ORICON STYLE

2009年07月22日
JAY'ED Special Interview
新たな挑戦と手応え!甘く切ない歌声を響かせる新作
JUJU with JAY'ED「明日がくるなら」での甘い歌声でも大きな注目を集めたシンガー、JAY'ED。ニュージーランド人と日本人の間に生まれた日英バイリンガルの彼は、ジャスティン・ティンバーレイクやシアラといった大物たちの前座を務めるなど、実り多きインディーズ時代を経て昨年メジャーデビュー。精力的にシングルをリリースする彼に、今年の夏を爽やかに彩る新作「CRY FOR YOU / Can't Let Go」について話を聞いた。
R&Bの新しいことに挑戦したい

──今回、メジャーでは4枚目のシングルになります。どんなところに力を入れて制作にあたりましたか?
【JAY'ED】
 まだやっていないスタイルとか、これまでと違うことに挑戦していきたいなっていうのがあるんですよね。たとえばギターを取り入れてみようとか、R&Bではこういうスタイルが流行っているからちょっとやってみようとか。常に新しいことに挑戦していこうっていうのが自分のなかにあります。

──アメリカのR&Bの動向はチェックしている方ですか?
【JAY'ED】
 いまはけっこうチェックしていますね。それと同時に、「明日がくるなら」のような曲をやることで、また違った感性が自分のなかに生まれたりもします。それらをうまいことミックス出来たらいいなと思っています。

──「CRY FOR YOU」は前作の「最後の優しさ」に続き、またしても別れた女性への想いを歌った曲ですが、このこだわりはご自身の経験からなんでしょうか?
【JAY'ED】
 「最後の優しさ」からつなげて作るつもりはまったくなかったんですよ。今回の曲は、自分の経験談というわけではなく、でも、もちろん歌詞を書くときには、過去を振り返りながら自分の気持ちや経験も入れ込んでいったりはしています。それと、別れをテーマにしていても、決して悲しいだけのものにはしたくなくて、サビの部分に光が見えてくるような音を入れています。

この曲はイケると思っていた(笑)

──ということは、サウンドやプロダクションについてリクエストを出す方ですか?
【JAY'ED】
 だと思いますね。(「CRY FOR YOU」を共作した)ジェフ・ミヤハラさんとは、いつもこんな感じにしたいって話をしながら一から一緒に作っています。それと、今回、ジェレミーさんていうシアトル在住のミュージシャンにピアノを弾いてもらったんですけど、彼とはSkype(インターネット電話)を使って、日本とアメリカでリアルタイムのやりとりをしながら、楽曲作りをしました。

──当初、カップリングの予定だった「Can't Let Go」は、評判が良かったために両A面仕様になったと聞いていますが、作っている時にこれはイケそうだと予想してました?
【JAY'ED】
 思っていましたね(笑)。その曲を作ったUTAくんは(※作曲をJAY'EDと共作。および編曲を担当)、ぼくが昔から一緒にやってみたいと思っていたトラックメーカーのひとり。今回、初めて一緒に曲作りをしたんですけど、ものすごくスムーズに進んだんですよね。感性が似ているんだと思います。

──この曲は、ニーヨなどもやっていて、アメリカのR&Bシーンでも人気のスタイルですね。
【JAY'ED】
 いまのシーンでリアルタイムに作れるものを探したときに、4つ打ちをちょっとやってみたい、自分がやったらどうなるかなと考えてやりました。それをやることに正直迷いもありましたけど、とりあえずいろんなことに挑戦したいっていうのがあったので。いまはすごく手応えを感じていますね。

──さっきの話に戻りますが、こちらの「Can't Let Go」も女性と別れた後の話ですね。
【JAY'ED】
 もう、未練たらたらですね(笑)。でも、これで全部振り絞ったんで、切ないメロディはもう出てこないです。

切ないメロディは気持ちが入り込みやすいけど・・・

──ええー?でも、切ない曲を求める声は多いんじゃないでしょうか?
【JAY'ED】
 自分のなかでも、実はそういう歌が一番気持ちが入り込みやすいとは思うんですけど、これからはそういうのだけじゃなく、いろんなスタイルの曲を作っていきたいと考えています。

──自分の音楽をどういう風にしていきたいと思っていますか?
【JAY'ED】
 ふたつ考えがあって、ひとつはR&Bを徹底的にやりたいっていうこと、もうひとつはR&Bを進化させるために、いろんなジャンルの良さを取り入れて新しいものを生み出したい。その両方のバランスを取りながらやっていますね。

──自分の強みは何だと思いますか?
【JAY'ED】
 自分にしか出せない声ですかね。ちょっと大きく出ましたけど(笑)。

──最後の質問です。この夏、1週間オフがあったらどこに行きたいですか?
【JAY'ED】
 大阪に帰ってゆっくり犬と遊びます(笑)。

(文:荘治虫)

RELEASE

CRY FOR YOU / Can't Let Go
JAY'ED
発売日:2009/07/22[シングル]
価格:\1,000(税込)
トイズファクトリー
品番:TFCC-89281
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profile

日本人の父と、ポリネシア系ニュージーランド人の母の間に生まれた、日英バイリンガル。音楽に関しては、洋邦、ジャンル、年代の分け隔てなく楽しむ素直さとキャパシティを持ちあわせる。自分にもっともしっくりくる、歌いたくなるというR&Bを基本軸に、スウィートかつエモーショナルなボーカルを持ち味にする。
2008年5月21日、シングル「Superwoman」をリリースし、メジャーデビュー。
2008年8月27日、シングル「ずっと一緒」をリリース。
2009年2月4日、シングル「最後の優しさ/SUNLIGHT」をリリース。
2009年4月29日、JUJU with JAY'EDとしてシングル「明日がくるなら」をリリース。2位を獲得。
2009年7月22日、シングル「CRY FOR YOU / Can't Let Go」をリリース。

【過去の特集】
■注目アーティスト特集
 『時代を彩る!!2009年上半期の注目アーティスト』(2009/03/04)


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