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WaTメジャーデビューから丸2年。インディーズデビューからは2年10ヶ月。こうしてアルバムを聴きながら振り返ると、改めて彼らが歩んできた道がどれだけ濃かったのかが手に取るように感じられる。
オリコンで行なった“WaTの好きな曲”人気投票では、「僕のキモチ」が1位を獲得。“WaTといえばこの曲!”という印象がもっとも強いようだ。メジャーデビュー曲であり、この曲でWaTを知ったという人が多いのだろう。初の『ミュージックステーション』出演では、徹平が感極まって泣いてしまうという感動的シーン、デビューから1ヶ月という最短期間での紅白歌合戦出場ではマイクスタンドが倒れてしまうというハプニングのなか、2人で一生懸命歌いきるという、これまた感動的なシーン。いくつかのインパクトある場面が、よりリスナーに対してWaTを印象づけたことだろう。“サワヤカ”、“ピュアな感じ”という意見はどの曲にも共通していて、それはWaT自身の印象でもある証拠なのだと思う。
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第2位の「5センチ。」では、恋するキモチを思い出して“キュンとする”という意見が多かったのが特徴。“彼女との距離感を歌っているこの歌こそ、まさに理想の恋愛だと思う”という男性からの意見は、貴重だ。また、ある女性からは“歌詞にあるように仕事や遊びや恋愛の両立をがんばろうと思う”といった共感も。上位2曲を含めたほとんどの曲の根底に、ストリートから始まったWaTのファンを大切にしたい想いが込められているように思う。
そのなかで「Ready
Go!」「Hava
Rava」などのアップチューンも大健闘。「Ready
Go!」は06年世界バレーのオフィシャルテーマソングだっただけあり“元気が出る”“やる気が出る”という意見が多数。必然的にみんなの応援ソングになっていたようだ。一方の「Hava
Rava」は“ノリがいい”“夏にピッタリ!”という理由で支持を集めた。なかには“フラれている感じが好き”との共感を持った男性も・・・(笑)。それに対する女性からは“失恋ソングだけど、そんなの関係ねぇ〜ってくらいにノリノリ”と、男女の感性の違いも出ているところが面白い。
こうしてみると、どんな歌を歌っても根底に流れているものがWaTらしさ、つまりウエンツと小池のキャラがシリアスにも面白くもなり得るんだということを証明するアルバムにもなったのではないだろうか。

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“WaTの好きなところ”アンケートでも、曲や歌詞など楽曲への評価もさることながら、ダントツは“キャラクターが好き”という人が多い。ほのぼのした飾らないキャラが男女問わず人気の秘訣。女性からの“かわいい”“カッコいい”はモチロン、“カッコいいのに面白い”“憎めない”といったところが、男性からも人気がある理由なのだろう。2人個々の評価でいえば、ウエンツに対してはバラエティへの情熱、徹平に関してはビジュアルがトップ。
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そんな2人の得意分野の違いが、WaTの絶妙のバランスとなっている。そして、楽曲や声、トークもすべてトータルで“癒し”傾向にあるのは間違いなさそうだ。
さて、そんな彼らの最新アルバム『WaT
Collection』に収録されている新曲「reStart」は、まさにメジャーデビュー3年目に突入した彼らの節目に相応しい曲となった。このアルバムはひとつの道標であり、道は続いていくことを2人は知っている。シンプルななかにも揺らぐことのない芯を感じるメロディー、コーラスワークもパワーアップ。思い出を並べるよりも“これから生きる時間の話をしよう”という優しくも熱い歌詞に、変わらぬ一途さを感じ、グッときてしまう。アルバムいっぱいの想いを受け止めて、ここからまた新しいスタートを切るのだ。
(文:三沢千晶)
【調査方法】
自社アンケート・パネル 【オリコン・モニターリサーチ】による全国の10代、20代の男女、計1,000人にインターネット調査したもの。
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