ORICON STYLE

2004年7月21日
ドライブの必需品誕生、Netz+大沢伸一でドライブ・ミュージックに革命が起こる!?

“餅は餅屋”ということわざがある。その道のことはその道のプロに聞け、ってことだ。旅行のことなら旅行会社、ファッションのことならファッション雑誌やショップの人に、というのは当たり前のこと。じゃ、ドライブ・ミュージックのことは…? そんな悩みを一発回答してくれるCDが出ちゃうんです! 音楽はシチュエーションに合わせて聴いたほうが楽しいのは当たり前。それだけに、時と場合に応じての選曲に“こだわり”を持つ人は少なくないはず。なかでも、ドライブ中の音楽に関しては、誰もが自分のセンスを打ち出したがるもの。ましてや、デートの最中にかけるものとなれば、それ自体がこれからのスケジュールをより楽しくできるかどうかの鍵を握っていると言えるほど重要なアイテムだ。だからこそ、選曲は慎重に行いたいところだが、そればかりに時間をかけるわけにもいかない。

そんな車愛好者のために、トヨタ自動車が全国に存在するネッツ店を通じて立ち上げたのが“カーライフと音楽のさまざまな新しい関係を提案するプロジェクト”、その名も<blue planet music>(略してbpm)だ。その主な活動は、ソニー・ミュージックとのコラボレーションによるCDリリースをはじめ、さまざまな音楽イベントのサポート、ネッツのウェブ・サイト<netz.jp>における音楽コンテンツの拡充など多岐にわたるが、その第1弾として、MONDO GROSSO/大沢伸一をプロデューサーに迎えたコンピレーション・アルバム『make the style“drivin’ slow”』が7月22日にリリースされる。
タイトルにもある“drivin’ slow”をコンセプトにおいたこのアルバムには、ジャンルやカテゴリー、世代を問わず、誰もが楽しめ、“リラックスした快適なドライブシーンをイメージできる楽曲”が大沢伸一によるセレクションでコンパイルされている。クラブシーンのヒットメーカーが組み立てたドライブ・アルバムという点でも魅力だが、最大の話題は、車のプロ、世界のトヨタが基礎から立ち上げたドライビング・アルバムであるという事実ではないだろうか。

もちろん、これまでにも自動車メーカーが絡んだアルバムがなかったわけではないが、それらの多くはCMに絡んだものがほとんどであり、今回のように、カーライフにおける音楽を前提においてCD作りに取り組んだ例は過去にないものと言える。
大沢伸一が、今回のセレクションにあたって、「実際に自分が普段車中で聴いている楽曲の中から、自分なりのドライブミュージック感に基づいて選び、あえて疾走感のあるものに限定せず、自由な音空間の演出に努めました。また、昨今のBGM的な選曲ではなく、作者の顔が見える楽曲を選び、全体の流れや展開を考えてコンパイルしました」と語っているように、ひとつの作品としてインドアで楽しんでもOKというのが、大きな特徴にもなっている。

気になる選曲だが、アーバン・ジャズ・グループ、ラウンジ・リザーズの「BOB THE BOB」に始まり、サザン・フライド・レーベルの代表的アーティスト、グランダッドボブの「CITY APPROACH」、クレプスキュールの代表格、アンテナの「BYE BYE PAPAYE」、“世界”の坂本龍一が90年に発表した作品「DIABARAM」、スペインのインディー・ポップ・バンド、ル・マンの「MI NOVELA AUTOBIOGRAFICA」、世界のダンスチャートを席捲したベースメント・ジャックスの「IF I EVER RECOVER」など、個性豊かなアーティストが並ぶ。他にもジャミロクワイ、サンタナ、アース・ウインド&ファイアー、エヴリシング・バット・ザ・ガールなどの作品全31曲がCD2枚組にぎっしり、ロング・ドライブにもぴったりな内容だ。

トヨタの企画のCDだけど、販売は全国のCDショップなのでお間違いないように。いずれにしても、前代未聞のbpmプロジェクト。これからの展開からも目が離せない。

blue planet music START!
blue planet music

blue planet musicは、カーライフと音楽の新しい関係をプレゼンテーションする、 Netzのミュージックプロジェクトです。
心を揺さぶるビート、甘くせつないメロディ、心地よいリズム…。
ひとり気ままに、好きな人と一緒に、家族や仲間と楽しく…。
あなたをとりまくシーンに、あなたのサウンドを。
blue planet musicは、さまざまな音楽のスタイルをお届けしていきます。

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