――2010年5月にシングル「Roulette」をリリースした後、7〜8月にかけては自身初となる全国ツアー『FIRST TOUR 2010 ルーレットを回せ!』を行ない、そのツアー直後に今回のニューシングル「LOOKING FOR LIGHT」をリリースする。活動が再スタートしたと思ったら、いきなりこの一連のハイペースな活動の流れ。最初からこれは考えていたことだったんでしょうか。
【TETSUYA】 いや、そんなに前から考えてたものではないです。なので、このツアーもそこまで考えて組んだものではないというか。そもそも、シングル1枚出してのツアーですからね。ただ、なんとなく“夏にツアーやりたいんだよね”という話をして。それをしたのが……今年の頭ぐらいだと思うんですけど。何か計算してとかじゃなくて、本当になんとなくで。
――「Roulette」を出したあと、すぐにシングルを出したいなというのは考えていたんですか?
【TETSUYA】 それは考えてましたね。「Roulette」がまずタイアップが決まったので先に出して。その次の「LOOKING FOR LIGHT」は僕の意見で、タイアップが付く付かないは関係なく8月にリリースしようと。なんで8月なのかというと、「Roulette」が5月リリースだったからです。「Roulette」がもっと前ならこのシングルももっと前に出してただろうし。
――最初に「LOOKING FOR LIGHT」のデモを作ったとき、アレンジのテーマになったものがあったら教えて下さい。
【TETSUYA】 特にテーマというのは、そんなにはないです。曲を書いた順番が影響してるとは思いますけど。曲を書くときはバランス良く、アップテンポの曲を書いたら次はちょっとバラード書こうとか。そういう感じで足りないなと思う曲を書いていくので。レコーディングってライヴと違ってやり直しが何度もできるじゃないですか。そこで、録っては聴いて、聴いて何かしら感じたことがあればそこを改善して再度聴いてって。しっくりくるまでそれを繰り返すのがレコーディングで。曲をよくするための作業をそこでは行うだけですね。
――では、今回のレコーディングのなかで改善していった部分というと?
【TETSUYA】 それは、ホント細かいところですよ。ベースラインに関しては、デモだと割とシンプルにルートを押さえてる感じだったんで、多少ベースラインは全体を通して構築していきました。
――では次に歌詞に関しても聞かせて下さい。今回、レコーディングするにあたって行なった作業というのは?
【TETSUYA】 歌詞は、特に英語の部分とかは最初から未完成だったんで、ライヴでやってるときは適当な日本語をはめて歌ってたんですよ。はなっからあれは仮詞としてライヴで歌ってたんで、そういう部分を最初から書き直す、ちゃんと仕上げるという作業をしました。それによって、前後の意味合いが変わってきたりするので、ちょっと直したりして。
――歌詞で描きたいテーマは何かあったんですか?
【TETSUYA】 テーマね……あるようで、ない。僕は曲から導き出されて書いてるというか、曲に書かされてるみたいなところがあるので。
――曲が伝えてるメッセージを言葉に落とし込んで行くということですか?
【TETSUYA】 そうですね。だから、すべては曲が最初から持ってる、それは最初から決まってるものだと思うんですけど。それを僕はスクラッチカードの銀色の部分を削って、探してるだけなんです。最初から歌詞は曲のなかに隠されているで、自分はそれを削って削って言葉を見つけていくだけです。
――全国ツアーが終わった後は、今年も『夏JACK』(『JACK IN THE BOX 2010 SUMMER』)に出演されることが発表されてますし。
【TETSUYA】 それ以外にも何かあるかも分からないし。ほんと、TETSUYAになってから動きが違いますね。
――そういういい流れのなか、来年からはL'Arc〜en〜Cielが始まるじゃないですか。それまでにTETSUYAとしてここまでやり遂げたいというヴィジョンは、すでにTETSUYAさんのなかにあるんでしょうか
【TETSUYA】 ありますけど、そもそも僕の場合、ラルクの他のメンバーに較べて、スタートが1年半ぐらい遅れてるんで。まだまだ全然思い通りの活動ができている訳ではないですけど。でも、こうして動けてるだけいいですね。昨年、一昨年はやりたくても何もできなかったんで。