ORICON STYLE

2009年04月30日
UNISON SQUARE GARDEN SPECIAL INTERVIEW
純粋な“ユニゾンらしさ”を表現ロックとポップの二面性をはらむ1 stアルバム
厚みのある骨太ロックがウリで、その実力は未知数。着実に実績を積み上げ、今まさに勢いに乗ろうとする新鋭3ピースバンド、UNISON SQUARE GARDENが1stフルアルバムをリリースした。「生れてから得てきたものすべて」をつめ込んだという本作は、ロックとポップの二面性をはらみつつ、純粋な自分たちのオリジナリティを全面にあふれ出させる。
それをしなければ何も始まらない(斎藤)

インディーズでの活躍を経て、これまでにライブシーンでの動員を着実に増やし、2008年7月のメジャーデビューからファン層を急拡大しているUNISON SQUARE GARDEN。その進化を続ける音楽性と世界観に注目が集まるなか、待望の1stフルアルバムをリリースした。すべての楽曲の作詞作曲を手がけるベースの田淵智也と、ボーカル&ギターの斎藤宏介は、本作が自分たちの活動のなかでどのような位置づけにあり、どのような作品にしたいと思っていたのだろうか。

【田淵】 いい曲が11曲できたので、それがひとつの作品になったらそりゃいいものができるだろう。そんな単純な思いを一番に考えて作りました。そのイメージ、原動力になっているのは、おそらく自分が生まれてから得てきたもの全て。それをこのアルバムにつめ込んでいます。
【斎藤】 UNISON SQUARE GARDENとは、という作品になっています。それをしなければ何も始まらない気がしたので、そこから制作がスタートしました。

本作で3人が奏でるのは、真骨頂である骨太のロックのほか、エレクトロポップなアレンジのダンサブルなパーティチューン、センチメンタルなミディアムナンバーなど。楽曲ごとのレンジの広がりをみせている。アルバムとしての構成にも、UNISON SQUARE GARDENのオリジナリティあふれる世界観を打ち出す。

【田淵】 これをポップだと言い張ってやっている我々の音楽を聴いてほしい。最初から最後まで、何度も聞けるアルバムです。
【斎藤】 3人の自分大好きさを聴いてください(笑)。楽曲は何であれ、自分たちに嘘をつかない音楽を作ることを今後も大事にしたいです。

音楽は自由、だから楽しい(田淵)
 

「センチメンタルピリオド」のPV撮影のペンキが、なかなか落ちない。パンツに至ってはまだ落ちてない。でも使っています。(田淵)
新年をまたいで禁酒しました。忘年会と新年会をウーロン茶で過ごしました・・・(斎藤)

これまでにシングル3作をリリースしている彼ら。本作は、メジャー作品としては1作目のフルアルバムになり、そこには、第1期の“ユニゾンサウンド”を作り上げるための新たな挑戦があった。

【田淵】 2本目のギターを入れてみたんです。むやみに入れすぎると、3ピースの現実味が薄れるので気をつけたいところですが。でも、プラスアルファを入れて成り立つという曲も、今後出てくるかも知れません。
【斎藤】 新しい挑戦はたくさんあります。こだわりだせばキリがないですね。僕らの信じる音楽が、日本のミュージックシーンにどれだけ響くかも挑戦です。

そんな試みがつめ込まれた本作は、緻密だけどスピード感があり攻撃的なサウンドと、どこか懐かしさのあるメロディックなナンバーが混ざり合い、ロックとポップの二面性をもつ作品に仕上がっている。完成した作品を聴いてふたりが感じたこととは・・・。

【田淵】 いい作品。でもまだできる。どれだけ純粋なUNISON SQUARE GARDENが表現できるかを大事にしました。
【斎藤】 ユニゾンっぽい!ってことですね。“UNISON SQUARE GARDENらしさ”をいつも考えていましたから。あと、エンジニアもまた表現者なんだと知りました。

今まさに音楽シーンに旋風を巻き起こそうとしている彼ら。アーティストとして輝き続けるために必要なこととは?との問いには「自分が一番楽しむこと」(田淵)「逃げないこと」(斎藤)と気負わずにサラリと答える。最後に、UNISON SQUARE GARDENと今回初めて出会った人へ、聴いてもらいたいポイントを!

【田淵】 音楽は自由であり。ポップも、ロックもまた自由だ。だから楽しい。そうでなければ楽しくない。
【斎藤】 僕らが僕らの曲を心底愛していること。ロックバンドは楽しい。

RELEASE

UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN
発売日:2009/04/15[アルバム]
価格:\2,500 (税込) トイズファクトリー
品番:TFCC-86296
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PROFILE

斎藤宏介(ボーカル/ギター)、田淵智也(ベース)、鈴木貴雄(ドラム)による3ピースバンド。透明感に溢れながらも個性的なトゲを持つボーカルとキャッチーなメロディーラインが共鳴する新鋭バンド。
2008年7月23日、シングル「センチメンタルピリオド」をリリースし、メジャーデビュー。
2009年1月28日、2ndシングル「マスターボリューム」をリリース。
2009年4月15日、1stフルアルバム『UNISON SQUARE GARDEN』をリリース。

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