ORICON STYLE

2009年03月11日

 Aqua Timezが3rdアルバム『うたい去りし花』をリリース!ヒットシングル「虹」「夏のかけら」「Velonica」「STAY GOLD」を含む濃密で強力なロックアルバムだ。この新作について、そしてツアーについて語ってもらった。

すごく自然な状態でレコーディングができました

──1年4ヵ月ぶりとなる3枚目のアルバム『うたい去りし花』。約70分間にわたって濃密で力強い世界が展開しますね。
【太志】 自分達の最低条件として、やっぱり前作は越えたいっていうのがあったんですよ。それを目指して制作していて、まあ苦しい時期もあったんですけど、でも今になってみれば全部笑えるっていう感じですかね。納得のいくアルバムに仕上がりました。
【OKP‐STAR】 前作の『ダレカの地上絵』よりも音数とか、そういう面ではスッキリしてると思うんですよ。でも濃密な印象を与えることができたっていうことは、つまり知らないうちにバンドに力がついてきたのかなって思います。みんなが1つひとつの音にこだわって楽器を鳴らして、その結果が、このアルバムの強さに繋がってるんだと思います。
【大介】 昨年の7月ぐらいから、この『うたい去りし花』に向けての本格的なレコーディングを始めたんですけど。制作しているあいだに夏フェスや学園祭ライブがあったんですね。レコーディングをしてライブをやって、またレコーディングをしてライブをやって、みたいな周期が、すごくいい作用をしたっていうか。ライブでのバンドの一体感みたいなものを、うまくアルバムに詰め込むことができました。

【mayuko】 これまでよりも、いい意味で力を抜いて作った感覚があって。イメージにとらわれることなく、この5人がやりたいように自然に作っていったんですよ。今から思うと、これまでは“Aqua Timezは、こういう音楽もやるんだよ”ということを伝えたい気持ちが強すぎるあまり、ちょっと肩に力が入っていたかなと。
【TASSHI】 ちょっと気合が入り過ぎたというか、ちょっと頭でっかちになってたっていうか。でも今回のアルバムは、すごく自然な状態でレコーディングできました。アレンジや細かいフレーズなんかも決めこまないままスタジオに入って、そこで出てくるものを重視したりもしましたし。だから、ある意味では、ものすごくシンプルなアルバムだと思うんです。でも“濃いですね”とか“計算し尽くされてますね”とか言って下さる方が多くて。ということは、やっぱ成長できたっていうことなんでしょうね。


──歌詞も、これまで以上に濃密で深い。研ぎ澄まされている上に、いつも以上に言葉数が多いような。
【太志】 多いですね。めちゃめちゃ詰まっています。ちゃんと覚えられるのかなって自分でも心配になるくらい(笑)。

──しかも何曲かで言葉や表現が交錯していたり。
【太志】 繋がってたり。

自分の中から自然に出てくるものを描こうと思った

──コンセプチュアルに書いていったんですか?
【太志】 いや、そういうわけではないけど。とにかく自分の中から自然に出てくるものを描こうと思ったんですよ。自分が本当に言いたいことを言ってるだけっていうか。だから言葉が重なるんでしょうね。


──強く生きる。生き続ける。それでも愛する。というようなテーマが感じられました。
【太志】 うん。そう。明日も明後日も苦悩することはわかってるんだけど・・・それでも生きる。そういう結論しかないんだっていうか。生きていくっていうことは決して素晴らしいことばっかりが起こるわけじゃない、ということが、この年齢になるとわかってくるじゃないですか。でも、それでも素晴らしく生きたいっていう気持ちもあるんですよね。そのへんを描いてるのかな。


──いろいろなことを知ったり経験したりして嘆いていつつも、でも同時にピュアな部分が前面に出てる曲もあって。
【太志】 人間ってピュアな部分を捨てられないんだと思います。捨てられれば楽になるんだろうけど・・・。純粋さを捨て切れないから、もがいてる。でも、それは悪いことじゃないと思う。


──さて。3月20日からは全国ツアー『Aqua Timez still connected tour '09』がスタート。ライブの影響を受けて作ったアルバムを、そのライブで解き放つわけですね。

【太志】 これまでで最多の26公演。どの場所も特別な思い出にしたいですね。
【TASSHI】 いつも言ってるんですけど、ツアーをやって、みんなの前で新しい曲を披露して、そこで初めてアルバムっていうものが完成するような気がするんです。楽しみですね。
【mayuko】 前回のツアーよりも成長した姿を見てもらえるように、がんばりたいと思います。
【大介】 初めて行く場所もけっこうあるんですよ。岡山とか盛岡とか静岡とか山梨とか。とにかく見て下さる方にとっての大切な思い出になるようなライブをしたいですね。
【OKP‐STAR】 僕の地元の、いわき芸術文化交流館アリオスでもやるんで、ちょっと緊張しますね。前に福島でやったときはライブハウスだったんですけど、でも今回は大ホールってことで実は心配してます(笑)。福島の皆さん、ぜひ観にきて下さい!

(文:大野貴史)

RELEASE

うたい去りし花【初回生産限定盤】
Aqua Timez
2009/03/04[シングル] 価格:\2,500(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3158

うたい去りし花【通常盤】
Aqua Timez
2009/03/04[シングル] 価格:\3,059(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3159

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STAY GOLD【完全生産限定盤】
Aqua Timez
2009/03/04[シングル] 価格:\1,200(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3165/6

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PROFILE

太志(Vo)、大介(G)、OKP-STAR(B)、mayuko(Key)、TASSHI(Dr)の5人組。
2003年に結成し、東京を中心にライブ活動を行う。
2005年8月24日、1stミニアルバム『空いっぱいに奏でる祈り』をリリース。同アルバム収録曲「等身大のラブソング」に注目が集まり、発売から約半年後、1位を獲得する。
2006年4月5日、ミニアルバム『七色の落書き』をリリース。
2006年12月6日、アルバム『風をあつめて』をリリース
2007年11月21日、アルバム『ダレカの地上絵』をリリース。
2008年5月8日、シングル「虹」をリリース。
2008年10月1日、シングル「夏のかけら」をリリース。
2009年1月14日、シングル「Velonica」をリリース。
2009年3月4日、シングル「STAY GOLD」をリリース。
2009年3月11日、、アルバム『うたい去りし花』をリリース。

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