ORICON STYLE

2009年06月10日
新曲「恋焦がれて」は、恋する乙女の気持ちを代弁した切ないナンバー。重ねたコーラス、好きな人との微妙な距離を描いた歌詞、そのどれもが胸キュン。男女問わず、共感ポイントいっぱいのラブソングの制作秘話を聞いた。

ガールズトークのなかからネタ出し

BENI

──「恋焦がれて」は、片想いの曲ですが、片想いソングを作りたかったの?
【BENI】 最初のテーマが“距離”だったので、そこからいろいろ広げたんです。遠距離恋愛にしようかっていう話も出ていたんですけど、片想いを描きました。片想いをしたまま、友達の関係が続いていて、好きなことをなかなか告げられないって、彼との間に越えられない壁があるような感じがしますよね。そういうのって、いろんな人が経験していると思うんです。

──この2人の距離は本当に微妙ですよね。告白することで、いい関係が崩れてしまうのが怖くもあるし。でも気づいてほしいという乙女心がすごくよく表現されています。
【BENI】 藤林聖子さんとの共作なんですけど、まずはたたき台を私が書いて、2人でのガールズ・トークとか、いろいろなやり取りをしながら、ネタを出してまとめていきましたね。

──エピソードがリアルですよね。これもそんなガールズトークの成果?
【BENI】 はい。リアリティを出したくて。そのなかに出て来るワードの中にもキーワードはいっぱいあると思うんですよ。携帯とかね。恋をすると、ちょっとしたことでも気になったり、ドキドキしたりするじゃないですか。メールに絵文字が1個入いってるかいないかとかだけでも、自分に気があるのか、意識してるのかって、勘違いもあったりね(笑)。片想い中のそういうエピソードをたくさん盛り込んだんです。

どれだけ曲を切なく出来るか・・・

BENI

──相手も少しは気があるのかもしれない・・・とか、聴いていても想像が膨らみますね。
【BENI】 この男の子は気があるのかもしれないし、もしくは気づいているのかも。彼女はかなり長い間、片想いをしているんですね。季節が変わってもずっと好き・・・でも言えない。

──切ないなぁ。イントロからコーラスのハーモニーが美しくて、これまた切ない。
【BENI】 結構(コーラスは)重ねました。どれだけこの曲を切なくできるかっていう感じで作っていったんですよ。コード進行もこだわったし。テンポが早めなので、コード進行でどう盛上げて、どう展開ができるかとか、アコギで切ない雰囲気をイントロから出したりとか。だからこそ歌詞もうまくハマったし、バランス良く仕上がりました。若くても、年齢を重ねていても、こういう乙女心って、女性はいつまでもあると思うから、いろんな女性に聴いてほしい。片想いを終わらせるきっかけにもなったらいいなぁ。

──今作はカップリングでも音楽性の幅を広げていますね。
【BENI】 2曲目「CRUISE the WORLD」は初めてエレクトロサウンドに挑戦していて、クラブで流れていそうな感じ。3曲目「FOREVER 21」は、洋服屋さんのために作った曲なんですけど、“永遠に続く2人の恋”をイメージしているんですよ。「恋焦がれて」のあとに「CRUISE the WORLD」が流れるとビックリしちゃうかもしれないですけど、いろんなタイプのサウンドが楽しめる1枚なので、楽しんで聴いてほしいです。

(文:大橋美貴子)

RELEASE

恋焦がれて
BENI
発売日:2009/06/10[シングル] 価格:\1,200 (税込)
NAYUTAWAVE RECORDS 品番:UPCH-80129

PROFILE

1986年生まれ。沖縄県出身。
2008年6月11日、童子-Tのシングル「もう一度・・・feat. BENI」に参加。6位を獲得。
2008年12月10日、「もう一度・・・feat. BENI」のアンサーソングとなるシングル「もう二度と・・・」をリリース。
2009年4月8日、シングル「Kiss Kiss Kiss」をリリース。
2009年6月10日、シングル「恋焦がれて」をリリース。

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