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“仲間”の大切さを歌った合唱曲

「証」
「証」

――ニューシングル「証」は、NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として書き下ろしたそうですね。【山村隆太】 自分自身、昔教師を目指していて、教育実習に行った時が合唱のシーズンで、「合唱にはみんなをまとめる力があるなぁ」と思っていたんですよね。教師になりたかったのも「若い世代に何か伝えたい」という想いが理由としてあったので、合唱曲を作るのも一つの夢でした。音楽コンクールのスタッフさんから、「課題曲を作ってください」というお話をいただいて、昨年の11月ぐらいにできた曲です。
【阪井一生】 メロディーの抑揚やコーラスワークはすごく考えて、何パターンも作り直しました。サビではファルセットが強調されているんですけど、それも合唱になることで広がりが出るんじゃないかな?と思ったり。合唱というと童謡やクラシックのイメージがあって、最初は難しいなと思ったんですけど、作り始めてからはあまり意識せず、flumpoolらしさを出して行こうと思いました。

――テーマは“仲間”ということですが、“友達”との違いは何でしょうか? 【隆太】 仲間は、「今からなれます!」ってことじゃなくて、積み上げて行くものだと僕は思うんですよね。みんな、最初は友達だし。人と人とを繋ぐものって結局、形はなくて。苦しいことも一緒に乗り越えた仲間との経験、その全部が絆であり、証で。中学・高校生の若い頃は特にそうだと思うんですけど、一人で悩む時って多いと思うんです。その中で、支えてくれる人たちがいるからこそ生きて行ける……そういう存在の大切さを本当に強く感じていて、この歌では伝えたいな、と思います。
【尼川元気】 “仲間”という言葉からは、ライブで求めてる一体感や絆のイメージが湧きます。大人にも響くんじゃないかな?と思うし、合唱で歌った中学生たちが10年後とかにも聴いてくれたらいいな、と思います。
【小倉誠司】 僕は、例えば一つのツアーに対して動いてくれるスタッフのみんなのことを“仲間”だと思うし、そこにリスナーもいてライブは成り立つから、やっぱりリスナーも“仲間”だと思うし。僕にとっては“仲間”というもの自体がすごく大きいものなんですよね。

“自分たちの歌”というよりは“みんなのうた”

小倉誠司,尼川元気,山村隆太,阪井一生, 小倉誠司,尼川元気,山村隆太,阪井一生

――みなさん自身にも、中学時代の合唱の記憶ってありますか? 【隆太】 誠司も歌ってた?
【誠司】 うん、たぶん歌ってた。ちゃんと覚えてないけど……。
【元気】 覚えてないってことないだろ(笑)!
【隆太】 絶対歌わないタイプじゃない?あ、でも中学までは真面目だったんだっけ!?
【一生】 中学では率先して歌ってたっぽい(笑)。
【誠司】 高校ではもう……(笑)。
【隆太】 (笑)。僕は、中学の時に歌った思い出が今も鮮やかに残ってますね。その曲を聴くだけで、クラスメイトの顔がいろんな想いとともに蘇ってきます。合唱した曲は、いろんなものを繋げてくれると思うんです。この曲を歌った時間が、それこそ“仲間の証”になっていってくれればいいな、と思います。

――4曲目の「証〜flumpool×Choir〜合唱ver.」にはどんな想いを込めましたか? 【隆太】 この曲は合唱の力と一緒に放ちたいという想いが強かったので、学生の方々に協力してもらって、僕らも立ち会ってレコーディングしました。仲間にまつわる悲しい思い出がある人も、楽しい思い出がある人もいると思うので、“声でまとまる”というよりも、それぞれの感情で歌ってほしい、と伝えましたね。

――「証」はNHK『みんなのうた』でもオンエア中(8〜9月)ですね。 【隆太】 『みんなのうた』は、BUMP OF CHICKENさんや槇原敬之さんもやっていらっしゃったし、僕も観ていました。「証」は一人でも多くの人に届けば、その人がまた広げてくれる曲のような気がするんですよね。だからこの歌が、“自分たちの歌”というよりは“みんなのうた”になって、よかったなと感じています。友達と離れ離れになって合唱ができなくなっちゃった子も「また歌いたいな」と思える、そんな歌になってほしいです。

(文:大前多恵)

RELEASE

証【初回限定盤】CD+DVD 証【初回限定盤】CD+DVD
flumpool
発売日:2011/09/07[シングル] 価格:¥1,680(税込)
A-Sketch 品番:AZZS-7
CD購入(Amazon) CD購入(HMV)
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証【通常盤】
flumpool
発売日:2011/09/07[シングル] 価格:¥1,260(税込)
A-Sketch 品番:AZCS-2016
CD購入(Amazon) CD購入(HMV)
着うた®配信

PROFILE

flumpool(フランプール)
山村隆太(Vo)、阪井一生(G)、尼川元気(B)、小倉誠司(Dr)による大阪出身の4人組バンド。2007年1月結成。
2008年10月01日、配信限定シングル「花になれ」でデビュー。au『LISMO』のCMソングに起用され、話題となる。
2008年11月19日、デビューミニアルバム『Unreal』をリリース。最高位2位を獲得。
2009年12月23日、1stフルアルバム『What’s flumpool!?』をリリース。最高位2位を獲得。
2009年12月31日、『第60回 NHK紅白歌合戦』に初出場。
2010年02月03日、シングル「残像」をリリース。TBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ シーズン2』の主題歌に起用される。
2010年06月23日、シングル「reboot〜あきらめない詩〜/流れ星」をリリース。日本テレビ系のサッカーW杯サポートソングとして起用される。
2010年09月29日、シングル「君に届け」をリリース。映画『君に届け』の主題歌に起用される。
2011年01月26日、2ndフルアルバム『Fantasia of Life Stripe』をリリース。
2011年07月27日、シングル「どんな未来にも愛はある/Touch」をリリース。
2011年09月07日、シングル「証」をリリース(『第78回NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部課題曲/NHK『みんなのうた』2011年8月-9月の新曲)。

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