ORICON STYLE

2010年04月07日

「いつも取材に来てくださってありがとうございます」という丁寧な言葉で始まったリュ・シウォンのインタビュー。日本での活動が6年目を迎えた現在も、その謙虚な姿勢はデビュー当時と変わらない。4月7日にリリースされるニューアルバム『麗〜ULALA〜』も、そんなソフトな印象そのままのナンバーでスタート。だが、それだけではなく、ロックチューンも収録。これまでとはひと味違う1枚に仕上がっている。

こんな曲も歌うんだという新鮮な驚き

── 『麗〜ULALA〜』は、日本デビュー6年目のスタートを飾るアルバム。どんな気持ちでこの作品を作ったんですか?
【シウォン】 今や日本という国は、私にとって本当に身近で親しみのある国になりましたし、ファンのみなさんのことも、まるで家族のように感じています。だからこそ、今年日本での活動6年目を迎えるに当たり、今まで応援し続けてくださったファンのみなさんとのご縁をどう持続させていくか、それが私の新たな課題になりました。それで7枚目のアルバムを準備する際に、まず考えたのが、多くのみなさんに親しんでいただけ、歌っていただけるような曲をリード曲に持ってきたいということ。その結果、私が最初に日本でリリースし、みなさんにとても気に入っていただけたシングル「桜」をほうふつさせるような「麗〜ULALA〜」という曲をタイトル曲に決めたんです。
── 確かに「麗〜ULALA〜」は、リュ・シウォンさんのイメージにピッタリな曲ですよね。こういう曲が聴けるのは、ファンにとっても、とても嬉しいと思います。
【シウォン】 アーティストというのは、長く活動するなかで、ともすれば自分が好きなタイプの曲ばかりやってしまったり、曲がどんどん難しい方向にいってしまったりする傾向があると思うんですね。でも、私はそうはしたくなかった。それで、軽やかで誰もがアプローチしやすい「麗〜ULALA〜」をタイトル曲にしたいと、私自身が強く推したんです。だから、いつもは歌詞は作詞家の方におまかせするんですが、この曲に関しては、自分で内容をリクエストしました。 ── こだわり抜いた曲なんですね。
【シウォン】 アレンジを「桜」のように春に合う感じにしていただいたので、歌詞は恋愛をモチーフにしながらも、清らかでかわいらしい雰囲気にしてくださいとお願いしたんです。そして、それに合わせて歌もソフトな声で歌ってみたので、この曲には今までみなさんが思ってくださっているようなリュ・シウォンらしさが出ているんじゃないかと思いますね。ただ、それ以外にも「愛の苑」や「Call my name!!」といったロック色の強い男っぽい曲も入れましたので、ああ、リュ・シウォンはこんな曲も歌うんだなと、ファンの方に新鮮に感じていただける面もあるんじゃないかと思います。

ミディアムからアップテンポを主体に

── そのロックチューンには、本当に驚かされました。なかでも「愛の苑」はつんくさんの楽曲で、今回はシャ乱Qの「シングルベッド」もカバーなさっています。どういう経緯で、この2曲を歌うことになったんですか?
【シウォン】 実は、昨年共通の知人を通してつんくさんと知り合ったんですよ。それで彼に、私が以前から好きだった「シングルベッド」をカバーしたいとお願いしたら、快くOKしてくれました。その結果、今回のアルバムに収録することができたんです。しかも、つんくさんは私のコンサートにも来てくださった。そのとき私がロックが好きなことにも気付いてくださって、「僕もロックが好きだから、よかったら、新曲も提供するよ」という話になったんです。つんくさんはレコーディングにも立ち会って、いろいろアドバイスしてくださいました。本当にいいご縁ができましたし、これからも、きっとこのご縁は続いて行くんじゃないかと思っていますね。
── それとアルバムでは恒例になった、リュ・シウォンさんが作詞したナンバーも収録。その「クレヤマン ハニ…(戻れるのなら…)」という曲は、とてもせつない仕上がりですね。
【シウォン】 そうですね。この曲は最初にメロディを聴いたときからもの悲しい曲調だなという印象があったので、別れに直面した男の気持ちをテーマに書いてみたんです。ただ、この曲はある意味、典型的な韓国風バラードだと思いますけど、今回はアルバムとしては、わりとバラードが少ないんです。全体的にミディアムからアップテンポなものが多いので、新しくて強い印象の1枚になっているんじゃないかと思いますし、私自身、ここに入っている曲たちをコンサートで歌うことを楽しみにしています。
── すでにツアーも決定したそうですが、今回はどんなツアーにしたいと考えていますか?
【シウォン】 今回のツアーは比較的小さめなホールから始まるので、そのときどきのお客様の反応を拾ったりしながら、自然にみなさんと楽しめるようなものにしようと思っています。そして、ファイナルは代々木第一体育館で行うことが決まっていますが、それは、それまでのツアーとは違うスペシャルな内容にする予定。昨日も夜中までスタッフと打ち合わせをしたりとがんばって準備をしていますので、ぜひ、楽しみにしていていただきたいですね。

(文:高橋栄理子)
(撮りおろし写真:草刈雅之)

麗〜ULALA〜【初回限定盤】
リュ・シウォン
発売日:2010/04/07[アルバム] 価格:\3,200(税込)
徳間ジャパンコミュニケーションズ 品番:TKCA-73517

麗〜ULALA〜【通常盤】
リュ・シウォン
発売日:2010/04/07[アルバム] 価格:\3,000(税込)
徳間ジャパンコミュニケーションズ 品番:TKCA-73521

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1972年10月6日生まれ、韓国・ソウル出身。
人気ドラマ『美しき日々』や『真実』などで本国だけでなく日本でも大人気に。
2004年12月1日、日本初となるアルバム『約束』をリリ―ス、初登場7位を獲得。韓国人男性アーティスト史上初の初登場TOP10入りを記録。
以降、シングル「桜」「夏の夢/好きです、好きです」「Only One」などヒット曲をリリース
2008年4月23日、シングル「愛してる」をリリース。5位を獲得。
2008年6月4日、アルバム『蒼天の愛』をリリース。7位を獲得。
2008年10月15日、シングル「君と僕」をリリース。4位を獲得。
2008年11月19日、アルバム『Ryu Siwon Ballad Best Album』をリリース。11位を獲得。
2009年4月22日、アルバム『Ryu Siwon Single Collection』をリリース。6位を獲得。
2009年11月4日、アルバム『万華鏡』をリリース。
2010年4月7日、アルバム『麗〜ULALA〜』をリリース。

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