ORICON STYLE

“胸アツ”になったメンバーが原点回帰で拓いた新境地  6月20日、7月4日、18日とシングルを3枚連続リリースするT-Pistonz+KMC。その第1弾となる「情熱で胸アツ!」は、あえて自身の当初に立ち戻った久々のラテンナンバー。とはいえ、キチンと現在の彼らならではの新境地が開拓され、心に秘めた情熱がたっぷり詰まった哀愁のラテン調となっている。
原点を見つめる為にも、あえて再びラテンに挑戦してみた
トン・ニーノ(LeadVo)
KMC(Rap)

――なんでも、これから2週間毎にシングルを3枚連続で発売していくとか?
【トン・ニーノ】 そうなんです。今のご時世、なかなかできないことなんで嬉しいですね。カップリング曲も都度作らなきゃいけないので、これはこれで大変ですけど(笑)。毎度気合い入れて作っているんで、ぜひたくさんの人に聴いてもらいたいですね。
【KMC】 みんなのお財布も心配ですが……(笑)。
【トン・ニーノ】 今回の3枚のシングルは、どれもタイプが違うんですよ。第1弾の「情熱で胸アツ!」はラテン調だし、次の「感動共有!」はハードなファンク。この両曲はアニメ『イナズマイレブンGOクロノ・ストーン』(テレビ東京系)のオープニング曲なんですけど、すでにそれぞれ毎週交代で流れていまして。もともと、テーマ曲の候補としてこの2曲を提出していたんですけど、レベルファイブ(ゲームソフト開発会社)の日野社長がどちらも気に入ってくれて。アニメ界では、あまり例を見ないんですが「2曲ともいこう!!」という形になったんです。
【KMC】 見た人も最初は驚いたんじゃないかな。「あれっ?先週と曲が違う」って。

――そんな今回の「情熱で胸アツ!」は、哀愁のラテン調ナンバーですが、かなり新境地のような。
【トン・ニーノ】 ですね。哀愁感漂うラテンは初めての挑戦で。とは言え、実は僕らのデビュー曲って、ラテン調だったんですよ。いわゆるポップなラテンとパンクが合体したような、パーッとしたタイプのラテンで。まだその頃はKMCも加入してなかったし、今回が11枚目のシングルということもあったんで、1周回ってもう一度原点を見つめる為にも、あえて再びラテンに挑戦してみました。だけど、そのままあの頃と同じことをやっても、今の自分たちらしさがないので、今回はそのラテンに哀愁性やイイ感じの大人っぽさを加えてみたんです。
【KMC】 僕はまったくラテンを通ってなかったんですが、情熱でフォローして作りました(笑)。作曲は僕とヒロシ・ドットが担当したんですが、それこそ成り切って作ったり、歌ったりと。まっ、そういった現場対応には強いんで、僕(笑)。結果、僕ら流のラテンになったんじゃないかな。
【トン・ニーノ】 サッカーアニメでラテンですからね(笑)。大人には懐かしく、子供には「なんだ、これは!?」と。それが狙いです(笑)。

この曲を通じて、昔持っていた情熱を呼び起こして欲しい
イン・チキータ(Dance)
ヒロシ・ドット(SideVo)

――歌い方も今までとは違いますよね?
【トン・ニーノ】 曲自体が情熱的ながら大人っぽいんで、自然とこうなったかな。それこそこの曲でガーッと歌っちゃったら、トゥーマッチだったろうし。いわゆる秘めた情熱を歌で表わしてみたというか。その分、今回はガーッといくところはKMCに任せました(笑)。
【KMC】 情熱的な部分は、私が担当しました(笑)。何度か出てくる、<胸アツ〜!!>のシャウトも含め(笑)。

――この曲は、お客さんが一緒に歌えたり、参加できる箇所も多々あるし。
【トン・ニーノ】 野外でのライブを想定して作ったり、歌ったりしていましたからね。青い空の下、みんなで一緒に歌っている、そんな光景も曲のビジョンにはありました。

――今回の楽曲の大きなテーマとして、“闘志のぶつかり合いを見ていた人が、胸アツになる”というのがありますが。
【トン・ニーノ】 歌詞は最近、昔のアツい気持ちを呼び起こしてくれた場面に遭遇したところからきていて。近所で子どもたちがサッカーをやっているのを見て、こっちも燃えてきたんです。それが情熱の灯を改めて思い起こしてくれて。いわゆる自分が音楽を目指し始めた頃の情熱というか。最近の世の中って、ちょっと冷めている風潮もあるじゃないですか。そんな人たちにも、この曲を通じて、昔持っていた情熱を呼び起こして欲しくて歌詞は書きました。
【KMC】 僕は自分に対して、“情熱を持って何ごとにも挑まなくちゃいかん!!”との戒めも込めて書きました。自分に向けて歌いながらも、それをアスリートに例えてみたんです。

――ちなみに、お2人が最近“胸アツ”になった出来事は?
【トン・ニーノ】 スポーツ中継かな。サッカーの日本代表戦とか、バレーボール女子の試合とか。あの勝利に向けての執着や情熱、ドロ臭さ……。もう、観ているうちに「これや!これや!俺が欲しかったのは!!」となっていました。
【KMC】 僕もスポーツ観戦ですね。夜中だし、回りの住人の方々に気を使い、そっと観てはいたんですが、興奮すると気づけば大声を発していて(笑)。実は僕、過去にそれらが原因で引っ越したこともあるんです(笑)。

(文:池田スカオ和宏)
Release
プロフィール

T-Pistonz+KMC(ティーピストンズ プラス ケムシ)
トン・ニーノ(LeadVo)、KMC(Rap)、イン・チキータ(Dance)、ヒロシ・ドット(SideVo)による4人組ユニット。大人から子供まで幅広い世代に向けたパフォーマンスユニット・T-Pistonzに2009年6月、ラッパーのKMCが加わった。2011年9月にエビリーナ、周舞々、ブラザー・エイ・キングが卒業し、4人組グループとしてリニューアル。
2009年6月10日、シングル「マジで感謝!」をリリース。
2010年12月22日、アルバム『がんばリーヨ!』をリリース。
2011年10月26日、シングル「成せば成るのさ 七色卵」をリリース。
2011年11月30日、アルバム『ゴリラビートはラッキィ7』をリリース。
2012年2月15日、シングル「おはよう!シャイニング・デイ/打ち砕ーくっ!」をリリース。
2012年2月22日、ベストアルバム『T-Pistonz+KMC ストーリーヨ!〜はじめてのべすと〜』をリリース。
2012年6月20日、シングル「情熱で胸アツ!」をリリース。
2012年7月4日、シングル「感動共有!」をリリース。

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バックナンバー

■シングル「おはよう!シャイニング・デイ/打ち砕ーくっ!」インタビュー
 『2012年第1弾シングルは男4人ならではの新境地ナンバー!』(2012/02/13)

■シングル「成せば成るのさ 七色卵」インタビュー
 『新体制になって“今までと違った自分たちをどう表わせるか”に挑戦中!!』(2011/10/24)

■シングル「天までとどけっ!/みんなあつまリーヨ!」インタビュー
 『“レインボーカラー”になった彼らの「これから」と「これまで」を感じられる1枚!』(2011/07/04)

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