ジャクソン家友人)/ゴードン・キース(スティール・タウン・レコード社長)
フランク・ディレオ(元エピック・レコード宣伝部長、マイケル最後のマネージャー)
スティーブ・ポポビッチ(元エピック・レコード A&R)/オラ・レイ(「スリラー」ガールフレンド役)
【撮影場所(予定)】モータウン・ミュージアム 他

[放送日]4月24日(土)20:00〜21:00
[リピート放送]4月28日(水)19:00〜/4月29日(木)16:00〜 ほか

【Vol.2 〜マイケルのルーツから功績、マイケル・ジャクソンという人物像〜】
【登場人物/場所(予定)】
ジャーメイン・ジャクソン(マイケル兄)/ティト・ジャクソン(マイケル兄)
ロニー・ランシファー(ジャクソン・ファイヴオリジナル・キーボード)
スティーブ・ポポビッチ(元エピック・レコード A&R)
フランク・ディレオ(元エピック・レコード 宣伝部長、マイケル最後のマネージャー)
ジョアン・ホロウィッツ(STUDIO54オリジナル・パブリシスト)
マイケル・ビアーデン(『THIS IS IT』バンマス)
オリアンティ(『THIS IS IT』リード・ギター、アーティスト)
ジューディス・ヒル(『THIS IS IT』バック・ボーカル)他
【撮影場所(予定)】シカゴ・ブルース・ミュージアム 他

[放送日]6月放送予定

【マイケル・ジャクソン ビデオクリップ大百科】
[放送日]5月9日(日)18:00〜23:00

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プロフィール

1966年、父親ジョー・ジャクソンの勧めでジャクソン兄弟によって結成されたジャクソン・ファイヴ。
1969年、モータウン・レコードと契約。デビュー時のメンバーは、ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、マイケル。リードボーカルのマイケルは最年少だったが、グループの中で最も才能に長けていた。「アイ・ウォント・ユー・バック」「小さな経験(The Love You Save)」「アイル・ビー・ゼア」など、大ヒット曲を送り出すし、スターグループの仲間入りを果たす。
1972年、ジャクソン・ファイヴを脱退。
1979年、1stソロアルバム『オフ・ザ・ウォール』をリリース。同作で、ソロアーティストとしては初めて、1枚のアルバムから4曲もの全米TOP10ヒットを生み出した。
1982年、アルバム『スリラー』の売上は、全世界で1億枚以上を売り上げ、史上最も売れたアルバムとしてギネスブック認定作品となる。また、『グラミー賞』史上最多8部門受賞作で、7曲がシングルカットされ、その全てが全米TOP10入りを果たす。
1987年、アルバム『バッド』をリリース。
1991年、アルバム『デンジャラス』をリリース。
2001年、アルバム『インヴィンシブル』をリリース。
2009年、英国ロンドンのO2アリーナでの12年ぶりのツアーを予定されていたが、同年6月25日に急逝。
2009年10月30日、O2アリーナで予定されていたツアーのリハーサルとビハインド・ザ・シーンの映像を使用した映画『THIS IS IT』が全世界同時公開。
2010年1月27日、DVD『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』をリリースし、初登場1位を獲得。史上3作目のDVD&Blu-rayで2週連続ダブル首位獲得。DVDのみで100万枚を超える大ヒットとなる。

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