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―― 今作は“ガンダム版T.M.Revolutionベスト”ともいえる内容ですね。
【西川】 ひとつの作品にここまで楽曲を提供することって、昨今ないですからね。『ガンダム』によってT.M.R.の音楽に触れてくれた人もいただろうし、そう考えるとT.M.R.にとって欠かせないものになった気がします。
―― 一番最初に担当した「INVOKE」を今聴くとどんな印象ですか?
【西川】 「INVOKE」って、ついこの間だと思っていたら、もう7年半たっているんですねぇ。この曲からガンダムに関わらせてもらったんですけど、最初は指名を頂いたんですよ。で、「理由は?」ってお伺いしたら監督が「(T.M.R.を)好きだから」って。なんてわかりやすいんだと(笑)。でもそのおかげで、あ、自分がやってきたことはちゃんと人に届いていたし、意味があったんだって思えて、数年後に迎えるT.M.R.10周年への能動的な目的を与えてもらった部分もあるんです。ですので、あのとき指名がなければ、ここまで続けてられなかったと思います。そう考えると、自分では意識してなかったんですけど、曲を提供するたびにより明確に、より鮮明に、T.M.R.は何をなすべきかってことの確認にはなってきたのかもしれません。
―― それをふまえて最新曲でガンプラ30周年公式テーマソングの「Imaginary Ark」を聴くと感慨深いです。この曲は前の5曲と比べても、一番重量感があるというか。8年の歴史をズッシリ感じます。
【西川】 この曲はガンプラ30周年を曲で一緒に迎えるって責務を与えられたことへの、自分なりのアンサーだと思っていて、そういう意味ではより迷いがなくて、T.M.R.として地に足がついてる凛とした感じにはなっていると思います。

―― ちなみに今回のコラボを記念して、西川さんプロデュースのプラモデル『HG 1/144 ハイネ専用デスティニーガンダム』付きの仕様もあるそうで。
【西川】 そうなんです。すごいことに今回、そのガンプラがストーリーに若干、干渉してしまっているんです。というのも『ガンダム』に新たな設定ができてしまったんですよ。で、さらにこれができたことで、CD屋にガンプラが並ぶっていう(笑)。ディスプレイとして存在感はあるんじゃないかなと思います。
―― かなり目立つと思います(笑)。では次に配信限定リリースの「Lakers」についての話も。これは『びわ湖毎日マラソン大会』のイメージソングで書き下ろされたとか。
【西川】 昨年、『イナズマロック フェス2009』をやったことで、自分自身地元に貢献できることはないかなって考えているときにもらった話で。自分も実際、琵琶湖周辺の景色を改めて見て、でっかい曲をやろうと思い、ひいては今後の滋賀県のイベントでも使ってもらえるような大きい曲になればいいなと。そんな気持ちで作りました。
(文:若松正子)

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