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東京ラブストーリー DVD BOX
(91年/フジテレビ/月9)
“リカ”と“カンチ”のストレートな恋愛を繊細に描いて大ヒット。柴門ふみ原作コミックのドラマ化。主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」も250万枚を超える大ヒット。 |
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ロングバケーション
(96年/フジテレビ/月9)
北川悦吏子(脚本)×木村拓哉×山口智子によるラブストーリー。平均視聴率29.6%を記録する大ヒットとなった。山口智子は同作でカッコイイ女性の代名詞となった。 |
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踊る大捜査線
(97年/フジテレビ)
テレビ放映に続き劇場版、スピンアウト作品も次々と公開され、日本中を興奮の渦に巻き込んだ大ヒット刑事ドラマシリーズ。出演は織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里ほか。 |
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ショムニ FINAL DVD-BOX
98年(第1シリーズ)〜03年(FOREVER)/フジテレビ)
問題社員ばかりが配属された庶務二課(ショムニ)で働くOLたちを描いた、江角マキコ主演のテレビドラマシリーズ。原作は安田弘之作の同名コミック『ショムニ』。 |
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アンフェア DVD-BOX
(06年/関西テレビ)
好感度No.1女優・篠原涼子主演の大ヒットサスペンスドラマ。警視庁捜査一課の検挙率No.1刑事・雪平が不可解な連続殺人事件を追う。映画も大ヒット! |
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ハケンの品格
(07年/日本テレビ)
今をときめく篠原涼子が、時給3000円のスーパー派遣OL・大前春子を演じて大ヒットした、お仕事エンターテインメントドラマ。毎回の名セリフも話題に。 |
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トレンディードラマといえば、80年代中盤から90年代前半頃までの、トレンドスポット満載のオシャレなドラマ(『抱きしめたい!』に代表されるような)が多かったのですが、強い女性が描き始められるのはちょうどこの頃から。折しも、女性が社会に積極的に進出し始めたのもこの時期。中でも印象的なのは、鈴木保奈美が演じる赤名リカの名セリフ「カンチ!」でお馴染みの『東京ラブストーリー』(91年)。まっすぐな性格と当時は衝撃的だった行動の大胆さを持つリカというキャラクターは、多くの女性の支持を集めました。
つまり、彼女はみんなが憧れたカッコイイ女性だったのです。決して表には出さない弱い内面が同時に描かれている所も人気の要因であったのかもしれません。『働きマン』の主人公弘子も二面性を持ち合わせているという点で、近いキャラクターではないでしょうか。 |
90年代中盤から華やかだったトレンディードラマから、次第に生活感のあるドラマが増えていきます。山口智子が演じた『29歳のクリスマス』(94年)や『ロングバケーション〜Long Vacation〜』(96年)は、両作品とも最悪の事件を経験した女性の、等身大の生き方が描かれています。バブルがはじけて不景気が叫ばれはじめた時代に、自分らしく生きていこうとするキャラクターにカッコイイ女性像を感じた人も多かったのではないでしょうか。
この頃から、トレンディードラマ・純愛ドラマのような恋愛を中心に描く内容のから、職業ものやミステリー作品など、ヒットするドラマのジャンルが広がり始めます。その象徴的な作品といえば『踊る大捜査線』(97年)。ドラマから映画化されて大ヒットという流れは従来なかったことでした。詰まるところ、キャスティングよりもストーリーや世界観の良し悪しで評価が決まるようになってきたわけです。
職業ものというジャンルでいえば、当時のブームを受けて『女子アナ。』『ウエディングプランナー』などが、00年代に至るまで次々と制作されています。それぞれの職種ならではの珍事件や人生観を織り交ぜながら、普遍的な職業観が描かれたドラマがほとんどです。 |
ドラマが多様化する90年代後半では、マンガを原作とする作品も増えてきました。『GTO』(98年)がヒットし、安野モヨコの『ハッピーマニア』(98年)もドラマ化されました。こういったマンガ原作ドラマの中で、もっとも働く女性たちにとって支持されたのは『ショムニ』(98年)ではないでしょうか。非現実的な設定ながらも、自己中心的な発想で次々と問題を解決していく様は見るものをスカッとさせました。坪井千夏を演じる江角マキコのカッコイイ女性というイメージを決定づけたのも、この作品でしょう。
現実離れした“スーパーヒロイン”が多く誕生したのもこの時代。『ケイゾク』(99年)の中谷美紀や、『TRICK』(00年〜)の仲間由紀恵なども、ある意味カッコイイ女性のイメージがあります。その中でも『離婚弁護士』(04年〜)での天海祐希はハマリ役で、クールで知的だけれどちょっとコミカルという独自のポジションで存在感を示しています。 |
00年代に入ると、『世界の中心で愛をさけぶ』(04年)のヒットや韓流ブームなどで、再び“純愛ドラマブーム”に。一方、漫画や映画が原作の作品はさらに増え、ますます多様化の一途をたどっています。等身大の働く女性を描いたドラマは過去にも作られていましたが、ブレイクしたのは05年の『anego』。そこそこ仕事もでき部下たちにも慕われるが、なかなか自分の幸せが掴めない。リアリティを追求した設定や状況は、多くの女性の支持を得ました。
その後、篠原涼子は『アンフェア』(06年)で検挙率ナンバーワンを誇るスーパー刑事役を務め、07年の『ハケンの品格』で“デキるカッコイイ女性”のイメージを確立させました。与えられた業務を正確かつ完璧にこなす主人公の姿は、『働きマン』の弘子にも通じるところがあります。 |
| ドラマにみる“カッコイイ女性像”の描かれかたを見ると、時代背景を受けてずい分変化しています。しかし、仕事の種類や働き方は変化しても、描こうとする本質は変わらないようです。『働きマン』で描かれる弘子は、仕事のできるスーパーウーマンタイプですが、一方でその内面は女性らしく繊細で、等身大のドラマとしてもみることができます。原作マンガが多くの人の共感を集めているのは、主人公のみならず、周囲の「働く人々」の様々な面を切り取って描いているためです。ぜひ、そのへんも注目して欲しいドラマです。 |
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