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THE SECOND from EXILE×DJ MAKIDAI from EXILE『最強タッグを組んだコラボ曲も!いい意味で想像を裏切るようなグループであり続けたい!』
コラボレーションするうえでいちばんベストなタイミング
TETSUYA来年開幕するEXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014を見据えてということが、いちばんの大きな理由ですね。THE SECONDの持つ色や強みなどのイメージが、DJ MAKIDAIが持つイメージにすごくピッタリとハマるということは、僕たち自身も感じていたことだったんですけれど、HIROさんもそうおっしゃってくださって。コラボレーションするうえでいちばんベストなタイミングを模索し、それが今だった。タイミングが訪れた途端、話がポンポン進んでいきました。
――いつごろからコラボレーションの話が出ていたんですか?
TETSUYA構想が上がったのは、結構前でしたね。半年前くらいから、具現化していきました。
――楽曲を選ぶ際、「SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE」のデモ音源を聴いたときの率直な感想はどのようなものだったのでしょう?
TETSUYAマキさんとTHE SECONDメンバーとスタッフさんとで、ありとあらゆるデモ音源を聴いていったんです。この曲のデモ音源を聴いたときは、全員が“イエーイ”になりました。“この曲、めっちゃいいね!!”って。
――ちょうど今、MVの撮影中(※取材時)ですよね。TETSUYAさんが振り付けを担当されたと伺いましたが、振りも含めどのような映像になりそうですか?
TETSUYAこの曲に関しては、イメージがすごく湧きやすかったんです。曲決めのときに、この曲を聴いた瞬間のみんなの雰囲気は、昔クラブで踊って“イエーイ”になっていたときの雰囲気を醸し出していましたし、当時のその雰囲気をいい意味で感じさせつつも、EXILE、DJ MAKIDAI、そしてTHE SECONDのファンの方々に向けて発信していくという意味も含めて、どういう振りにしようかと考えていきました。みんなが刻む音取りやリズムの取り方をじっくり観察していると、“こういうのがいいのかな”って、自分のなかにたくさんアイディアが湧いてきた。湧いてきたアイディアを形にして、一度メンバーに提示して、“その振りいいね。でも、ここはこうしてみてもいいんじゃない?”“この振りはこういうほうがいいんじゃない?”って、そこからまたアイディアが膨らんでいったんです。そんなたくさんのアイディアが、このMVにすべてギュッと凝縮され反映されています。あとはTHE SECOND恒例の“フリースタイルで1曲長回し”という撮り方もしました。メンバーみんながその時々で感じて出したバイブスやパワー、パフォーマンスが、映像のなかにちょこちょこ組み込まれていると思います。さらに今回は、参加してくださったオーディエンスの方々のパワーも借りて、よりいっそう楽しいMVに仕上がったと思います。“楽しカッコいい”……そんな感じかな。楽しみが半減してしまうので。あとはご覧になってからのお楽しみですね(笑)。
――(笑)。振りづくりに関しては、どれくらいかかったんですか?
TETSUYA割とすぐにできました。イメージを湧かせて、そのイメージをパパパッと振りにして、さて、振り落とししようかな、というように。ほかのグループにはなし得ることのできないスピード感で形が具現化されるのが、僕らの強みでもある。今回は、DJ MAKIDAIという存在がいながらもイメージが一致したスピードがすごく速かったので、楽しく振りづくりをすることができました。メンバーそれぞれのイメージをくみ取りながら振りを考えていくんですけれど、KEIJIに関しては説明が足りなさすぎるんです(笑)。“ここは、こういう感じがいいんだよなぁ”“ここは、こういう感じで”のみ伝えられて(笑)、一瞬“え……??それだけ?”って思うんですけれど(笑)、1日じっくり考えるんです。そうすると、KEIJIの伝えたかったイメージがどういうことだったのかがわかってくる。それが反映されているのが、大サビの振りだったりします(笑)。この曲に限らずTHE SECONDは、そういうふうに振りをみんなで作っています。今作も、メンバーみんなの想いがたくさん詰まった、すごくいいダンスになったなぁと思いますね。
THE SECONDは、自分の極めたいことをいくらでも極めていくことができるグループ
TETSUYAだいぶ男らしいジャケット写真に仕上がりました。この「プライド」の5人のジャケット写真は、今年発信する意味がある、とてもいいヴィジュアルに仕上がったので、すごく満足しています。
――パフォーマーの皆さんに、1曲ずつ紹介していただいているのですが、「BUMP UP」はどのような楽曲なのか、聴きどころなど教えていただけますか?
TETSUYA“Bump up up up Bump up up up……”ついつい口ずさみたくなるような……というより、ついつい口ずさんでしまうフレーズが特徴的です。EXILE TRIBEに属するアーティストのなかでも、こういうラップが特徴的な感じの曲は、SHOKICHIとネス(NESMITH)だからこそハマるんだと、すごく感じています。だからある意味、こういう曲がいちばんTHE SECONDっぽいのかもしれないですね。もちろん今作の「SURVIVORS feat. DJ MAKIDAI from EXILE」や前作の「THINK’BOUT IT!」もTHE SECONDらしい曲なんですけれど、「BUMP UP」や前作の「CLAP YOUR HANDS」といった曲調は、THE SECONDをさらに一歩奥深くに入った“濃ゆいTHE SECOND”というものを表現できる楽曲。SHOKICHIとネス(NESMITH)が歌とラップをとおし最高の表現をして、さらに今作の作詞にはDOBERMAN INCも参加してくれたりと、“本物”の方々が周りを固めてくださった。だからこそ、自然と首を横に振りたくなるし、身体をゆすりたくなるんですよね。皆さんもカラオケで、みんなで“Bump up up up Bump up up up……”と歌いながら、思いっきり盛り上がってくれたらうれしいです。
――THE SECONDとしてのリリースは、約1年ぶり。前作はTHE SECOND始動ということもあり、試行錯誤したことも多かったと思いますが、2作目となる今作の手ごたえはいかかでしたか?
TETSUYAたとえば先ほどの「BUMP UP」では、SHOKICHIがラップを、ネスが平歌と歌い分けしているんですけれど、そういう歌い分けもすごくいいことだと思うんです。自分のやりたいことや表現などを好きなだけ好きなようにやれるのは、この5人だからこそ成り立つこと。自分の極めたいことをいくらでも極めていくことができる……それが、THE SECONDというグループなんだと感じていますね。
――今作のパフォーマンスを観られる機会はあるのでしょうか?
TETSUYAどうでしょうね〜(笑)。それはもう、僕らを追いかけてくれないと……(笑)。僕らはとにかくパフォーマンスがしたい。いつか、単体でツアーもできたらなぁと思っています。
――来年のEXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014では、さいたまスーパーアリーナで開催される『SPECIAL STAGE“THE SURVIVAL”アリーナ Special 10Days』に出演が決定していますね。
TETSUYA僕らも今からワクワクしています!ただ楽曲が、心拍数が上がる曲ばかりなので、だいぶトレーニングしないとマズイですね……。まずは衣食住からしっかり研究していかないと(笑)。
(文:桜井麻美)
関連リンク
・SHOKICHIインタビュー
・KENCHIインタビュー
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