ORICON STYLE

2010年05月19日

映画初主演でギターもゼロからのスタート……

音楽人

――『音楽人』はフレッシュな青春ストーリーですね。身近に起こっているかのようなリアルさがありました。 【舞子】 そうなんです。私たち(MAY’S)自身も専門学校出身であり、そこで出会った2人なので、本当にリアルに感じましたね。
【河井】 まさに学校内では、ああいう日常が繰り広げられていました。
【佐野】 僕は初めての映画主演だったので、まずそこに緊張を感じていましたね。しかも劇中で歌わなければいけないということが、何よりも一番の大きな壁だったんですよ。歌も上手くないし、ギターも触ったことがなかったので。まったくのゼロからのスタートでしたね。

――それは撮影前の準備も大変そうですね。 【佐野】 練習期間も2週間ちょいくらいしかなくて、それで“2曲覚えろ”って言われたんですよ(苦笑)。でも、今思えば挑戦できてよかったです。現場はもちろん、練習をしている間もすごく楽しかったから。

――練習はどうやって? 【佐野】 もちろん先生にも付いていただいたんですけど、実は僕の親父がギターを弾けるんですよ。すごく上手い……って褒めるのもなんかイヤなんですけど(笑)、家で練習するときは教えてもらっていました。今まで僕、趣味とかあまりなかったんですけど、ギターを弾くことが趣味になって、自分のギターも買っちゃいました!
【舞子】 何を買ったか気になるな。
【佐野】 フェンダーのアコギです。
【河井】 ほぉ〜!
【舞子】 彼(河井)はこう見えて、元ギタリストなんです(笑)。

――佐野くんは、そもそも音楽好きなんですか? 【佐野】 大好きですね。常にiPodを聴きながら歩いていますよ。芝居をするときも“このシーンに合うのは、この音楽だろうな”と思いながら聴くと、気分を変えてくれるんです。日常でも音楽を聴いて気分を変えることはよくありますね。音楽は僕にとってなくてはならないものです。

――MAY’Sさんはライブなどの本番前は、どうやって気分を上げているんですか? 【舞子】 何もしてないよね?
【河井】 (舞子は)ギリギリまでステージ裏で何か食べていたりするよね。
【佐野】 あはは!
【河井】 でも、ワザとっていうのもあるんですよ。ひとりになって精神統一するっていう人もいるんですけど、僕はそれをやると、どんどん緊張しちゃうんです。だから自分に“ライブ前だ”っていう意識を与えないように、直前までスタッフさんと喋っていたりとか。
【舞子】 私は直前まで、わりとウロチョロしています。

初めての演技でビックリするほどの戸惑い

音楽人

――それは、どういう心理? 【舞子】 身体を常に動かしている状態じゃないとダメ……。
【河井】 止まると生きていけない……。
【佐野】 マグロじゃないですか(笑)。
【舞子】 (笑)本当、そうですね。ストレッチとか何かしながら、ハイっ!とマイクを持って歌い出すとか。

――今回は音楽の現場ではなく、映画の製作現場でしたけど、本番の感覚はいつもと違いましたか? 【舞子】 全然違いましたね。初めて演技をさせていただいて、ビックリするほど“どうしたらいいんだろう?”って感じでした(笑)!歌うだけならどんな場所でも緊張しないんですけど、撮影現場では本当に緊張してギリギリまで台本を持って……。ひと言なんですけど、何度も何度も心の中で繰り返しつぶやいていましたね(笑)。俳優さんが長いセリフを言ってるのは本当、とんでもないことですよ〜。
【佐野】 それ、わかります。ひと言だと逆に緊張するんですよ。長いセリフだと言っているうちにリラックスしてくるんです。僕も緊張するタイプなので、直前までスタッフさんとずっと喋っていたりしますね。集中したいときは、僕の場合、本番直前に目を瞑ってハァーッと1回息をして、そのまま役に入ったつもりになります。
【舞子】 勉強になります!
【佐野】 いやいやいや(笑)!

