ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックインタビュー&コメント
2008年05月21日
松浦亜弥 Special Interview
夏ファッションから○○まで あややが今注目しているものは!?
“好き”という気持ちだけでできる絆って、すごい!
松浦亜弥の写真

――まず、「きずな」を歌うことになったときの感想を聞かせてください。
【松浦】 正直、もう少し年を取ってから歌いたかったかな?と思ったんですよ。なぜかというと、“あなたか生まれてきたことにありがとう”という歌なので、子どもを産んだ経験のない私にとっては、説得力がないような気がしたんです。でも、ウチの母が以前、「私が大人にならなくちゃいけないなと思ったのは、アナタを身ごもったとき」と言っていて、それが印象に残っていたんですよ。「自分じゃなくて守るものができたときに、大人の境目っていうところがあるのかもしれないって思った」って。だから私は、この歌を“言われている側”として歌おうと思ったんですよ。“生まれてきてくれてありがとう”って言われたらうれしいし、勇気をくれる言葉ですよね。

――“きずな”という部分では、共感するモノは大きいんじゃないですか?
【松浦】 そうですね。歌詞の始めに“目には見えないものが、見えるものよりも大切”といった言葉があって、歌いながらいつも“そうだな”って思うんですよ。

――そういうモノをふと感じたときって、温かい気持ちになりますよね。
【松浦】 小さい頃、お父さんやお母さんが私のためを思って怒ってくれたっていう、見えない愛情だったり絆が大事だったんだな・・・って、思えるようになりましたね。

――ファンのかたとの間の絆もありますよね。
【松浦】 実は私、そこの絆が一番強いものだと思うんですよ。家族とか友だちもそうですし、スタッフさんもそうですけど、その絆はもちろんわかるんです。特にスタッフさんとは納得がいくまで話しますからね。でもファンのかたは私の歌を聴いたり、直接お会いできるのはライブだけだったりしても“好き”って言ってくれるんです。“好き”って気持ちだけでできる絆って、すごいなって思うし、そういう絆が私にはいっぱいあるんだなってことは、すごくシアワセなことだと思います。

自分の言葉として歌えることが楽しい

――亜弥ちゃんは昔から年齢を問わない歌も歌ってきましたよね。その積み重ねが、今こういった歌を歌える包容力につながったのではないかと思ったのですが。
【松浦】 私、ここ1〜2年で以前にも増して、すごく歌うのが楽しくなってきたんです。デビュー当時も楽しんでいたと思うんですけど、もっと楽しいんですよ。でも14〜15才の頃って、恋や友情をテーマにした歌でも自分が経験してない歌を歌うことが多かったんですよね。想像したり妄想したり(笑)、自分の中で映画を作るように歌っていた気がするんです。それが今デビュー8年目を迎えて、出会いも別れも少しだけ経験して、“この気持ちわかるな”って、自分の言葉で歌を歌えるようになったんですよ。それはやっぱり気持ちの入りかたが全然違いますね。だから声も自然と出るようになりましたし、最近はすごく楽しんで歌えていますね。

――5月24日からは、ツアーが始まりますね。
【松浦】 ステージに立ったらこっちのもんですからね!思いっきり弾けたいですね。今回、ファイナルが地元の姫路市文化センターなんですけど、私が初めて芸能人を観に行ったのがそのホールだったんです。吉本新喜劇なんですけどね。

――音楽じゃないんだ(笑)!
【松浦】 (笑)。でも、自分が初めて観に行った同じステージに立てるのがすごくうれしくて。楽しみですね。秋には竹内まりやさんの楽曲で構成されるミュージカルにも出るので、今から張り切っています。こちらも楽しみにしていてくださいね。

(文:三沢千晶)
(写真:鈴木健太)
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