ORICON STYLE

2008年12月24日
よりいい作品になるよう、曲間までこだわりました

――ついに1stアルバムが完成しましたね。
【千紗】 喜びが隠せないくらい、本当に最高の気分です。私たちが9月から作り上げてきたものが、全部詰まっている。今でしか聴けないGIRL NEXT DOORの旬なサウンドができたなって思って満足ですね。

――しかも、そこには様々なタイプの楽曲が収録されていますよね。この14曲は、どのようにして決まったんですか?
【鈴木】 全体の流れを何パターンか考えて決めていきました。例えば13曲目の「NEXT DOOR」から14曲目の「偶然の確率」への流れにしても、もともと1stシングルのミュージックビデオには、このバージョンで収録されていた。つまりそのときから、もうアルバムを想定して作っていたんです。だから、アルバムを作るに当たっても、新曲を含めて流れを一番気にしたし、よりいい作品になるよう、曲間まで、かなりこだわりましたね。

――なるほど。確かに2曲がつながっている部分があったり、逆にインタールードがあったりと、様々な工夫がされていますもんね。
【井上】 はい。例えば「ESCAPE」の前にはインストゥルメンタルの「Day's...」っていう曲が入っているんですけど、実は、その中に「ESCAPE」のボーカルメロディーが入ってたりするんですよ。プロローグ的に匂わせている感じ。だから、その2曲は、ぜひぜひ続けて聴いて欲しいですね。
【鈴木】 「Day's...」「NEXT DOOR」っていうインストゥルメンタルは、そのあとの曲の世界観を、より広げるために存在しているんですよ。「NEXT DOOR」のあとに「偶然の確率」を聴くのと、「偶然の確率」だけ聴くのとでは大きな違いがありますから。インストゥルメンタルも、ちゃんと意味のある曲として入れてあるので、そこも飛ばさないでもらいたいです。

アルバムには、“次の扉”を開けるという想いを込めました

――クリスマスイブにリリースということで、「Winter Game」「WINTER MIRAGE」「Winter Garden」と冬の楽曲もタップリですね。
【鈴木】 冬の3部作になっています。しかも、その1曲1曲が、アルバムの中で章立て的な役割を果たしている。「Winter Game」で勢いのあるパートが始まり、「WINTER MIRAGE」でせつないパートが始まり、「Winter Garden」からは、また盛り上がっていくという感じになっています。

――「WINTER MIRAGE」は、とてもステキなバラード。すごい味わいのある楽曲に仕上がっていますよね。
【千紗】 この楽曲がなかったら、アルバムの色が少し変わっていたんじゃないかと思うので、自分たちでも絶賛しています(笑)。ストリングスも生演奏で録音しているので、深みがありますし。

――生弦も素晴らしいんですが、井上さんの持ち味が見事に出たギターも素晴らしいです。
【井上】 これは、かなり泣いていますね。自分でも、“何がそんなに悲しいんだろう?”って思うくらい号泣していますから(笑)。でも、泣きのギターが得意って言っているため、良いものが録れて本当によかったなと思っています。ギターソロに関しては、僕はいつもボーカリストくらいの気持ちで弾いている。だから、そこから楽曲がまた盛り上がったり、エンディングに向かって、ちょっと楽曲の風景が変わったように感じてもらえたら嬉しいですね。

――「WINTER MIRAGE」もそうですけど、ボーカルも1曲1曲、とても感情が込められている。千紗ちゃんにとっては、デビューから今日までは怒涛の日々だったと思いますが、自分の変化や成長は感じますか?
【千紗】 デビュー前はレコーディングのたびにすごく緊張してたんですけど、いつの間にかリラックスしてレコーディングができるようになっていたんですよ。自分の好きな曲を思う存分歌えるんだって楽しめるように変わった。そのせいか余計なことは考えず、楽曲のストーリーに入り込むことができたので、より私の素直な気持ちを表現できていると思います。そんな自分に気づいたときは嬉しかったし、そこは、ちょっと自分でも成長できた部分かなって思っていますね。
【鈴木】 ただ、自分たちとしては、このアルバムを第1章の締めくくりとは捉えていないんですよ。むしろ、シングルはプレデビューで、ここからが本当のスタートだと思っている。そういう意味もあって、タイトルを『GIRL NEXT DOOR』にしたんです。
【千紗】 デビューから今までやってきたことを踏まえ、私たちは、また“次の扉”を開ける。このアルバムには、そういう想いが込められているんです。だから、これを聴いて楽しんでもらいつつ私たちをもっと知っていただけらと思います。来年のGIRL NEXT DOORにも期待していてもらいたいですね。

(文:高橋栄理子)
RELEASE
GIRL NEXT DOOR【CD+DVD】

GIRL NEXT DOOR【CD+DVD】
GIRL NEXT DOOR
発売日:2008/12/24[アルバム]価格:\3,800(税込)
エイベックス・トラックス 品番:AVCD-23726/B
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GIRL NEXT DOOR【CDのみ】

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GIRL NEXT DOOR
発売日:2008/12/24[アルバム]価格:\3,000(税込)
エイベックス・トラックス 品番:AVCD-23727br> CDを購入する(Amazon)

PROFILE

千紗(Vo)、鈴木大輔(key)、井上裕治(G)の3人組。
関西を中心にダンス活動をしていた千紗は、上京後にはダンス、ボーカル、演技などのレッスンを重ね、CMや映画・ミュージカルなどで経験を積んでゆく。鈴木大輔は、2002年8月day after tomorrowのキーボーディストとしてデビューし、現在は多くのアーティストへの楽曲提供と精力的な作家活動を行う。井上裕治は、サポートギタリストとしてプロになった後、自身のグループでメジャーデビューするが1年で解散。スタジオ、サポートギタリストを続けつつ、本格的に作曲活動に力を入れ始め、数々のプロジェクト、サポートに入りつつ現在にいたる。
2008年9月3日、シングル「偶然の確率」でメジャーデビュー。初登場3位を記録。
2008年10月8日、シングル「Drive away/幸福の条件」をリリース。
2008年11月19日、シングル「情熱の代償/ESCAPE」をリリース。
2008年12月24日、アルバム『GIRL NEXT DOOR』をリリース。