ORICON STYLE

2010年03月31日
Interview 休んでいたと思われたら悔しいくらい(笑)ライブしてました!
――アルバム、2年ぶりになるんですね〜。
【aiko】 そうなんですよ。私も、そんなに経っていると思わなくて。スタッフから「気ぃついたら2年経ってんねんで」って言われてビックリしました(笑)。でも、昨年から今年の2月まで、ずっとライブをしまくっていましたからね。休んでたと思われたら悔しいくらい(笑)、駆け抜けてたんです。
――本当にライブ漬けの日々でしたよね。そういう影響もあるのか、今回のアルバムは非常にロック色の強く出た、バンドサウンドが炸裂した1枚になっていますね。
【aiko】 ずっとライブをやっていたから、そのモードが自分の中で保たれていたっていうのはあると思います。だから、曲だったりアレンジだったりが、ロックな感じというか、アップテンポな方向に行くことが多かったですね。それに「milk」を作ったあたりから、自分の中で“もっといろんな曲を書いていいんや”みたいに思ったっていうのもあるんですよ。
――どんな心変わりがあったんですか?
【aiko】 それまでは曲調だったりを「こうせなあかん」って、どこかで決めてしまってた部分もあったのかなぁって。でもそうじゃなく、今はもっといろいろ作りたいって思うようになったし、そんなときにちょうどライブをずっとやっていた。それにプラスして、前回の『秘密』や、前々回の『彼女』を出せたっていうのもあって、今回はこういうアルバムを作ろうっていう感じになれたのかなって思います。
――なるほど。確かに聴き心地が、すごく新鮮な1枚ですもんね。1曲目の「beat」なんて、とても勢いがあるのでこの曲が始まった途端、ワクワクする。それに、“大切な人が自分のことを見ていてくれてるだけで、何でも乗り越えられる”っていう歌詞も、とてもステキだなって思いました。
【aiko】 日常もそうですけど、ライブのときとかも、すごくそう思えるんですよ。例えばライブのときにファンの子と目が合う。それだけで私は勝手に通じ合えたと思っているんですね。そうやって「あぁ、ちゃんと自分を見てくれてる人がおるんやな」って心の中に信じる気持ちが生まれたら、もう乗り越えられる。だから、私はファンの人に、すごく助けてもらってるなぁって思います。
すごく大切な1枚だから、愛情を込めて使う言葉を使いたかった
aiko photo
――そんな大切なファンを想って書いた曲はありますか?
【aiko】 今回は本当にライブをやっていてできた曲が多くて、「夏が帰る」っていう曲もそうんですよ。これは、一昨年前の『Love Like Aloha vol.3』っていうゲリラライブの前日、ものすごい豪雨で、もしかしたらライブが中止になるかもって言われたんですね。でも、私は絶対にやりたかったから、雨が止んでほしいって願って書いたのがこの曲です。当日のお客さんの顔を思い浮かべながら書きました。そう考えると、たぶん、ずっとライブをやってきていなかったら、この曲みたいな気持ちにはなれなかったと思います。
――「夏が帰る」は、とてもグルーブ感のある曲でカッコイイですよね。
【aiko】 ありがとうございます。私も早くライブでやりたいなって思っています。今回のアルバムは、どういう感じの作品になるかっていう予測がついたのが、レコーディングの結構後半だったんですよ。もちろん聴いてほしい曲、好きな曲だけをレコーディングしているから、ダメだっていう不安はなかったんです。でも、「どういう方向に転ぶのかな?私たちが思っている方向に転んでくれたら嬉しいな」って思いながら作っていたんです。そしたら、ちゃんと思った通り、今までとはちょっと違う感じの方向に行ってくれて。しかも重く濃い1枚になったので、本当に「あぁ、できてよかったな」と思いました。そのくらい自分にとって、すごく大切な1枚になったので、愛情を込めて呼ぶときに使う言葉を使いたかった。それで『BABY』っていうタイトルにしたんですよ。だから、聴いてくれる人にとっても、愛着のわくような1曲1曲になってくれたらいいなって思っています。
――ライブにピッタリな曲ばかりが詰まったこのアルバムを引っさげたツアー『Love Like Pop vol.13』も、早くも決定。またまたライブの日々ですね。しかも、今回はなんと初のアリーナツアー。
【aiko】 そうなんですよ!こうやってツアーでアリーナを回るのは初めてなので、本当に緊張しています。でも、会場が広くなっても、ファンの人たちとのやりとりとかは、常に変わらずにやらせていただこうと思っています。だから、楽しくて、面白くて、かつ、切ないライブができればなって思っています。
(文:高橋栄理子)
Release
BABY初回限定仕様盤
初回限定仕様盤
【収録曲】
1.beat
2.鏡
3.milk
4.KissHug
5.夏が帰る
6.リズム
7.嘆きのキス
BABY通常仕様盤
通常仕様盤

8.より道
9.指先
10.Yellow
11.戻れない明日
12.あの子の夢
13.ヒカリ
14.トンネル
BABY
【初回限定仕様盤】【通常盤】

aiko
2010/03/31 [アルバム]
¥3,059(税込)
ポニーキャニオン
PCCA-03170
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Profile
1975年11月22日生まれ。大阪府出身。
1998年7月、シングル「あした」でメジャーデビュー。
その後、シングル「花火」「カブトムシ」「ボーイフレンド」、アルバム『桜の木の下』などが大ヒットを記録。数々のシングル、アルバムをリリースする。
2009年2月18日、シングル「milk/嘆きのキス」をリリース。最高位1位。
2009年7月〜9月、ライブツアー『Love Like Rock vol.4』を開催。
2009年10月、ライブツアー『Love Like Pop vol.12』をスタート。
2010年2月3日、シングル「戻れない明日」をリリース。最高位1位。
2010年2月5日、ライブツアー『Love Like Pop vol.12』ファイナルを東京・NHKホールにて迎える。
2010年3月31日、9thアルバム『BABY』をリリース。
2010年4月24日、横浜アリーナ公演を皮切りに、初のアリーナツアー『Love Like Pop vol.13』を開催。
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