――河井さんは本番どうだったんですか? 【河井】 僕は本当に一瞬しか出ていないんですけど、あれですらめっちゃ緊張しましたからね。
【舞子】 “NAUGTHY(河井)を探せ”みたいな(笑)。
【河井】 ぜひ探してみてください(笑)。

――劇中では、舞子さんが、佐野くん演じる蒼のお母さん役ですね。 【舞子】 ハイ。蒼くんが子供の頃のお母さん役です。
【佐野】 実は撮影中はお会いできていなくて、今日が初対面なんですよ。
【舞子】 やっと念願の息子との対面ですよ(笑)。

――作品をご覧になったあとに会うって、不思議な感覚じゃないですか? 【河井】 不思議ですね。(佐野に対して)あ、映画の人だ!みたいな(笑)。
【舞子】 そうそう。テレビでよく観る人だ〜って感じでした。
【佐野】 僕も一緒です。あ、本物だ!みたいな新鮮さがありました(笑)。

(文:三沢千晶)

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Release

星の数だけ抱きしめて【配信限定リリース】

星の数だけ抱きしめて【配信限定リリース】
MAY’S
2010/05/05 [着うた]
2010/05/19 [着うたフル]

Profile

MAY’S 
片桐舞子、河井純一 a.k.a. NAUGHTY BO-Zの2人によるユニット。
本格派R&Bの一面と、極上POPSの一面を兼ね備えた楽曲が支持を受ける。2008年7月2日、シングル「My Everything」でメジャーデビュー。同年10月8日に「Daydream」、同年12月8日には「KISS〜恋におちて...冬〜」とシングルを立て続けにリリース。2009年1月には、メジャー1stアルバム『Dreaming』をリリースし、最高6位を獲得。2009年はシングル「I WISH」「I LOVE YOU が言えなくて」「ONE LOVE〜100万回のKISSでアイシテル〜」をリリースし、2010年1月にリリースした2ndアルバム『Amazing』は、最高4位を獲得。
同年3月にはアルバム『Featuring 〜コラボベスト〜』をリリース。5月には主題歌、挿入歌を手がけた『音楽人』で映画初出演し、配信限定シングル「星の数だけ抱きしめて」をリリース。

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佐野和真
1989年4月28日生まれ、神奈川県出身。A型。
俳優として、映画、テレビドラマ、CMなどで幅広く活躍する。
主な出演作は、テレビ朝日系『法医学教室の事件ファイル』(連続出演中)、TBS系『花より男子』(2005年)、映画『博士の愛した数式』(2006年)、TBS系『肩ごしの恋人』(2007年)、映画『イキガミ』(2008年)、フジテレビ系『ガリレオΦ』(2008年)、映画『女の子ものがたり』(2009年)、フジテレビ系『オトメン(乙男)』(2009年)など。
2010年は、映画『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』に出演。映画『音楽人』で初主演を飾る。7月クールのTBS系ドラマ『ハンマーセッション』の出演も決定している。

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ストーリー:
メジャーデビューを夢見るバンド“ミ・センティー”のギター兼ボーカルの蒼(佐野和真)は、同じ学校でギタークラフトを学ぶ幼なじみの少女・詩音(桐谷美玲)と再会する。蒼は11年前の事故で詩音との思い出を失い、詩音は病気のため歌手になる夢を失っていた。蒼は、ライブに向けて準備を進めるが、何気ないいたずらによって、蒼の過去のトラウマが露呈し、歌えなくなってしまう。詩音に再び忍び寄る病の影、間近に迫った大会、完成しないギター、残されたわずかな時間で若者たちは音楽にかける情熱を燃やしていく。果たされなかった幼い頃の約束が今、ふたりの新たな誓いに変わる。

監督:伊藤秀隆
出演者:佐野和真 桐谷美玲 徳澤直子 足立梨花 加藤慶祐
5月15日(土)より渋谷シアターTSUTAYAほかロードショー
(C)2010「音楽人」製作委員会

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