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AKB48『恒例の“桜ソング”第6弾!巨匠・大林宣彦監督が手掛けた3泊4日のMV撮影を語る』

 新曲は、今回で6作目となる恒例の“桜ソング”。今作のミュージックビデオ(MV)は、映画界の巨匠・大林宣彦監督が手がけた、AKB48史上最長となる64分の劇映画!卒業シーズンにピッタリな同曲への想いや、3泊4日に及んだMV撮影などについて、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、横山由依の4名に聞いた!

MVを手掛けるのは、巨匠・大林宣彦監督!

 

新曲「So long !」MVは、AKB48史上最長の64分!

  • 大林宣彦監督 (C)PSC

    大林宣彦監督 (C)PSC

⇒MVダイジェスト映像はこちら!

 昨年11月、新潟県長岡市で行われたMV撮影。手掛けたのは、『転校生』、『時をかける少女』など数多くの名作で知られる映画監督・大林宣彦氏。「AKBの諸君と仕事することが楽しくてアイディアがどんどん沸いてきてね」(大林監督)という今作は、AKB48史上最長となる64分の劇映画に仕上がった。御年75歳の大林監督は当初、孫ほどに歳の離れたAKBメンバーと仕事をすることに対して“ちょっと不思議だった”というが、「若い人たちに……未来を生きる人たちに、ひいお爺ちゃんの体験したこと学んだことのすべてを伝えればね、彼女たちがまたそこから新しい未来を作ってくれる力になるだろうと。そういう意味でこの作品は、過去から未来への手紙のような」と、大きなテーマを掲げ撮影に挑んだ。

「So long !」のMVストーリー

 舞台は新潟県の中越高校。女優になることが夢の“夢(渡辺麻友)”は東日本大震災で被災し、福島県南相馬市から転校してきた“未来(松井珠理奈)”に出会う。“夢”は参加した映画を通して、女優になるにはどうすればいいのかと考え、自分の道を切り開こうとしていた。そんななか、“未来” は“夢”をはじめ、中越地震を乗り越え長岡に暮らしているクラスメイト・鯉屋の娘“あゆ(島崎遥香)”、団子屋の娘“栞(大島優子)”、花火師の娘“そら(高橋みなみ)”、造酒屋の娘“あかり(板野友美)”、パソコンが得意な“季衣(柏木由紀)”を初めとする長岡の人々に触れ、ある決断をする……。

撮影中のエピソード

♪エピソード1
大林監督は「この業界で大切なのは挨拶だからね」、「帰りまで気をつけるんだよ」などと、まるで先生かのように温かく接してくれたそう。撮影終了後には、監督からハイタッチをしてもらうなど、終始良い雰囲気のなかで撮影を終えることができたという。


♪エピソード2
大林監督から、世界共通の手話「I LOVE YOU」を教えてもらったメンバー(劇中にも登場)。現場では、撮影シーン以外のところでも何度も繰り返し、笑顔のコミュニケーションツールとなっていた。

♪エピソード3
撮影初日はあいにくの天気。学校のシーンではヒョウに降られ、寒さに耐えながらの撮影に。

♪エピソード4
渡辺麻友&松井珠理奈が参加した、長岡・山古志での撮影の休憩中には、近くに所在する“アルパカ村”からアルパカが遊びに来てくれるという嬉しいハプニングが!突然のことに、アルパカ好きのまゆゆは大はしゃぎ!ナデナデしたり抱きついたりして、とても癒されていたという。

♪エピソード5
撮影期間中には、峯岸みなみの誕生日も。ここで腕をふるったのは、なんと大林監督。みんなを集めお説教をするような雰囲気にしておいて、サプライズで花束を渡すという“いたずら演出”に、みぃちゃんはビックリ!

♪エピソード6
主要キャストの麻友や珠理奈は、長台詞がたくさん。目をつぶって集中したり、字に書いてみたり、いろいろな覚え方を駆使して撮影に挑んでいたという。

♪エピソード7
水着で露天風呂に入るシーン、なんと外気温は2℃!あまりの寒さに、メンバーは基本ずっとお湯に浸かっていたそう。

♪エピソード8
たびたび撮影に使われている、地元店の“おだんご”は絶品の味!メンバーはじめ、スタッフみんなでたくさん食べました。

♪エピソード9
長岡の満天の星空も魅力的!東京ではなかなか見ることができない風景に、メンバーは感激しきり。

♪エピソード10
期間中には、山古志での中越地震の被災地にも訪問。かねてから、東日本大震災の被災地支援活動を続けているAKB48グループ。今回もさまざまな場所を訪ね、いろんなことを学んだという。

【前ページ】⇒たかみなら4人が語る!3泊4日の「So long !」MV撮影

大林宣彦(オオバヤシノブヒコ) 監督 プロフィール

 1938年、広島県尾道市生まれ。3歳の時に自宅の納戸で出合った活動写真機で、個人映画の製作を始める。デビュー以来、数多くの名作を作り続け、2004年に紫綬褒章、2009年に旭日小綬章を受章。故郷で撮影された『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』は“尾道三部作”と称され親しまれている。

1963年、映画『喰べた人』でベルギー国際実験映画祭・審査員特別賞を受賞。
1977年、映画『HOUSE/ハウス』、『瞳の中の訪問者』でブルーリボン新人賞を受賞。
1988年、映画『異人たちとの夏』で毎日映画コンクール監督賞を受賞。
1989年、映画『北京的西瓜』で山路ふみ子監督賞を受賞。
1991年、映画『ふたり』でアメリカ・ファンタスティックサターン賞を受賞。
1992年、映画『青春デンデケデケデケ』で、平成4年度文化庁優秀映画作品賞を受賞。
2004年、映画『理由』で日本映画批評家大賞・監督賞、藤本賞奨励賞を受賞。
2013年、東日本大震災を受けた最新作『この空の花 −長岡花火物語』がホール上映を中心に全国順次公開中。

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・[[URL>#">音楽ビデオ「So long !」ダイジェスト映像公開終了
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