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昨年公開の映画『容疑者Xの献身』で犯人・松雪泰子の娘役でスクリーンでビューを果たし、一気に注目度を高めた金澤美穂。弱冠14才にして今月は主演映画『はじめての家出』も公開と、期待値は大!そんな彼女の仕事を離れた素朴で優等生で、ちょっと天然な素顔とは??
初の主演映画『はじめての家出』が公開される金澤美穂ちゃん。普段の学生生活はというと「休み時間はずっと鬼ごっこをしてます。逃げるのは得意です(笑)」と、朗らかな表情が中学生らしくて可愛い。苦手なのが朝。「学校がある日は8時に下の階に降りてるように言われてますけど、いつも起きるのが8時10分(笑)。なかなか布団から出れなくて、下にいるお母さんから携帯に電話がかかってきて起こされます(笑)」。
小6のとき、雑誌で見つけたエイベックスのオーディションに応募した。歌手に憧れがあったが、昨年、福山雅治主演の大ヒット映画『容疑者Xの献身』に抜擢され、以後も映画やドラマへの出演が続く。『はじめての家出』で演じた関原翠は気が強く積極的な女の子。「思ってることをストレートに言う子です。私は思っても口にできないから、翠の積極的なところを普段も取り入れていこうと思って、友達のグループの中で意見を言うようになりました」。
ちなみに、映画の公開日はバレンタインデー。男子にチョコをあげる予定はないそうだが、「自分が昔テニスや水泳をやっていてスポーツ大好きなので、部活でスポーツをやってる人がカッコイイなと思います」という。
4月からは中3。「高校生になると友達とバラバラになっちゃうから、ずっと遊んでたいし、受験勉強もあるし、お仕事もいっぱいしたいし……(笑)」と忙しくなりそう。だが、「今はいい時期だなって思います」と、等身大の14才の日々を楽しんでいるようだ。
美穂ちゃんが初出演した映画は、人気ドラマ『ガリレオ』(CX系)の劇場版『容疑者Xの献身』。暴力をふるう父親を殺してしまう、物語のカギを握る大役だった。西谷弘監督がオーディションを重ねた末に「庶民的な笑顔が可愛い子」として抜擢したが、当時は昼ドラに出演経験があっただけ。「映画の現場がどういうものかも分からないし、キャストは大御所の方ばかり。緊張と戸惑いが募り、悩んでました。“イスに座っていいよ”と言われるまで、現場の隅で立っていた」という。
撮影自体も「厳しかったです」と振り返る。「冒頭の殴られるシーンから、リハーサル、本番を何回もやって、何回も泣いて(笑)。監督に怒られたし、自分の中でも悔しかったし、いろんな涙が出ました」。
監督からは「背中で語れ」と新人にはハードルの高い指示も。「どう語ればいいんだろう?と、猫背にして顔をうつぶせにしたり、自分なりに頑張りました」。撮影が進むにつれ、母親役の松雪泰子さんは「ご飯を1人で食べてたら、一緒に食べにきてくれたり、すごく優しくて」と、楽しい思い出もできたという。
この作品に出て考えたのは、「親とケンカしても、思い詰める前にすぐ仲直りしよう(笑)」というのが1つ。そして、「演技の幅を広げて、暗いシーンも明るいシーンもいろいろできるようにしたい」と女優への意識の高まり。「最初に大きな作品をやらせてもらって、今後にどんどんつなげたいです」。
(文:斉藤貴志)
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