濱田が芸能界へ入るきっかけとなったのは小学生のころに受けた事務所からのスカウトだった。1998年にドラマデビューし、芸歴は10年を超える。 自らの性格を“小心者”と語る濱田だが、俳優として身を立てる決心をしたのは16歳。TBS系ドラマ『3年B組金八先生』への出演を決めた時だった。当時通っていた私立の高校は芸能活動への理解が浅く、ドラマ撮影のために半年間の休みを取るということは許されなかった。 「“金八”は2クール。私立の学校で半年学校に行かないというのは、受け入れてもらえなかった。そこで(道が)2つに1つとなりました。一般的な“学生”の道を諦め、芸能界で生きていくのか? 選択を迫れられ、結構悩みましたね」と当時の心境明かす。 その結果、濱田は俳優の道を選ぶ。「客観的にみても、それまではおとなしい子、マイナス思考な子が多くて、“金八”では初めてバッと弾けた役でした。あの作品以降、今回のような気弱なだけじゃない役柄をいただけるようになったと思います」と、第二の“母校”へ寄せる想いは熱い。 最近の俳優業界は、モデルさながらの若手“イケメン俳優”が大活躍。そんな中で身長160cmと小柄な濱田だが、すでにドラマや映画において独自のポジションを確立している。映画誌などでは若手実力派の筆頭株として名前が挙げられることも度々だ。 「そんなことを言っていただくと、他の若手実力派俳優の方々に申し訳ないです。恥ずかしいです(笑)。本当に、他の方々を意識しているようなこともないですし」と恐縮しながら、顔を真っ赤にして髪をくしゃくしゃとかきむしる。 「僕は“濱田岳”にしかできないことをやる。これが、プロとして人前に出る人間かなと思っています。他の方々もきっとそういう意識でしょうから、誰かと自分を比べたりするよりも、僕がもっと“僕らしく、表に出るべき”だと思います」と真摯に語るも、「ただ、イケメンブームの世の中ですので、僕は居ずらいです(笑)」と、トレードマークの八の字眉毛を下げ、シャイな一面をのぞかせる。 濱田が思う俳優業の魅力は“色々な人に出会える事”だと言う。 また「(自分の)身の丈に合った行動を重ねていく事で、自分らしさ育てたい。背伸びをして、それが消えてしまうのは嫌だから。自分らしく、死ぬまで“濱田岳”でいたいなと思います」と、精悍な人生論をさらりと明かす。 最後に、そんな“濱田岳らしさ”とは何かを尋ねると「難しぃな・・・」と漏らしつつ「僕のお芝居を見て“あれ?ちょっと大きく見えるな”と感じていただいた時は、そこに“濱田岳”が居ます」と、頭をポリポリと掻きながら照れ笑いを浮かべた。 【ストーリー】 原作:伊坂幸太郎(講談社刊「フィッシュストリー」所収) 【関連リンク】 濱田岳(はまだがく) P R
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