ORICON STYLE

2006年04月05日
ドラマ主題歌特集 2006春のドラマは歌姫たちが華ざかり
倖田來未、AI、Sowelu・・・話題の歌姫によるドラマ主題歌とは

 12週連続シングルの成功にベスト第2弾の高セールスと、昨年以上のフルスロットルでシーンを駆け抜けている倖田來未がこの春のドラマ主題歌「恋のつぼみ」を歌う。前作(12連続のFINAL)「Someday」に続いてのドラマ主題歌(『新・京都迷宮案内』)だが、今回は彼女のファン層にぴったりリンクするプログラムとのジョイントとなった。SMAP稲垣吾郎と森三中・村上知子という組み合わせによる異色のドラマ『ブスの瞳に恋してる』がその作品だが、倖田の主題歌も新機軸を打ち出している。片想いのドキドキを描いた彼女自身による歌詞はサビに関西弁をフィーチャーした“素顔”の彼女を垣間見せる恋愛応援歌。キュートでキャッチーなサウンドが大きな反響を巻き起こすのは間違いのないところだ。
 注目度で言えば、天海祐希、矢田亜希子が主演する
『トップキャスター』も盛り上がりを見せるのは確実。主題歌はSowelu「Dear friend」。2003年の『熱烈的中華飯店』(フジテレビ系)以来のドラマ主題歌だが、“月9”という注目ワクのテーマ曲だけに、彼女の声質の良さが広がっていくチャンスと言える。バラードやダンス・ナンバーに抜群の切れ味を見せるSoweluだが、今回は春らしいポップ・チューンで新しいファンへのアピール度も高い。
 倖田、Soweluとともに注目の歌姫の1人に数えられているAI がドラマ・テーマに挑むのもチェック・ポイント。13日からスタートする『医龍 Team Medical Dragon』のテーマ「Believe」は、前作「Story」に勝るとも劣らない感動のバラード・チューン。ドラマとの相乗効果でAIの世界に浸ってしまう視聴者が激増しそうな気配すら漂ってくる。

左上:Sowelu 右上:AI 下:倖田來未
木村カエラがドラマ主題歌に初挑戦!!
上:木村カエラ 下:ナナムジカ

 木村カエラのドラマ主題歌初挑戦というのもこの春のうれしいニュースだろう。歌うのは映画『プリティ・ウーマン』の主題歌としてもヒットしたロイ・オービソンの「OH PRETTY WOMAN」。上戸彩が主演する名作のリメイク『アテンションプリーズ』では、この名曲を英語詞のままカバーする。もちろん、洋楽カバーも彼女にとっては初めてのこと。サウンドを選ぶことなくどんな曲調にも抜群のフィット感を見せるカエラ・ボイスが旋風を巻き起こしそうだ。
 曲と声との一体感ではhitomiの新曲「GO MY WAY」も負けてはいない。ポルノグラフィティの作品などで有名な本間昭光とのコンビで生まれたこの曲は、サビのたたみかけてくるフレーズが一度聴くとヤミツキになる中毒性をはらんだポップ・ナンバー。スピーディな展開を見せる『弁護士のくず』の映像によく映えそうだ。
 ナナムジカは前作「くるりくるり」に続いての主題歌抜擢。西田敏行主演の『特命!刑事どん亀』のテーマ「僕達の舞台」もまた、その個性的で幻想的なサウンドが視聴者を魅了して止まないはず。2作連続でのスマッシュ・ヒットの可能性が見えてきた。

男性アーティストも負けてはいない!

 男性アーティストの主題歌にも目を向けてみよう。深夜ながら毎回注目度の高いテレビ朝日系の金曜ナイトドラマのワクでは、
平川地一丁目の「運命の向こう」がオンエアされる。ファンタジックな世界観を持つ『てるてるあした』の映像と、リアリティを持って迫る平川地一丁目のアコースティック・サウンドのコントラストが、1週間の締めくくりに、心を絶妙にリフレッシュさせてくれることだろう。
 深田恭子の浮世離れしたキャラクター設定が注目を集めた『富豪刑事』の新シリーズ『富豪刑事 デラックス』の主題歌を担当するのはオオゼキタク。2作連続しての主題歌起用ということからも周囲の期待度の高さが伺えるが、そのテーマ曲
「トライアングルライフ」は聴く者の体の中に徐々に降り積もっていくような柔らかなバラード。ポップからバラードへという違和感のない振り幅の広さは当代随一。このアーティストは要注目だ。
 さらに、自身が主演する『ギャルサー』の主題歌を歌う藤木直人にも注目。2004年以来となる久しぶりのシングル(タイトルは未定)ということで、その音楽性の広がりに注目したい。

左上:藤木直人 右上:オオゼキタク 下:平川地一丁目
 

(文:田井裕規)

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