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――今作はどういった方向性で制作は進められたんですか?
【MAMI】 今回はどれだけリアルにライブ感を出せるかっていうことを考えて、レコーディングもバラバラに録るんじゃなくて、みんなで一緒にブースに入って一発録りをしたり。今までやらなかったことに挑戦しました。
【RINA】 歌詞も以前はひとりが全部書いてきて、出来上がったものをみんなに渡すって形だったけど、今回は未完成なまま「これでどうかな?」ってお互いにメールでやり取りをしながら書きました。メンバー間でコミュニケーションを取りながらやるのはすごくやりやすかったし、全曲に4人の意見が反映された感じがします。
――以前よりもシリアスなものや、リアルなメッセージをこめた歌詞が多くなった気がするのもそのせい?
【MAMI】 それは、1枚目2枚目のときより4人ともちょっと大人になって、自分をさらけ出すことがうまくなったからじゃないかな。あと今までは“自分たちはこうです”って曲が多かったけれど、今回は誰かに投げかける曲や“For You”的な曲も多くなっているんですよ。
【TOMOMI】 やっぱり震災の影響もあって、伝えるってことをすごく意識するようになったんですよね。例えば「Sparkling」では、“Fight”という言葉を初めて入れたり。以前ならそういうわかりやすい言葉は避けていたんだけど、今回はあえて使おうかなと。
【MAMI】 1曲目の「GLAM0ROUS YOU」も、初めて“女性から女性へ”という部分を意識した曲。香水やメイクなど、女の人が幸せになるアイテムを歌詞に入れて、小さなポジティブを重ねて前に一歩進むというメッセージを込めました。

――『BABY ACTION』=アクションを起こすっていうアルバムタイトルも、そういった初挑戦であったり何かを伝えていくっていう、4人の能動的な思いが込められているんですか?
【HARUNA】 そうですね。今回はまずタイトルを付けてからアルバム作りをしたので、制作に入る前から気持ち的なところで何かを起こそう、チャレンジしていこうっていう状態にはなっていて。
【MAMI】 今までもそういう気持ちはあったけど、恥ずかしかったり、できる自信もなかったので避けていたんです。でもやらなかったことにみんなで挑戦したことで絆も強くなって。結果的にバンド活動や曲作りへのモチベーションも上がりました。
――そんなアルバムを引っ提げての全国ツアーが10月から始まりますが、その前に9月には初のアジアツアー。どんなライブにするかもうイメージは固まっています?
【HARUNA】 香港とシンガポールは、昨年も行っているので、こういう曲が好きなのかなっていうところを頭に入れつつ回ろうかなと。アジアでは、ロック寄りで激しい感じが人気なんです。
【RINA】 ちなみにアジアの鉄板は「カゲロウ」です(笑)。
【MAMI】 しかもお客さんが一緒に歌っちゃうので、トモの声が全然聴こえない(笑)。
【TOMOMI】 アジアの人は聴くより、歌うほうが好きなんですよね。
【HARUNA】 なのでガンガンいけるようなセットリストで、攻めていこうと思っています。
(文:若松正子)


SCANDAL
HARUNA(Vo&G)、MAMI(G&Vo)、TOMOMI(B&Vo)、RINA(Dr&Vo)の4人組バンド。
2006年8月、大阪のボーカル&ダンススクールで出会った女子高生4人で結成。ストリートライブを始め、地元関西のライブハウスにも出演するようになる。その後、米シアトルでのジャパンカルチャーFes.『Sakura-Con』、フランスの『Japan Expo』、香港のアニコミFesなどに出演。世界で活躍する。
2008年10月22日、シングル「DOLL」でメジャーデビュー。
2009年6月17日、シングル「少女S」をリリース。6位を獲得。
2010年10月6日、シングル「スキャンダルなんかブッ飛ばせをリリース。3位を獲得。
2011年4月20日、シングル「ハルカ」をリリース。3位を獲得。
2011年7月27日、シングル「LOVE SURVIVE」をリリース。
2011年8月10日、アルバム『BABY ACTION』をリリース。
※『BABY ACTION』発売を記念してフリーライブを開催!詳細は公式サイトへ。
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