- ――4枚目のシングル「冬空のLove Song」は温かなぬくもりに溢れた作品になっていますね。
- 【ベッキー♪#】 ありがとうございます!曲だけを聴くと一見切ない感じがするかもしれないんですけど、歌詞を読むとこの曲は聴こえ方が全然変わってきます。
- ――聴く時間帯によっても捉え方が変わってくるんだよね。夜だと気持ちが浄化され、穏やかになるんだけど、朝に聴くとパワーもらえるというか。ちなみにベッキー♪♯さんが今作で伝えたかったこと、テーマとは?
- 【ベッキー♪#】 テーマは“遠距離恋愛対策法、ベッキー♪♯流”。いつもプロデューサーさんに最初、ひと言だけテーマを与えられて、そこから私は歌詞を書いていくんです。今回は曲が届く前にすべて歌詞を書き終えたんです。だけど、そのあと、すごく素敵な曲があがってきたから、改めてそのメロディーに歌詞を当てはめてくれないかと言われ、いざ曲を聴いてみたら、偶然にも文字数とほとんど一緒だったんです!
- ――自然とお互いがお互いを呼び寄せ合っていたんだろうね。
- 【ベッキー♪#】 出会いってこういうことなんだなって、すごくビックリしましたね。人の出会いって、偶然とか奇跡の出会いってあるけれど、言葉とメロディーもこんな風に出会うことってあるんだなって不思議なパワーを感じました。
- ――遠距離恋愛をテーマにしているとはいえ、この曲はそれだけに限定されてないよね。
- 【ベッキー♪#】 実際に私は遠距離恋愛の経験がないし、遠距離恋愛の歌で、切ない、逢いたいって曲は素敵なものがたくさんあるから、そういったものではなく、私らしいものを書きたいなと思ったんです。その私らしさ、ベッキー♪♯流は何か?って考えたときに、前向きな提案をしてみよう。相手に求めるのではなく、まず自分から思い、愛を伝えてみましょうって。これは恋愛に限らず、私の人生のテーマでもあるんです!
- ――まさに無償の愛だよね。
- 【ベッキー♪#】 冬ってとくに切なかったり、寂しく感じてしまう季節で、どうしても自分に足りないものを数えてしまいがちだけど、それよりもまず幸せの数を数えましょって。そうすればすべて優しくなれる気がするんです。たとえば昨日逢うことはできなかったけど、メールできただけでも幸せだし、何よりもこうして出会えたことが幸せ、感謝すべきことなんだよって。
- ――それが当たり前になってしまうと、感謝を忘れてしまうんだよね。ちなみに作詞はいつぐらいにしていたの?
- 【ベッキー♪#】 もう夏のど真ん中(笑)、部分的に言えば、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のチュニジアロケの間、気温47度のなかで書いたものもあるんです。
- ――真夏にウインターソングを書いていたんだ!!
- 【ベッキー♪#】 向こうで見た月た星がものすごくキレイだったので、その感動を言葉にしたいなって思ってノートに書き綴ったんです。
- ――いつも歌詞はノートに手書きで?
- 【ベッキー♪#】 絶対手書きですね。私は常にぬくもりを大切にしたいと思っているんです。もちろん携帯とかパソコンとかで書くのも便利で素敵だけれど、自分で書いたほうが、目には見えないけれど直接ハートに響くかなって。あと、歌うときも今回はとにかく優しく温かく歌うことを心掛けました。そのためにお洋服をたくさん持っていて、レコーディングブースに入ったときに一番優しい気持ちになれる素材の柔らかいお洋服、上がコットンで下がシルク調の短パンをはいて歌いましたね。
- ――短パン!?
- 【ベッキー♪#】 短パンは毎回必須なんです。あと、足元は絶対裸足。間に何かを挟みたくないんです(笑)。
- ――その気持ちすごくわかる!(笑) またミュージックビデオでのベッキーは森の妖精のようでした。
- 【ベッキー♪#】 いや〜。でも、うれしい!(笑)今回は山梨の萌木の村というところで撮影したんですけど、森の中にメリーゴーランドがあったり、すべてがメルヘンで。終始。感動、幸せでしたね。いつか私が結婚したときとか、愛する人とまたここに来たいなって思いましたね。
- ――もうすぐクリスマスということで。もしかしたら、クリスマスに彼氏彼女がいない、一緒に過ごせないってことに不安を感じる人もいると思うんだけど。
- 【ベッキー♪#】 関係ないです!私もクリスマスは今年もお仕事です。でも、芸能人の人達と一緒に過ごせるそんな貴重なことってないじゃないですか!?
- ――確かにね(笑)。
- 【ベッキー♪#】 そうやって考えれば、どんどんプラスの方向に向かっていくと思うし、友達と一緒に過ごすクリスマスって本当に楽しいと思うんです!
- ――そういったときだからこそ、改めて友達の大切さ、存在の大きさに気づけることもあるだろうしね。ちなみに曲名は「ふゆぞらのラブソング」ではなく、「ふゆそらのラブソング」って読み方なんだよね。
- 【ベッキー♪#】 ちょっと造語のような言葉にしたくて。あとは、この曲で『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出たくて。そのときに「ベッキー♪♯で「ふゆそらのらぶそんぐ」って竹内アナウンサーがいうシチュエーションが浮かんだんですよね(笑)。
- ――そこまで映像がハッキリ見えてたとは!?
- 【ベッキー♪#】 タイトルを考えたときに、まだ出れるかどうかも決まっていなかったんですけどね(笑)。あとは、「ふゆそら」のほうが優しい感じがするかなって。
- ――またC/Wの「ブルバ」は対照的に元気いっぱいのアッパーチューンで。
- 【ベッキー♪#】 きっと世間の方がイメージするベッキー♪♯はこっちなんじゃないのかなって。私にとっては4枚目のシングルですけど、もしかしたらこれが1stのシングルになる方もいらっしゃるかもしれないから、名刺代わりじゃないけど、いろんなタイプの楽曲、私を見てほしいなって。
- ――これからもっともっと楽曲を通していろんなベッキー♪♯の側面が垣間見れそうだね。
- 【ベッキー♪#】 来年はさらにいろんな楽曲に挑戦しようと、今、いろいろ計画を立てているので、ぜひ楽しみにしていてほしいですね。ベースは来年もテレビになるでしょうけど、中心は歌にしていきたいなって思います。
- ――改めて2010年を振り返ってみて、そして、2011年の意気込みを。
- 【ベッキー♪#】 バラエティー、歌、CM…芸能人4人分ぐらいの仕事をしたんじゃないですかね(笑)。後悔することはひとつもない、2010年も本当に充実した1年でしたね。でも、まだまだ歌手としては1年生なので、いろんなことを勉強させてもらいながら、2011年もノンストップで走り続けていきたいと思います!
(文:星野彩乃)

