ORICON STYLE

2008年11月19日
音楽的にも気持ち的にも、すごく充実した2年間

――ニューアルバム『Life size』は非常にエンターテイメント性の強い仕上がりですね。笑えるし泣けるし感動できる!
【永田】 ありがとうございます。自分たちとしても“ザ・ルーズドッグス劇場”みたいな感覚でいるんですよ。前作『SHOW-KA』からの2年間っていうのは、とにかく挑戦とステップアップっていうことを頭に置いて活動してきたんですけど。その過程と結果が詰め込まれたアルバムになりました。
【古市】 この2年間で音楽的にも気持ち的にも、すごく充実したっていうか。アレンジャーの渡辺善太郎さんと一緒に仕事をさせて頂くなかで“音楽を作るっていうのは、こういうことなのか!”みたいな新たな発見があったりもしました。例えば、ただ音を足していくだけじゃなくて削るところは削る、ということを学んだり。
【高橋】 そういうアレンジャーさん達と一緒にやることで、なんとなく聴き手の目線っていうものがバンドに備わった気がするんですよ。だから聴きやすさもアップしていて。そういう意味では“聴き手に優しいアルバム”と言ってもいいかも。
【前田】 前作よりも、さらにバラエティに富んでますよね。ラップっていうスタイルを取り入れたり、それからダンスミュージックっぽいことをやったり、かと思えばフォークがあったり。そういった変化や新しい要素を楽しみながら作ることができました。
【永田】 音楽との付き合い方に余裕が出てきたっていうことなんでしょうね。ちゃんと音とキャッチボールできるようなったって言うか。こんなボールを投げれば、こういった結果が投げ返されてくる、みたいなことを楽しめるようになったんですよ。以前は、こっちから一方的に千本ノックをしてるような関係性だったんですけど(笑)。

大切な人について歌った等身大のアルバム

――なるほど(笑)。その余裕がバラエティ豊かな内容に繋がっているんですね。では、それぞれのオススメ曲を教えて下さい。
【古市】 僕は「心じること」ですね。一平が作詞・作曲したんですけど、ちょっと懐かしい雰囲気のメロディーも、それから歌詞も、すごくいいんですよ。特にサビの部分が大好きで・・・あれ?どんなサビだっけ?
【前田】 おい!そこはスムーズに語らないと嘘っぽくなっちゃうでしょ(笑)。
【古市】 あ、思い出した(笑)。サビの<疑うことも 信じることも 同じくらい辛いことです ならば心じてみよう 深く 深く>っていうフレーズ。本当に大好きなんです。
【永田】 じゃあ僕は自分が作った「GO MY WAY」をオススメさせて頂きます。とにかく言いたかったことは“我が道を行け!”っていうこと。それだけです。最初のデモは、この完成形よりもハードでヘヴィな感じだったんですよ。でもコーラスやアコギやシンセを足して、より広がりのある感じに仕上げました。
【高橋】 最後に入ってる「雨のち虹色(Life size Version)」にも注目してもらえるとうれしいです。こっちのバージョンでは、“えちうら”の長柄琢磨くんと、“せきずい”の丸山剛くんがボーカルで参加してくれています。この曲には“人はひとりで生きてるわけじゃなくて誰かに支えられてるんだよ”っていうテーマがあるんですけど、それをいつも一緒にライブをやったりする同志といってもいい2人とやれたので感慨深いものがありますね。
【前田】 昭和の匂いがする「アパート」もオススメです。もろにフォークソングなんで笑えるかもしれないけど、でも実はシリアスなメッセージを込めてて。“悪気もなければ 愛想もない 出会いもなければ 別れもない”っていうフレーズなんかはアパートの人間関係を言いつつ、でも現代の世の中にも当てはまるっていうか。
【永田】 ないんですよね、ほんとに。出会いが・・・。
【前田】 いやいや、そんなしみじみいわれても(笑)。
【永田】 出会いてえなぁ・・・。

――そんなつぶやきでインタビューが終わるのも困ります(笑)。責任をとって最後、永田さんが締めて下さい!
【永田】 わかりました(笑)。ザ・ルーズドッグスの曲は、どれも自分の手が届く範囲のことを歌っているんですよ。世界を平和にするんだ、みたいな大それたことではなくて。大切な人に隣にいてほしい、とか。大切な人と離れて切ない、とか。大切な人にがんばってもらいたい、とか。身近で等身大の歌ばっかり。そういう意味でアルバムタイトルを『Life size』にしたんです。そんな“ザ・ルーズドッグス劇場”を、ぜひ楽しんで下さい!

(文:大野貴史)

RELEASE
Life size【CD+DVD】

Life size【CD+DVD】
ザ・ルーズドッグス
発売日:2008/11/19[アルバム]価格:\3,300(税込)
JUNK MUSEUM 品番:CTCR-80058/B

Life size【CDのみ】初回生産限定盤ジャケット写真

Life size【CDのみ】
ザ・ルーズドッグス
発売日:2008/11/19[アルバム]価格:\2,800(税込)
JUNK MUSEUM 品番:CTCR-80059

CDを購入する(Amazon)
Life size【CDのみ】通常盤ジャケット写真
PROFILE

前田一平(G&Vo)、永田武(G&Vo)、古市宏樹(B&Vo)、高橋健志(Dr&Vo)の4人組。
2001年3月、ザ・ルーズドッグスを結成。
2001年4月27日京都バックビートにて初ライブを行う。
その後、tearbridge recordsよりシングル5枚とアルバム1枚をリリース。
2005年8月3日、シングル「ラジオガール」でJUNK MUSEUMよりメジャーデビュー。
2006年10月18日、アルバム『SHOW-KA』をリリース。
2007年6月6日、シングル「夜になれば」をリリース。
2007年8月29日、シングル「奏愛〜かなであい〜/Mr.ミラクルマン」をリリース。
2008年3月5日、シングル「ONE DAY」をリリース。
2008年6月4日、シングル「雨のち虹色」をリリース。
2008年11月19日、アルバム『Life size』をリリース。

過去の特集

■イケメンガレッジ Vol.15 相葉弘樹インタビュー
 『優しい笑顔の裏には熱い想いが・・・かけがえのない存在とは?!』

石野卓球プロデュースでテクノに初挑戦