ORICON STYLE

2009年06月17日
ガーリー・ガレージバンド、SCANDALの3rdシングルは、ブルージーなロックチューン「少女S」。まっすぐな言葉で、少女たちの本音を代弁しています。女のコはカラオケで歌って、彼氏に喝!

みんなのいいところをパズルみたいに組み合わせた

──SCANDAL、どんどん腕を上げていますね。しかも、音楽の幅が広がってる。
【RINA】  ありがとうございます。やっと、少しずつだけどやれることが増えてきて、今回のシングルは自分たちができることを全部出した4曲になったかな?と思いますね。

──歌詞もサウンドも合わせて、喜怒哀楽の4曲ですよね。「少女S」は彼氏への不満で、「ナツネイロ」は切なさ、「FUTURE」(初回限定盤B・通常盤収録)が未来へのワクワク感、「SO EASY」(初回限定盤A収録)は気楽に行こうよ!って気持ち。
【HARUNA】 そうなんですよ。私たちの日々の想いを歌にしていきたいと、常に思ってるので。
【RINA】 「SO EASY」なんか4人で書いた詞をMAMIがまとめてくれたんですよ。
【MAMI】 みんなのいいところをパズルみたいに組み合わせていきました!

──その「SO EASY」は、4曲の中でもっともバンド感がありますよね。
【RINA】 だと思います。これは全員でイッキに録ったというか、一発録りしたんです。クリック(メトロノーム)もちゃんと聴いてなくて(笑)、だからこそライブ感が出たというか、自分たちのグルーヴでしかないですね。
【MAMI】 すごい楽しかった〜。

──ちなみに、メンバー中もっともお気楽キャラは誰?
【HARUNA】 TOMOMIかな?
【TOMOMI】 ・・・?
【HARUNA】 自分で意味わかってないでしょ(笑)。天然だよね。いつも元気なイメージ。
【TOMOMI】 腹立つことがあっても、お笑いを見たり寝たりしたら、すぐ忘れますね。
【MAMI】 5分で忘れるよね。

──(笑)そんなTOMOMIちゃんが「少女S」の歌詞を書いているのが面白い。
【MAMI】 音楽をやると、変わるんですよ〜。
【TOMOMI】 そうなんですかねぇ〜?


普段彼氏に言えないことを歌で伝えてほしい

──それにしても、これ、かなり渋いサウンドじゃないですか?
【TOMOMI】 イナタイ感じだよね。

──え、“イナタイ”って何?
【TOMOMI】 えっと・・・。
【HARUNA】 あまりわかってないのに、そういうこと言わないのっ(笑)。
【MAMI】 定番ロック。
【RINA】 渋カッコいいって感じ?
【TOMOMI】 勢いもあって、ミステリアスな感じに仕上がりましたね。
【RINA】 SCANDALの曲って基本的にすごく速くて、ジャンジャン叩きまくって勢いでいっちゃえ!っていう様な曲ばっかりやったけど、このテンポは、グルーヴ命やな〜と思いましたね。これをクリアできたら自分のスキルアップにもつながるし、バンドの音楽の幅も広がるし、いろんな意味でプラスになると思いました。
【TOMOMI】 私、イントロでスラップ(まるで打楽器のような音を弾き出す奏方)をしてるんですよ。もともと苦手やったんですけど、がんばって練習しましたよ。
【MAMI】 同じくイントロで、ギターは16(ビート)でジャカジャカやるんですけど、今まで全くやったことがなかったんですよ。後半は転調して16やりながら歌ってるんですけど、それも初めてやったし、初めてだらけですごく苦労しました・・・。

──歌はどうですか?
【HARUNA】 これは単純に悲しかったり怒ってる歌じゃなくて、複雑な気持ちなんですよ。でも言葉はストレートなので特にサビはチカラを入れやすかったです。あと最後の"あなたを待っている"ってフレーズがすごく大事だなと思って、そこはサビの流れのチカラじゃなくて、ちょっとだけ優しく歌ってあげるのがいいんじゃないかな?と思って、レコーディングでは何度も歌いました。

──チラッと女のコらしさをみせるところですね。
【HARUNA】 そうなんですよ。歌の主人公の女のコには彼氏がいて、もちろん好きだから付き合ったんだけど、今の彼氏は好きじゃないんですよ。だからちょっとサヨナラして、自分の好きだったその人になって戻ってきてくれたらいいな〜っていう状況?

──あるよね〜そういうの。ちょっと距離を置こう・・・みたいな。
【TOMOMI】 そうそう。もうちょっといい男になって帰ってこいよ!みたいな。「少女S」のSは、少女たちっていう複数形のSなんですよ。女のコって彼氏に対して、言いたいことをなかなか言えないことが多いと思うんですよね。でも、言えないことが一番言いたいことだったりする。だから、これを歌って彼氏に伝えてほしいな〜と思って、彼氏が傷つくような言葉をちりばめています。
【RINA】 カラオケで2回歌ったら気づいてくれるんとちゃう?
【TOMOMI】 その人を見つめながらね(笑)。実は戻ってきてほしいっていう乙女心ですからね。
【MAMI】 それで気づかなかったら、相当鈍感ですよね〜。
【HARUNA】 男子のみなさん、気づいてくださいね!

(文:三沢千晶)

RELEASE

少女S【初回限定盤A収録】
SCANDAL
発売日:2009/06/17[シングル] 価格:\1,020(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3214

少女S【初回限定盤B・通常盤収録】
SCANDAL
発売日:2009/06/17[シングル] 価格:\1,020(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3215

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少女S【通常盤】
SCANDAL
発売日:2009/06/17[シングル] 価格:\1,020(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3216

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PROFILE

HARUNA(Vo&G)、MAMI(G&Vo)、TOMOMI(B&Vo)、RINA(Dr&Vo)の4人組。
2006年8月、大阪のボーカル&ダンススクールで出会った女子高生4人で結成。
結成後間もなく、大阪城公園にある通称“城天(シロテン)”でストリートライブを始め、地元関西のライブハウスにも出演するようになる。
2008年3月、米国・シアトルで行われたJapan カルチャーFes.『Sakura-Con』に招待され、全米6大都市ツアー敢行を合わせて7千人を越える動員を記録。
2008年7月にはフランス『Japan Expo』に1万人、8月に香港の『アニコミFes.』に参加し8千人の前でライブを行い注目を浴びる。
2008年3月よりTOWERレコード限定でインディーズシングル「スペースレンジャー」「恋模様」「カゲロウ」を3ヶ月連続でリリース。
2008年8月8日、インディーズミニアルバム『YAH!YAH!YAH! HELLO SCANDAL』をリリース。
2008年10月22日、シングル「DOLL」で待望のメジャーデビュー。
2009年3月4日、シングル「SAKURAグッバイ」をリリース。
2009年6月17日、シングル「少女S」をリリース。

【関連リンク】
■シングル「DOLL」インタビュー
  『期待のガールズバンドが待望のデビュー!』(2008/10/22)

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