ORICON STYLE

2005年04月06日
 今年1月にリリースされたシングル「Killing Me」に次ぐ2005年第2弾、「New World」(26thシングル)が4月6日にリリースされた。ここ最近はポジティヴでアッパーな曲調が続いているが、今回も期待を裏切らない疾走感に満ちたロック・チューンだ。本来ならhydeやtetsuが得意とするキャッチーで爽快なナンバーだが、このシングルはyukihiroが作詞と作曲を担当している(作曲はhydeとの共作)。彼がタイトル曲を書くのは初めてのこと。さらに、過去のアルバムではデジタリックでダウナーな世界観が特徴だったが、今回はL’Arc〜en〜Cielらしい王道のポップチューンに仕上げているので、ファンにとっては驚きだろう。曲中を暴れまわるtetsuのスライド・ベース、厚みのあるウォームなkenのギター、yukihiroが叩き出すストレートな8ビート、サビでの大空へ突き抜けるようなhydeのドライなヴォーカル……。この4人が生み出す太いドライヴ感とブライトなサウンドが、“新たな未来へ向え!”と叫ぶ、詞のメッセージをリアルにする。ちなみにこの曲は、日本テレビ系プロ野球中継『THE LIVE 2005』のイメージソングになっている。
 また、カップリングは、シングル「自由への招待」(24th)からおなじみのP’UNK〜EN〜CIEL(メンバーのパートチェンジによるバンド)がL’Arc〜en〜Cielの楽曲をリアレンジ。98年に発売されたシングル「花葬」を「花葬 平成十七年」として再生させている前シングル「Killing Me」(25th)のカップリングでは、P’UNK青木(青木さやか)を迎えて笑いを誘い話題となったが、今回はとことんシリアス。儚く耽美的だった「花葬」が、ヘヴィなサウンドでダークな妖艶さを感じさせる幻想世界へと変貌した。
 今年のL’Arc〜en〜Cielは、目を見張るほど意欲的な活動が控えている。この後も5月にシングル、6月にニュー・アルバムとLIVE DVDなど、リリースラッシュが続く。 これらと併行して、ワールドツアー『ASIAN LIVE 2005』を開催。韓国と中国を回り、ファイナルは9月に東京ドームで迎える。この怒濤ともいえる彼らの疾走。まさに「New World」のポジティヴさとスピード感が代弁していること、そのものかもしれない。

(文:井桁学)

メンバーはhyde(Vo)、ken(G)、tetsu(B)、yukihiro(Dr)の4人。
1991年、tetsuを中心に大阪で結成。積極的なライヴ活動で人気を定着させていく。
1993年、4月にリリースしたファーストアルバム『DUNE』でインディーズチャートを席巻。
1994年7月14日、アルバム『ティエラ』でメジャー・デビュー、初登場7位を獲得。以降リリースアルバムは全て、シングルは1996年7月8日リリースの「風にきえないで」以降全てがTOP10のしかも上位にチャートイン。
1996年12月12日、アルバム『True』で初の首位を獲得。
1998年1月28日、シングル「winter fall」で初の首位を獲得。
それ以降も史上初のシングル3枚同時リリースや史上初の同一アーティストによる2度のシングル1、2位独占などチャートを常に賑わしている。また、日本、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンでの世界7ヶ国アルバム同時発売や、HYDEの映画出演、各メンバーのソロ活動など積極的な展開を見せている。
2005年1月13日、シングル「Killing Me」リリース。初登場首位を獲得。
2005年4月06日、ニューシングル「New World 」リリース。

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New World
L'Arc〜en〜Ciel
2005/04/06発売
\1,020(税込)
キューンレコード
KSCL-822
NTV系『THE LIVE 2005』イメージ・ソング

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【楽曲情報】
01.New World
02.花葬 平成十七年
03.New World(hydeless version)
04.花葬 平成十七年(TETSU P'UNKless version)

6月       韓国 韓国オリンピック体育館
7月       中国 上海スタジアム
9月24日(土) 日本 東京ドーム[TOUR FINAL] START 16:00 / OPEN 18:00
9月25日(日) 日本 東京ドーム[TOUR FINAL] START 15:00 / OPEN 17:00
一般発売日:4月23日(土) 料金:7,500円(消費税込) お問い合わせ:キョードー東京 03-3498-9999