ORICON STYLE

2008年07月30日

超豪華なアーティストが出演の熱い2日間をレポート!!

■PHOTO GALLERY
写真で会場の熱気を!

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会場中が熱気と感動に包まれた感無量の一夜  前回から2年ぶり7回目となる『NANO-MUGEN FES.2008』の初日は、アジカンの山田と伊地知によるカウントダウンでスタートした。ポップだが一筋縄ではいかない世界観で観客を引き付けたトップバッターのアナログフィッシュ、一転してアグレッシブな演奏で場内を圧倒した9mm Parabellum Bullet。両者による迫力のパフォーマンスがフェスを冒頭から活気づけた。9mmによるノンストップの躍動感は噂通りのエネルギッシュなもの。ステージの上も下ももみくちゃの暴れ放題で、まるで嵐のように過ぎ去っていった。

 流ちょうな日本語MCで会場を沸かせたPHANTOM PLANETのサーフ・ガレージロックと、裸足で歌うトクマルシューゴの美しくポップなアコースティック・サウンドに続き、後半戦の1番手には結成20年の大御所トリオASHが登場。高々と両手を挙げたシルエットが映し出されると、会場は異様な熱気と興奮に包まれた。ヒット曲の他、アジカンに捧ぐとして「Kung Fu」や新曲「ICHIBAN」など全10曲を披露。最後の「END Of The World」ではトーチに火が灯され、幻想的な世界観にファンは心酔した。  
 ASHが3ピースの英国代表ならば日本代表はストレイテナー。「TRAIN」「KILLER TUNE」などライブの人気曲を中心に全15曲披露。2002年発表の「SILVER STAR」は古くからのファンには感無量だったに違いない。確信犯的な歌詞と口ずさみやすいメロディーに、骨太な演奏は圧巻。MCでは「仲のいいバンドとできるのは本当に楽しい。これからもよろしく」と、次回も出場を宣言した。

 ニワトリやピエロのマスクを被ったビキニ・ダンサーも登場したTHE YOUNG PUNX!のおバカでポップなパフォーマンスで盛り上がったところで、サングラスに革ジャン姿のちょいワル風Stereophonicsがステージに。最新作『プル・ザ・ピン』からの楽曲に加え、主なシングル曲をほぼ網羅したベストの内容。スタイリッシュなサウンドに興奮が高まった。全英No.1ヒットの「DAKOTA」では、美しくポップなメロディーがナイーヴでスケールの大きなサウンドと相まって観客はうっとりと聴き惚れた。  
 そしてラスト、アジカンの登場に会場は待ってましたとばかり。MCでは各バンドについての感想を後藤が噛みしめるように語った。アンコールも含めて全17曲。アルバム『ワールド ワールド ワールド』からの楽曲を中心に各アルバムから2、3曲ずつ披露。アルバムと同じく「ワールド ワールド ワールド」「アフターダーク」と続くオープニングはかなり盛り上がった。後藤は「明日、声出るかな?でもいいや」と熱唱。アンコールで披露した「アンダースタンド」では観客も一緒に大合唱。ラストの「新しい世界」は感動そのもの。ステージ上から繰り出されるメッセージと音が突き刺さり、明日への希望が胸に広がった。高く突き上げたギターからは、フィードバックノイズが後ろ髪を引くようにいつまでも鳴り響いていた。  

(文:榑林史章)
(写真:中河原 理英、TEPPEI)

■RELEASE

ASIAN KUNG-FU GENERATION presents
NANO-MUGEN COMPILATION 2008

オムニバス
発売日:2008/07/09[アルバム] 価格:\2,520(税込)
キューンレコード 品番:KSCL-1256
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