ORICON STYLE

2009年08月05日
My Little Lover Special Interview 生活の中の実感から生まれた新曲とは?!

普段の生活が、音楽にもいい循環を生んでくれている

――エレクトロと生楽器のバランス、akkoさんの声の響き方。今のMy Little Loverの魅力が気持ちよく感じられる曲だと思います。
【akko】 今回のシングルに関しては、イメージが強くあったんですよ。映像的・立体的であることだったり、ファンタスティックな雰囲気だったり・・・。

――うん、それは楽曲からもすごく伝わってきます。
【akko】 歌詞のテーマもはっきりしてましたね。この曲を書いていたころ、“虫”に興味があったんです。どんな小さな虫にも、存在の理由がありますよね。命をきちんと全うするし、生態系の中ですべてが繋がっていて。そんな当たり前のことに対して、“なんて美しいんだろう”って純粋に改めて感動していたんです。そういう私の気持ちだったり、すべてが繋がっているというイメージをナビゲートしていく役目として、歌詞の中に蝶を登場させています。

――なるほど。でも、どうして虫に興味を持ってたんですか・・・?
【akko】 子供たちと一緒に山とか海に行くと、自然とそういう話になるんですよね。子供たちに説明するためには私も勉強しなくちゃいけないし、そこで気づかされることもたくさんありました。

――生活の中の実感が、音楽につながっていく。
【akko】 だって、生活を土台にするしかないですから(笑)。でも今は、それがいい循環を生んでくれているんだと思いますね。

――では、<八百万の神に 守られてる気分>という歌詞も・・・。
【akko】 うん、実際に感じることがありますね。いろんなものに神様が宿ってるって、素敵な言い伝えだと思うんですよね。モノを大切にすることにも繋がるし、どんなに怖い事件があったとしても、不安に乗っ取られてしまうこともなく、しっかりと生きていけるんじゃないかなって。

声のこと、向かいたい方向がより明確になってきている

――C/Wの「try」にもつながっているテーマですよね、それは。
【akko】 「blue sky」は大き視点を歌ってるんですけど、こちらはもっと人間寄りに仕上がっています。

――そうですね。<タイムテーブル通りの/毎日もそう 美しい>っていう。
【akko】 同じことを毎日繰り返すのって、本当に大変ですよね。人間は飽きっぽいし。でも、そのなかにも素敵なものが必ず見つけられるって強く信じてるんですよね。 「blue sky」の中でも同じようなことを歌ってますが、生まれたときから悪い人なんて絶対にいないと信じてるし、人は本来、どんなに大変な状況であっても、それをポジティブに変えていける力を持ってると思うんです。そういった想いがこの曲には込められています。

――そうですね。akkoさんの感性から生まれる、My Little Loverの新しい個性を感じさせるシングルになりましたね。
【akko】 たぶん、見ているものが以前とは違うし、自分が求めてるものも変わってきてるんだと思います。そういう変化はこれからも曲の中にも出てくるのかもしれないですね。ここ何年かの活動の中で、自分の声のこと、向かいたい方向がより明確になってきているような気がしてます。

(文:森朋之)
Release

blue sky【CD+DVD】
My Little Lover
発売日:2009/08/05 [シングル] 価格:\1,890(税込)
ORS 品番:AVCO-36017/B

blue sky【CDのみ】
My Little Lover
発売日:2009/08/05 [シングル] 価格:\1,050(税込)
ORS 品番:AVCO-36018

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着うた配信
Profile

Mr.Children、レミオロメン等のプロデュースを手掛ける小林武史が、ボーカルにakkoを起用してユニットを結成。
1995年5月1日、シングル「Man&Woman/My Painting」でデビュー。
1995年12月5日、1stアルバム『evergreen』をリリース。1位を獲得し、ミリオンセールスを記録。
2001年12月12日、シングル曲を収録したアルバム『singles』をリリース。1位を獲得。
2004年、デビュー10周年目を迎え、4月28日に10周年記念シングル「風と空のキリム」とアルバム『Self Collection〜15currents〜』をリリース。
また、「Hello,Again〜昔からある場所〜」「白いカイト」「ALICE」「YES〜free flower〜」等、数々のヒット曲を世に送り出し、現在に至るまでその音楽性は絶大な信頼を獲得してきた。
2006年、エイベックスに新たな活動の場を移し、シンガーakkoの新たな可能性を広げるべくソロプロジェクトとして始動。
2006年12月6日、アルバム『akko』をリリース。
2008年5月1日、アルバム『アイデンティティー』をリリース。
2009年2月4日、シングル「音のない世界/時のベル」をリリース。
2009年8月5日、シングル「blue sky」をリリース。

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PV「blue sky」